2016年2月14日に開催された英国アカデミー賞授賞式で、ケイト・ウィンスレット（40）が『Steve Jobs（原題）』で女優助演女優賞を獲得しました。
子供時代には肥満体型が原因でイジメられたというケイトは、着実に出演を重ね、20代で超大作『タイタニック』の望まぬ婚約をするも豪華客船で出会った貧しい青年と恋に落ちるローズ役で大ブレイク。その後も続々と素晴らしい作品に出演し、アカデミー賞を含む栄えある賞をいくつも受賞しています。
体型問題は彼女のニュースにセットになることが多く、そのせいで彼女は長らく戦うことに。『タイタニック』では凍てつく海の中で2人が救助を待つシーンでジャックは浮流していた船の残骸にローズを乗せ、素晴らしい人生を送ってほしいと訴え息絶えてしまい、世界中のレオナルド・ディカプリオファンから『デブなんだから凍えない！デブが沈めばよかった』のような暴言まで吐かれました。
今回助演女優賞を受賞し、世の女性達に向けて「私が若かった頃、14歳の頃だったわ。演劇の先生に言われたの。“太った役で我慢できるなら、そこそこ（女優として）うまく行くかも”って。ほら！今の私をごらんなさい！先生、友達、そして親にコキおろされている若いお嬢さん達、そんなのは聞いちゃダメ。私は一切聞かなかったわ。前進あるのみだった。不安を克服して、自信の無さを乗り越えたの。だから皆にも前進してほしい。自分のことを信じるのよ！」と語っています。
ただ今月『タイタニック』の悲しい終わりに対して、『ジミー・キンメル・ライブ！』に出演しホストに「ある意味、君はジャックを凍死させちゃったんだよね？」と聞かれ、「ジャックもあのドア（船の残骸）に乗れたのにって思うの。」とローズはジャックを救えたのにと同調したコメントをし、ホストとオーディエンスを笑わせました。
過去にはタイタニック人気か、あのドアの下にローズの着たライフジャケットを入れさらに浮かせれば2人は氷の地でも完全に浮いて乗れていたという科学的な実験も実際に立証されています。
そんなはきはき言葉を発するケイトは私生活では3度の結婚歴があり、それぞれ父親の違う3人の子を現在の夫と育てているケイト・ウィンスレット。子供には自宅ではパソコンの使用を許可していないそうで、「子供達はコンピュータを持っていないの。私の家では（ネットは）しないの。子供達がそういうモノに触れる際は、少々注意が必要なのよ。だって、子供達はパソコンに依存してしまう可能性がある。みんな依存状態だもの。」と語っています。
ただ長女は15歳。次男も大きくなっており「みんな持っているのに」と主張することもあるそうで、そんな時ケイトは「木登りでもしてたら」とハネつけるものの子供たちを納得させるのは難しいのだとか。
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