ブリタニー・マーフィ（Brittany Murphy、1977年11月10日 - 2009年12月20日）32歳で死去。
あれから7年...
死因は「毒性のカビによるもの」とされたブリタニーの死後5ヶ月後の2010年5月、夫で脚本家だったサイモン・モンジャック氏も、39歳で肺炎で亡くなっていることから自然死だと言われても納得できずにいたブリタニーの父アンジェロ・ベルトロッティ（Angelo Bertolotti）氏は、疎遠だったブリタニーの毛髪や血液、細胞組織といったサンプルを入手。
2013年毒物反応検査を依頼したところ、鼠駆除に使われる重金属が、ブリタニーの毛髪から検出。再検査でも検出。
この結果を総合的に判断し、検査を行った研究所は夫妻が何者かに殺害された可能性をも示唆したともいわれていますが母シャロン･マーフィさんがその可能性を真っ向から否定。
2014年9月にはブリタニーを描いたTV映画『The Brittany Murphy Story（原題）』が米Lifetimeで放送されました。主演は、『グレイズ・アナトミー』など数多くのTVシリーズで活躍するアマンダ・フラー。
シンシティのインタビューでブリタニーはこんな言葉を残しています。
「ジョン・レノンが『遠くへ行けば行くほど、知ることはすくなくなる』というフレーズを残しているんだけど、これはつまり「外に探しに行くのではなく、答えは自分の中にある」という意味なの。わたしはジョン・レノンがすごく大好きだから、この言葉を信じているのよ。人が完璧な幸せを同時に得ることはできないということ。すばらしい恋人やキャリアがあったとしても、わたしの場合は母がここ数年乳がんを患っていることが心配事としてあるの。そういった面を考えると、すべて完璧に幸せというわけにはいかないわね。でも、すべてはわたしの中にあると思うわ。」
ビートルズの「The Inner Light （内なる光）」、ジョン・レノンの「God」にも出てくるフレーズで「知れば知った分だけ、わからなくなっていく」という詞は老子からの引用、とCD盤のライナーに記述されています。
The farther one travels
The less one knows
The less one really knows
遠くへ行けば行くほど
知ることはすくなくなる（知識は無意味になっていく）
真理は曖昧になっていく
（学問や旅行で知識を得たと思っていても、真の知は内側にある。答えは内側にある。）
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