サルマ・ハエック 過去に一時メキシコから不法移民であったことを告白 | Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *

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オードリーをはじめとするハリウッドセレブからダイアナ妃やグレース・ケリーなどの各国 王室・王族も。

ファッション界の大物実業家フランソワ・ピノー氏と結婚し、子育ての傍ら、上流社会の人々と常に接していますが、メキシコが生んだ最も輝かしい功績を誇るといわれる女優サルマ・ハエック(44)。

Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-サルマ・ハエック ヴァレンティノ
サルマ自身も父親は石油会社の重役、母親はオペラ歌手というメキシコの裕福な家庭で生まれ育ちます。大学を卒業するとすぐに女優デビューし、その後2年でLAに渡りました。ニューオーリンズから1991年にロサンゼルスに引っ越したサルマ・ハエックが英語に四苦八苦では仕事に恵まれず、ようやくヒスパニック系映画監督、ロバート・ロドリゲス氏による『デスペラード』でアントニオ・バンデラスの相手役を演じ、ハリウッド女優として開花しました。そんなサルマはスペインの『V』誌に「不法移民としてアメリカに滞在していたの。とても短い時期だったけど、不法だったことに変わりはないわ」と不法移民だった時期があったことを告白しました。

同誌の今回の特集記事のタイトルは、“A Woman’s Weapons”。ここでハエックは “女性の武器” をいかに正しく使い、自分を高め、道を切り開いて生きて来たか、苦労続きであった過去を語っています。


サルマは現在はアメリカの市民権を取得していますが、「ハリウッドに来てからしばらくは、人生最悪の日々が続いたわ。ひどい人種差別に耐えなければならなかった。ハリウッドのアメリカ人監督たちは、メキシコ人女性が主役を演じるなんて考えさえも及ばないという感じだったわ。今ではハリウッドも成長して、ラテン系も少しずつ受け入れられるようになったけどね。アメリカには4,000万人ものラテン系民族がいるのよ。わたしたちの人種のために門戸を開く、最初の世代の1人になれたことをとても光栄に感じるけど、わたしだけの力じゃない。ジェニファー・ロペスやリッキー・マーティンなど、いいタイミングでみんなが力を合わせたの。私がハリウッド映画で主役を貰うと知った時、アメリカ人監督やプロデューサーは、一様に信じられないって顔をしたのよ。」


Time Tested Beauty Tips * Audrey Hepburn Forever *-サルマ・ハエック ヴァレンティノ

サルマ・ハエック、ビバリーヒルズで母ディアナさん、娘ヴァレンティナちゃんと。



自分をラッキーだと語る一方で、今年の春、アリゾナ州で議決された移民新法 “SB1070” 以来、多くの州が不法移民労働者の取り締まりを強化し、新法を打ち立てていることにハエックは強い苛立ちを示しました。

彼女の渡米は1990年の時。確かに米国が陸軍兵士を国境沿いに網羅させ、赤外線装置やヘリコプターを飛ばすなど、国境警備を徹底させたのはその後のことであります。