週末レポート② エンクロージャーを作る | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

週末レポート② エンクロージャーを作る

日曜。4時50分起床。犬と散歩に行きまして、いろいと朝のお勤めを終えまして、さておもむろに昨日のエンクロジャーの組立の続きにとりかかります。 結局、マークオーディオのユニットはかちっとはまらないかったけれど、(いや良く考えれば当たり前なんですが)、もともとのフォステクスを付ければ解決するなあと考えれば気楽になってしまって、マークオーディオのエンクロージャーは、これからまた、どんどん出てくるだろうから、少し待って、いいやつを探しましょということで落ち着きました。

 

ということで、9時過ぎにはエンクロジャーを組み上げて、、もともとのフォステクスのM800ユニットを装着します。

まあ、よく見ると、ちょっと情けない仕上げなんでありますが、あたし的にはこれぐらいかなと、しかし、まあ、こういう工作には自分のがさつな性格がよくでるなあと、また苦笑であります(笑)。

 

さて、そしたら、これからしばらく組みあがりました、この生乾きのスピーカーを乾燥いたします。ということで、乾燥させる時間、自転車のお稽古に出かけます。

 

いやあ、今回帰りしな、、タイヤがバーストとしまして、いや、本当に、坂道をくだっていたら、ば~んと破裂音がして、何事か!?と愛機の状態を確認した、後輪がパンク、、、こういうこともあろうかと、いつも実走には、交換用のチューブと工具、携帯用の空気入れを携帯しておりますから、近くの中学校に移動しまして、20分ほどで交換完了。なんとかお昼前に帰宅することができました。ということで、なんだか早朝からいろんな作業をやりました(笑)。

 

んでもって、お昼をいただきしてから、いよいよ音出しをはじめます。

 

とりあえずはラックスマンのプリメインでMバードでいろいろな音楽を流していきます。ん~これなかなかいいですわ、、

 

低域も思ったより出る、、中高域も十分伸びて、ダブルユニットなのでエネルギーも結構豊かであります。

 

あれれ、これもしかしたら、マークオーディオ単体ユニットよりもいいかもと、、鳴らしこんでいきます。

 

夕方までこの状態で鳴らし、結構いい音になってきた。さてそれでは、いよいよ当初の目的であるAMP-KUMAMOTOで鳴らしてみることにしました。デノンのCDPももってきて、簡易接続して、、しばらく音出し、、

 

 

夜ごはんをいただきまして、また聞いていきます。CDでエンリコ・ピアラネンツィのピアノトリオをならします。

 

ああ、いい感じです、、アンプがあったまってきたのか、ユニットの鳴らしこみがすすんだのか、ちょっと音がしっとりしてきました。

 

こりゃ、悪くないですね、いや、こりゃ、数日鳴らしこめば化けるかも、、という予感、、

 

マークオーディオもいいけど、日本代表ファステクスのユニットも負けてないですねえ、、このまま鳴らしこんでどう変わるか、楽しみ楽しみ、、

 

さて、昨日組み立てながら、志ん朝師匠の艶っぽい噺をいろいろ聞いて面白かったなんて書きました。で、今朝、ラジオを聞いていたら、考古学者の人が話をされていて、江戸時代の人の骨を研究しているそうで、こんなことを言ってました。お寺とかお墓に埋葬された当時の人骨を調べていくと、何しろ子どもの骨と黒ずんだ骨が多いらしいです。江戸時代は感染症とかで子どもたちが簡単になくなって、無事に大人になっても平均寿命は30~40歳と短命だったのですね。それと、黒ずんだ骨っていうのは、いわゆる性病にかかった人のなれの果てとのこと。吉原とかそういうあそびが普通だったので、その種の感染症にかかってなくなる人も数知れずということだったという説明。

 

江戸の人の人生はせいぜい40年、、どうせいつかは死んじまうんだから たのしく、わらって、おもしろく生きて、ぽっと消えちまいましょうみたいな、死生観というか、そういうのが、江戸落語のおかしい噺の裏側にあったんぢゃないかなんて、スピーカーのエージングをしながら愚考しているうちに日曜も終わってしまいます、、