音と演奏のバランス | オーディオコアのコアなブログ

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古いモノなので仕方ないが、録音がイマイチなレコードと古くても録音が良いピアノジャズのレコード、

ダイヤモンドカンチレバーのAKIKOならどう再生してくれるか、ちょっと期待していた事です。


左1960年録音のウィントンケリー・全体的にバランスが良い、

右1956年録音の秋吉敏子・音場が狭く音も悪い


AKIKOだと、左盤は空間もエネルギーも良く出て1960年録音というのが信じられないくらい。


右盤は全体的にひっこんでいてやはりダメ、でもマイクが近いアルトサックスだけ良くて謎。

ジャズピアニストとしての作品なのに他のミュージシャンが立つ場面も多く当時のアジア人軽視を疑ってしまうのは考え過ぎか…?


たった4年の録音時の違いというより録音技師の腕の違いかも、録音の悪いのはAKIKOを持ってしてもやはり限界があります。


音としてではなく演奏として楽しむ音楽鑑賞と、音と演奏がバランスよく兼ね合って楽しめるのがオーディオか、音が良くないと気になっちゃってせっかくの演奏も面白くないなぁ。。。


その両方が深く見えない再生をさせてきた従来のカートリッジならいいかというと、それ自体が古臭くなってしまってもう戻れず、これはいいんだか悪いんだか…(苦笑)