射撃技術 | MUSIC BOX

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今回は私が射撃を通して日々感じている事を書こうと思います。

まぁ独断と偏見なものなので本気で反論しようとは思わないで下さいね(笑)

正月休みの暇人が呟く与太話だと思って下さい。

 

<射撃が上手いとは?>

色々な条件で上手いの基準が違うと思いますが日本国内の標的射撃に関してはやっぱり「日本ライフル射撃協会」所属選手のレベルは違う。 

勿論ハンターさんでも飛び抜けて上手い方もおりますよ~(笑)でも相対的にみての感想です。


海外の射撃方法、特にタクティカル系はハッキリ言って日本では必要無い。 
憧れたり自分なりに習得するのは否定しないがこの日本では先ず民間人が必要になる事は法律上も含め現実問題無いと思う。 
まして海外に行った時にも必要になる事は無いでしょうね。 
実際米国に住んでいてもある意味必要性を感じる場面はほぼ無かったですから(笑) 
映画やビデオクリップの様な世界は一部のもので米国でも殆どあり得ない。

 

海外で年に数回射撃をする方もいるでしょう。

トレーニングと称して本格的なタクトレ(Tactical Training)を行う方もおります。

否定はしませんよ!自己満足の世界ですから(笑)

でも本当の射撃技術という意味では上手くならないでしょうね。

例えば射撃には自然素点と自動化という練習用語があります。 

全ては繰り返し行う練習量から習得するもので年に数回の射撃では決して身に付かない射撃技術です。

しかし射撃の向上には絶対に必要になる技術なんですね~

申し訳ないが年間数百発程度の練習では身に付かないでしょう(笑)


それと経験から言えば米陸軍のマークスマンはポジション射撃が一番の基本! 
コレが出来なければタクティカル系依託射撃なんて絶対に上手くならない。 
もっと細かく言えば小さい頃から狩猟を嗜んでいないとスナイパーにはなれないと思います。 
メンタル面と技術が自然に身につく環境だからこそ出来る技なんだと私は考えます。 
皆さんが良く映像なんかで見る米軍の射撃やスナイパースクールはこの基本が出来た上での射撃練習なんです。 
ポジション射撃というこの地道な基礎練習を映像で見る事は殆どありませんよね(だって地味なんで数字を取れないし絵にもならない) 
だから殆どの人は(特に日本人は)こう言う部分を飛ばして(省いて)映像に出てくるコンバットシューティングがマークスマンの射撃練習だくらいに思い込んでますよね(笑) 
そんなんじゃマグレはあっても絶対に中てられませんよ〜

 

 

米国海兵隊も同じ!基本はポジション射撃ですね。

 

 

話が逸れましたが日本国内で出来る射撃とは何か? 
一般論で言えば狩猟を始めクレー射撃にライフル射撃、スラッグ射撃でしょうか(ピストルは無しよん) 
ここでは狩猟やクレー射撃を省いて考えます。 
何故なら同じ土俵で物事を比較出来ないからです。 
ことライフル射撃に関して言えば狩猟を除くと国内では射撃場における標的射撃のみになりますね。 
ランニングターゲット及び静的射撃です。 

射撃場における静的射撃では大部分の方が自己流射撃か委託射撃を行っている様に見受けられます。 

立射の基本はヒップレスト!なんて訳の分からん事言う人も居るし・・・
否定はしませんよ(笑)射撃練習は大事ですから。 
ただ標的射撃の技術に関してはやはり日ラの選手はレベルが全然違う。 
スコープでもそうですがオープンサイトでも300mの10cmに当てる事なんて当たり前です。 
考え方としては逆に外してはダメな競技ですから(笑) 
そう10点以外はアウト(無し)の世界ですから猟友会や草競技の全部で何点かな〜のレベルではないです。 
日ラで行われるISSFエアライフル競技がイイ例ですよね。 

また平日長瀞の300mなんかに練習行くとハンターさんと混合で練習する事が多いと思います。 
そんな時によくよく観察していると標的に対しての射撃技術が全然違う。 

普段から弾数を撃たない方々はもう問題外!
まあハンターさんは獲物を捕ってナンボだからと言われればそれまでですが(笑) 
それでも同じ距離で同じ標的を撃つのであれば比較対象になりますよね。 
ベンチレスト協会の方は別として銃を何かに委託するのではなく手で持って射撃をするのであれば日ラ選手に軍配が上がるでしょう。 
そう!普段からそういう練習をしているから当たり前なんです。 
そんな強者の中に入って射撃をするという事はホント大変です。 
300mの10cm(50mであれば1cm)に当てる練習を「ウン十年」と続けて来たベテランに混じるのですからコリャ堪りません(笑) 

上級射手の皆さんなんて毎日~少なくても週に数日、1回の練習に撃つ弾数なんて100~200発は当たり前!の世界なんですよ~
射撃センスや天性なんて殆ど通じない世界がISSF競技だと思います。 
勿論あればこした事ないですが・・・ 
日本国内でライフルを所持して数年の私なんてもうトウシロウも良いところ(笑) 
いくら若い時に米国で射撃を本格的に習った事があるからと言っても、もう30年近く前の事・・・ 
普通に撃てているからと皆さん私を当たり前に扱っていますが心の中では「初心者なんだからハンディをくれても良いだろう」くらいに思っています(笑) 
ホント自分ではこの歳で良く頑張っているな~と思います 。。
数十年の経験と練習をしてきた相手に素人同然の私が差を埋めていくのは容易ではないんです。 
ん〜射撃って本気でやると本当に難しいですね(笑)だから面白いんだと思います。 
今は射撃練習も大事ですが射撃技術を身に付けるという事が一番の目標です! 

 

生意気な事をズラズラと書きましたが気に障ったらばすみませ〜ん。。 

あくまでも個人の意見なのでご勘弁を!