日本が美容先進国であることには全く異論ない。





しかし、ここベトナムで、日本人が実際にオシャレかどうか、は別として、日本人がオシャレというイメージはあるのか。




残念ながら僕の体感として、答えはノーだ。





ベトナムでは、韓国人っぽい、と言うのを、いわゆる’今っぽい人’に言ったりする。オシャレですねー、というニュアンスが含まれている。




あるアンケート結果によれば、東南アジア諸国におけるオシャレな国第1位は現在、韓国だという。




日本の流行ファッションやヤングファッションも韓流テイストが盛り込まれている。ジャパニーズハングルファッション的な。




ベトナムでも、ハングル系アパレルのお店が目立つ。




韓国人っぽい、と言う言葉にオシャレというニュアンスが含まれているが、日本人っぽい、と言う言葉には残念ながらそう言ったニュアンスは無いようだ。





どちらかといえば、特に顔立ちに対して言われることが多いように感じる。顔の作りが日本人っぽい、的な。





ここで海外美容師の僕が海外美容室で働きながら感じていることは、日本人的感性のみで外国人ウケを狙っても、あまり通用しない。通用したとして、よほどの日本信者の方のみだろう。






日本のトレンド、日本のファッションはこうなんですよ、では無く、当然現地における日本のファッションの位置付けを理解した上でのお客様目線、と言うのを身に付けなければ、現地の顧客ウケは難しいかも知れない。






事実、お客様に日本のヘアカタログを見せても、ふーん、、、と言う感じ。この髪型カッケーこれにしたい!とかこのスタイルかわいー!これにしたい!と盲目的に食いつく、と言うよりも、それなりな距離感から吟味しているような感じ。韓国のスタイルの画像を持ってきて、これにしたい!と言うお客様が多い一方で、日本のスタイルを持ってきてこれにして下さい、と言うお客様は少ない。






日本人としての感性を忘れてはいけない反面、現地のお客様に寄り添ったオシャレ感覚を身に付ける。この事は絶対に美容師としての感性、美容師としての幅の広がりに絶対に役に立つ。むしろ、なんで日本ってこうなんだろ?こっちの方がいいじゃん、と思うこともあるくらい。







ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京。






4大都市はきっと今日もオシャレだ。






しかし、東南アジア諸国は急速な発展をしているし、国の発展に伴いファッションも発展する。






ファッション分野におけるイノベーションの可能性だったり、新たな価値観が生まれたりする可能性を感じずにはいられないのは僕だけだろうか。新たなオシャレ代名詞と呼ばれる国だったり街だったりアーティストだったり、もしくは美容師だったり。ひと昔前までは、一体どれだけの人が韓国をオシャレだと感じただろうか。むしろ嘲笑の言葉が現在でも残っていてたまに聞くことからも、現在のアジアにおけるオシャレアイコンの座を欲しいままにしてる状況なんてきっと誰も予想していなかったはずだ。





日本も様々な要因が絡み合って、グローバル化を余儀なくされているような印象。外国人労働者の受入だったり、企業の海外進出だったり。そんな中海外美容師って、結構可能性のある面白い仕事かもしれない。







海外は、日本とはまた別の可能性や面白さに溢れている。








〜to be continued 〜


ベトナム ハノイ 日系美容室 オーブジャパン 
伊藤星太。

「’海外美容師’という生き方。」
AUBE JAPAN hanoi viet nam
HAIR DRESSER Ito Seita 


via itoseita.com
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