◇プロ野球セ・リーグ 巨人-中日(27日、東京ドーム)

巨人は6回、岡本和真選手のタイムリーヒットで先制に成功しました。

0-0で迎えた6回、先頭・オコエ瑠偉選手がバットを折りながらも打球をレフトへ運び、ツーベースヒットで出塁します。さらに続く吉川尚輝選手もバントヒットで続き、ノーアウト1,3塁とこの試合最大のチャンスを作ります。

すると続く岡本選手がセンター前へ打球を運び、オコエ選手が先制のホームに生還。さらに岡本選手にとってこのヒットが、節目の通算1000本安打となりました。

その後、中山礼都選手のヒットで1アウト満塁と再びチャンスを拡大すると、浅野翔吾選手が9球の粘りで押し出し四球を選び追加点。浅野選手は四球後、気合のガッツポーズを見せました。

巨人はこの回に3連打含む4本のヒットを集め2得点。攻めあぐねていた中日・梅津晃大投手を打ち崩し、試合の均衡を破りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直近6試合を5勝1分と好調を維持したまま藤枝との“静岡ダービー”に臨んだ清水エスパルス。先制こそ許したものの秋葉采配がズバリ的中し、最終的には3対2と勝ち切った。そして、次節はいよいよ横浜FCとの国立決戦だ。

秋葉采配ズバリ いざ国立決戦へ

同じ静岡の地をホームとする藤枝との県勢対決。スタジアムには両チームのサポーターなど1万667人が駆け付けた。

エスパルスの秋葉監督は5月の鎖骨骨折以来、ベンチを温め続け悔しい思いをしてきた西澤を4カ月ぶりに先発で起用。

互いに意地と意地がぶつかり合った一戦は、前半に藤枝が1点を先制し、ゲームを折り返す。

しかし、エスパルスが後半に入り矢島をボランチに投入すると、一気に風向きが変化。

後半7分。矢島が中央で受け、すばやく前方に縦パスを差し込むとブラガ・北川を経由し裏側に走り込んだ西澤が豪快な同点弾を決めた。

そして6分後。右サイドで得たコーナーキックのキッカーを西澤が務め、落差のあるアウトスイングの球を住吉が頭でネットに突き刺した。

さらに後半15分。バックパスに北川のすばやい反応でボールを奪い駆け上がると、左サイドの裏を走る乾にパス。乾はキーパーとディフェンスの間を通しゴールにねじ込んだ。

乾はこの日、Jリーグ通算200試合出場の節目で、自ら祝砲をあげた。

エスパルスは今、クラブを代表する選手が結果を出し、新たな選手がレギュラー争いに加わる最高の好循環が出来つつある。

横浜FCがドローに終わったことで、首位に再浮上し、次節はその横浜FCと国立決戦を迎える。

藤枝戦、矢島のボランチ起用や西澤の先発出場は相手にとっても予想外だったに違いなく、有効な対策を取ることができなかった。

これはエスパルスの分析の賜物であるし、選手起用が“当たる”のは決して偶然ではなく、組織として緻密に作戦を練り実行した結果だと言えよう。

当然のことながら、秋葉監督は横浜FCに対しても“あっと驚く”ような綿密な戦略を練ってくるはずだ。

J2制覇に向けて、勝者が圧倒的優位に立つ注目の一戦は9月28日午後6時に始まる。

秋葉監督「勝つための日常を」

-藤枝戦を振り返って
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
県勢対決ということで、スタジアム最多の1万人以上の観客で埋まったことに静岡のサッカー熱を感じた。お互いが良さを出した中で、もちろん失点はゼロがいいに決まっているが、5ゴールもあってフットボールの醍醐味が詰まったゲームをできた。そして、結果として我々が上回れたいい90分間だった。

-前半に藤枝のコーナーキックの場面で、オフサイドにより追加点にこそならなかったが、この時の心境
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
実は我々は21節の秋田戦以来、セットプレーでは失点していない。トレーニングからアウトスイングのボールに対するラインコントロールなど、選手は集中して取り組めていた。ただ、横浜FCはそういったところを見逃してはくれないと思うので、全員で守備がボケることなく引き締めてやりたいと思う。

-後半最初の交代は矢島選手でボランチでの起用。意図は
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
戦況を見つめながら、何が一番効果的なのか、どういうタイミングでカードを切るか、相手が何を嫌がるのか、そういったことをすべて加味して、毎回同じではないし難しいが、いま起こっていることを把握しながら、未来を描いた結果だった。

戦況を読み間違わないようにコーチ陣とも意見交換して決めた。当たることも当たらないこともあるが、ここのところそれが当たり始めている。ただ、それは選手が一生懸命練習してくれていればこその結果で、なおかつすべてがかみ合ってのこと。チームの中のとてもいい循環だと思っている。

-西澤選手を久々に先発で起用
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
西澤健太に限らず、その前はタンキが、その前は矢島が決めて、誰にいつチャンスが来ても、出番が来てもいいように準備しているからこそ。だから自信を持ってピッチに送り出している。

手を抜いていては、あのようなゴールは決して訪れない。選手の準備と日常の過ごし方、どんな振る舞いや行動をしているか、そういったもののあらわれと思っている。その意味で、エスパルスはレベルが高い。だから誰が出ても結果を出してくれる。

-長崎戦のあと乾選手が「自分と北川がやらなければいけない」と発言していた
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
乾や北川の活躍はうれしいが、所属する選手全員、一人一人が主体性を持ってやれるかどうか、全員その気にならなければいけない。自分の所属するクラブに対して、主体性のあるメンタリティーを、一人一人が主役になるつもりで、みんなで言い合って、勝つための日常を作っていければいい。

-首位に立って横浜FCとの国立決戦を迎える
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
こんなシチュエーションはない。このタイミングで来るかと。去年は国立競技場に忘れ物をしてきた。それを取り戻したい。ホームとなるナショナルスタジアムで、サポーター・ファミリーが背中を押しに大勢来てくれる。彼らに恩返しをしたい。

必ず勝って、どっちがチャンピオンにふさわしいか、それを意識しながらやりたい。裏を取るラインブレイクがフットボールで一番怖い攻撃。ホームの国立で横浜を圧倒して勝ちたい。

北川主将「優勝することが一番」

清水エスパルス・北川航也 主将:
藤枝戦は勝ち切れてよかった。2つのアシストはそれが仕事であり、自分のできること。チームに貢献できてうれしい。清水が静岡県内で最も伝統のあるチーム。Jリーグ創設からの歴史や地域の人が築いた歴史。このクラブで戦ってくれた人々をあわせてエスパルスだと思っている。だから一番でなければならないと思っていて、勝てたことは非常に良かったと思う。

試合に出続けるために結果にどん欲にならなければいけないと思っている。だが、数字を意識することよりも、チームが勝つ、優勝することが一番と思っている。これからもっと重圧のかかる試合が増えてくる。いつも通り、自分のできることをやって勝って行かなければならない。

どの相手とやっても勝ち点3しか積み上げられない。そういったことを考えれば、横浜FC戦は大事な試合だが、こだわり過ぎずに自然体で臨むことが大事。自分はこの試合前、いつもと同じように準備したいと思う。そして勝てばさらに目標に近づける。たくさんの方々が来てくれると思う。その人たちの前で勝てるように準備したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【MLB】ドジャース 7-2 パドレス(9月26日・日本時間27日/ロサンゼルス)

 

「オオタニサンらしい……」そう思ったファンも少なくないだろう。ドジャースの大谷翔平投手がパドレス戦に「1番・DH」でスタメン出場すると、5打数3安打1打点の大活躍。7回には2試合連続となる決勝タイムリーを放ち、ドジャースのナ・リーグ地区優勝を手繰り寄せた。試合後、狂喜乱舞する仲間たちと共に記念撮影すると大所帯のドジャース陣の中で「翔平どこ?」と、なかなか大谷を見つけられないファンが続出する事態となった。

ドジャースがパドレスとの直接対決に勝利し、本拠地ドジャー・スタジアムの最終戦で地区優勝を決めたこの試合。終了後には恒例の優勝記念写真の撮影のため、選手たちがグラウンドに集結していた。しかし、ユニフォームから優勝記念Tシャツに着替え、それぞれ写真に納まるように並んでいたが……肝心の大谷の姿が見つからないのだ。

この試合でも、2試合連続の決勝タイムリーを放ってヒーローとなり、ドジャースの球団タイ記録となる131得点に到達。さらに8回にはツーベースを放ってMLB史上、23年ぶりとなるシーズン400塁打を達成するなどこの日も大谷は記録を打ち立てた。

8月以降、各地で「MVPコール」を受け、前人未到の「50-50」を達成するなどシーズンMVPの筆頭候補である大谷だけに最も目立つ真ん中を陣取っても全く問題ないはずだが、大谷がいたのは真ん中よりもやや右という控えめなポジションに立っていたのだ。これにはファンも「大谷らしい」ともらしていた。

ABEMAの中継を担当した実況、解説陣もその姿を見つけられないなか、撮影の瞬間、全員が飛び跳ねたり動きがあるせいでファンも大谷を見つけられない……ファンは「大谷を探せ」「翔平どこ?」「見つけた!真ん中よりちょっと右だ」と、まるで「ウォーリーをさがせ!」のような捜索劇が繰り広げられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール女子Wリーグの開幕前記者会見に臨むENEOSの宮崎(前列左から3人目)ら=27日、東京都渋谷区

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月11日に開幕するバスケットボール女子Wリーグは27日、東京都内で各チームの選手による記者会見を開き、国際大会参加中のためビデオメッセージを寄せた昨季女王、富士通の宮沢は「リーグ2連覇と皇后杯(全日本選手権)との2冠を目指す」と決意を語った。

 今季から1部「プレミア」と2部「フューチャー」の2部制に移行。1部8位が降格し、2部1位が昇格する。1部7位と2部2位は来年3月15日から2戦先勝方式の入れ替え戦に臨む。1部上位4チームがシーズン王座を争うプレーオフは同29日に始まり、3戦先勝方式となった決勝は来年4月5日から行われる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武は先発の青山が5回5失点だった

27日に森林どりスタジアム泉で行われた楽天-西武のイースタン・リーグは5-1で楽天が勝利した。楽天打線は1回、1死三塁から茂木栄五郎内野手、島内宏明外野手の2者連続適時打などで3点を先制する。3回には入江大樹内野手の2点適時二塁打が生まれた。

序盤から援護を受けた先発の辛島航投手は、6回まで2安打無四死球に抑える好投。7回表は中村剛也内野手ら3人を9球で打ち取り、7回77球2安打無四死球4奪三振無失点で降板した。8回は内星龍投手が3連打で1点を失ったものの、9回は実戦復帰の西口直人投手が無失点で締めた。

西武は、先発・青山美夏人投手が立ち上がりに苦しみ、5回80球8安打1四球5失点(自責点4)。打線も村田怜音外野手の適時内野安打で挙げた1点にとどまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール女子「大樹生命Wリーグ」は27日、都内で2024~25年シーズンの開幕記者会見を行った。

 パリ五輪日本代表選手からは、馬瓜エブリン(デンソー)、宮崎早織(ENEOS)、山本麻衣(トヨタ自動車)、本橋菜子(東京羽田)、東藤なな子(トヨタ紡織)が登場。

 

 壇上では各選手が意気込みを語り、宮崎は「(五輪は1次リーグ3連敗で終わり)目標とするものはつかめなかったが、五輪を経験できたことは良かった。個人としては、スピードも存分に通用したと思う。練習してきた3ポイントも確率良く決められた。Wリーグでも3ポイントをバンバン決めて行けたら」と宣言した。

 宮崎は以前、日本協会が行ったパリ五輪総括会見で、東野智弥・技術委員長に「外角(=3ポイント)にシュートがない」と名指しではっきり指摘されていた。これを受けての反応かと問われると「そこら辺はみなさんのご想像にお任せします」と笑顔。「ただ、私はしっかり3ポイントを決めきって、スピードだけじゃないんだっていうのをみなさんにお見せできたらと思っている」と語った。

 また、馬瓜エブリンは以前、東野氏の発言を受けて、自身のXに「本当に失礼極まりない」などと、自らの素直な思いを記していた。この日は、「色々ありますけど、でもそれ以上に自分たちでしっかりと、どう切り替えて行くかが一番大事」と話すにとどめた。

 今季からWリーグは2部制となり、8チームが1部の「Wプレミア」、6チームが2部の「Wフューチャー」に分かれて、レギュラーシーズンを戦う。10月11日にENEOS対トヨタ自動車(東京)から開幕する。プレーオフ決勝は4月5日から3戦先勝で、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28日の予告先発

 

 

 ◇セ・リーグ

ヤクルト・山野―阪神・ビーズリー(神宮)

広島・森下―巨人・菅野(マツダスタジアム)

 ◇パ・リーグ

日本ハム・北山―ソフトバンク・東浜(エスコンフィールド北海道)

楽天・田中将―オリックス・高島(楽天モバイルパーク宮城)

西武・上田―ロッテ・西野(ベルーナドーム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武・後藤高志オーナーが27日、都内で開かれたオーナー会議後、報道陣の取材に応じた。

 球団は来季監督として西口2軍監督に要請する方針を固めているが「公式戦が行われている間は人事についてコメントしないのが我々のスタンス」と話すにとどめた。

 3年ぶりに最下位に沈んだチームについては「非常に残念。悔しいですね。得点力が大幅に下がっているのが最大の原因。投手力についても去年より落ちているということで、投手力両面で厳しい状況。それが今の厳しい結果につながっている。厳しいかつ悔しい状況をふまえて、しっかりここからやっていくということ」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島3×―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 阪神・村上頌樹投手がサヨナラ打献上をわびた。

 昨年4月以来、プロ2度目の中継ぎとして延長11回から登板。2―2の延長12回、失策も絡み1死二塁から代打・末包に右越えサヨナラ二塁打を浴びた。右翼手・島田が懸命にグラブを伸ばしたが届かず「しっかり低めに投げてれば、アウトになっていた。高めに浮いた分、越えたんだと思います」と悔いた。

 逆転Vへ痛恨の連敗。試合後は涙が止まらなかった。「サヨナラ負けしたので自分のせい。今日は自分のせいで負けた」と必死に言葉を紡いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇プロ野球セ・リーグ 広島3x-2阪神(27日、マツダスタジアム)

逆転優勝を狙う2位阪神は広島にサヨナラ負け。セ・リーグ2連覇は絶体絶命、首位巨人の優勝マジックは『1』となりました。

初回、坂倉将吾選手にランナー2・3塁からライトへのタイムリーヒットを放たれ、広島に2点の先制点を許した阪神。

2-0で迎えた7回。先頭打者の佐藤輝明選手が大瀬良大地投手から右中間へ16号ソロホームランを放ち、1点を返すことに成功。

さらに8回、1点を追う形で迎えた阪神は、近本光司選手がヒット放ち出塁。続く中野拓夢選手が送りバント。ランナー2塁の場面で、森下翔太選手がレフト前ヒットを決め、2-2の同点に追いつきます。

9回には佐藤選手がヒットを放ち出塁すると、送りバントと広島のエラー。その後、1アウト満塁となり、絶好の勝ち越しチャンスを迎えますが、梅野隆太郎選手、近本選手が広島・栗林良吏投手の前に三振。得点は奪えず、延長戦に突入。

延長11回からは、ここまで23試合すべて先発の村上頌樹投手を、中継ぎでマウンドへ上げるなど、総力戦で挑んだ阪神。

しかしイニングまたぎとなった村上投手は12回、大山悠輔選手の悪送球により1アウト2塁のピンチを背負うと、代打・末包昇大選手に決勝タイムリーツーベースヒットを許しサヨナラ負けとなりました。

広島のサヨナラ勝ちの瞬間、東京ドームでは巨人ベンチ裏から歓声。巨人はこの日中日に勝利し、優勝に王手。残り3試合で3連敗を喫しない限り、自力で4年ぶりのリーグ優勝を決められることとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 巨人3―1中日(27日・東京ドーム)

 中日は、巨人の投手陣に苦しみ、連勝は4でストップ。今季の巨人戦は9勝15敗1分と、3年連続で負け越した。

 打線は、今季ここまで3戦3敗と苦戦している先発・井上を前に、5回まで3安打無得点。ケラー、船迫と中継ぎ陣を攻略できなかったが、0―2の8回には、バルドナードから2死一、三塁とチャンスを作った。巨人は、すぐさま守護神・大勢を送り込んだが、石川昂が157キロ直球を中前にはじき返す適時打で完封負けを阻止。土壇場の一打で、反撃ののろしを上げたが、後続が断たれた。それでも、立浪監督は「負けはしたけど、ゲーム(の行方)を分からなくする、あの1点は非常に大きかった」と4番の活躍をたたえた。

 先発・梅津は、4回まで1安打無失点と安定した投球を見せた。5回に1死満塁のピンチを無失点で切り抜け、勢いに乗ったかに思えたが、0―0の6回。悪夢が待っていた。先頭のオコエに左翼への二塁打を許すと、続く吉川の投安打で無死一、三塁とし、4番・岡本に中前適時打を浴びて、先制点を献上した。精細を欠いて、なおも一死満塁から押し出し四球でさらに1点を失ったところで降板。6回途中7安打2失点で7敗目を喫した。

 立浪監督の退任表明後、4連勝中だったチームは5試合ぶりの黒星。指揮官は「井上投手を最後まで攻略できなかった。(3回には)バントのミスもあったり、簡単に点が取れる相手ではなかったので反省」と敗戦の要因を指摘した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神は27日の広島戦(マツダ)で延長12回、2―3でサヨナラ負け。打線が11残塁の拙攻に苦しみ延長戦へもつれこむと、最終12回に中継ぎ要員としてブルペン待機していた村上頌樹投手が、末包に右越えの決勝打を献上した。

首位・巨人が中日を下したためマジックは1。阪神の逆転優勝の可能性はこの日の敗戦をもって、限りなく厳しくなった。絶対に負けてはならない一戦に敗れた虎ナインたちは、今季最終戦となる敵地・マツダスタジアムに集まった虎党たちの元へ、肩を落としながらもあいさつに向かった。

そんな中、失意を隠すことができなったのが敗戦投手となった村上だ。あいさつを終え、三塁側ベンチへ帰還したが、あふれ出る涙を抑えることができずに号泣。チームメートの桐敷、岩崎らに肩を抱かれながら静かにグラウンドから去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首位の巨人、28日にも優勝 マジック「1」

 プロ野球は27日、セ・リーグ首位の巨人が中日に3―1で勝ち、2位阪神は広島に延長戦の末に2―3で敗れ、巨人の4年ぶり優勝へのマジックナンバーは「1」となった。

 巨人は28日の広島戦で勝つか引き分ければ勝率1位が確定。敗れても、阪神がヤクルトに負ければ優勝が決まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の岡本和が、節目の一打で勝利を呼び込んだ。六回無死一、三塁の好機で、均衡を破る中前適時打。これが通算1000安打目だったが、「正直、数えていなかった」と淡々。2―1の八回には貴重な追加点につながる左翼線二塁打を放ち、相手に流れを渡さなかった。
主砲の活躍で優勝にまた一歩前進。「チームにいい流れが来ているし、このまま勝てるように頑張りたい」と気を引き締めるように言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広3―2神(27日) 広島、延長でサヨナラ勝ち

 

 

広島が延長戦の末にサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。2―2の十二回1死二塁から代打末包が右越えに決勝二塁打を放った。島内が10勝目。阪神は終盤に追い付く粘りを見せたが、もう1本が出なかった。最後は村上が打たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島3×―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 阪神は今季5度目のサヨナラ負けを喫した。延長12回1死二塁から村上が末包に右越えサヨナラ打を浴びた。岡田彰布監督もしばらくベンチからグラウンドを見つめたまま動けなかった。

 首位・巨人が勝利したためゲーム差は3に広がった。早ければあす28日にも優勝の可能性が完全消滅する。

 先発のコイキラー・大竹は初回に2失点。2死二、三塁から坂倉に右前2点打を献上した。試合前時点で通算7戦7勝だった敵地・広島戦。中10日で得意舞台だったが、6回1/3を6安打2失点だった。

 打線は初回2つの四球などで2死満塁。前川は一ゴロに倒れ、先制機を逸した。0―2の7回には先頭・佐藤輝が右中間へ16号ソロ。3戦ぶりの一発で反撃ののろしを上げた。8回には1死から近本が左前打で出塁。中野の犠打で2死二塁とすると、森下が左前へ同点打を放っていた。9回は無死一、三塁をつくったが、無得点に終わっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドジャース・ロバーツ監督 PHOTO:Getty Images

<2024年9月26日(木)(日本時間27日)MLB ロサンゼルス・ドジャース 対 サンディエゴ・パドレス @ドジャー・スタジアム>

ドジャース・大谷翔平投手(30)が、地区優勝目前に迫り本拠地で行われたパドレス戦に「1番・DH」でスタメン出場。5打数3安打1打点1得点 打率.305。

0-2とパドレスにリードを許して迎えた6回裏。

先頭で回った大谷翔平の3打席目、カウント1-1から真ん中に入ったカーブを引っ張り、痛烈なゴロが一二塁間を抜けライト前ヒット、チームに反撃の狼煙をあげる。

7回裏、6番ウィル・スミスに同点ツーランが飛び出し、ドジャースが2-2に追い付くと、なおもワンアウト一二塁と逆転のチャンスで打席には大谷、観客は総立ちで声援を送る。

外角高めのスライダーを再び引っ張った大谷。またも痛烈なゴロが一二塁間を抜けて、ライト前へ転がる。

二塁ランナーが帰ってドジャースが逆転、大谷もベンチへ向かって熱い雄叫びあげた。

2番ベッツもタイムリーで続き、大谷もホームを踏んで追加点。

この回一挙5得点で、ドジャースが試合をひっくり返した。8回には9番パヘスのツーランで、さらに突き放すドジャース。

ピッチャーが松井に代わり、ツーアウト走者なしの場面で大谷の第5打席は日本人対決に。

松井の2球目、外角低めの変化球を打ち上げた大谷だったが、運良くレフト前に打球が落ちると、快足を飛ばして二塁へ。

ツーベースヒットで、この日猛打賞とした。試合はそのまま7-2でドジャースが逃げ切り、見事3年連続となる地区優勝を果たした。

◼︎ ロバーツ監督囲み取材

Q.好調の大谷翔平だが、シーズン終盤の彼をどう見ますか?

私がショウヘイから見て取れるものは、この全てが彼にとって初めてことで、おそらく生涯ずっと、メジャーのポストシーズンでプレーすることを待ち望んでいたんだということです。

彼の集中、興奮、喜び、そしてエネルギーが見えます。それは私が、全ての選手から欲しいものです。

今まで50試合プレーオフで戦った経験がある選手も、プレーしたことのない選手も全員です。それが成功へのレシピです。

Q.初プレーオフの大谷翔平へアドバイスは?

今やっていることを続けることです。これがすでにプレーオフの雰囲気です。

プレーオフを戦うチームが相手ですから、彼は今までやってきたことと何も違うことをする必要はありません。

Q.大谷は初めてのプレーオフ。クラブハウスの中はどんな状態?

ショウヘイはシャンパンとビールのシャワーを浴びていました(笑)

彼は来週ずっと醸造所のような匂いがするでしょうね(笑)

再び言いますが、このためにショウヘイは契約しました。ショウヘイは今シーズンを通して突出していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)

 4位・広島が延長12回に及ぶ激闘の末、今季4度目のサヨナラ勝利を収め連敗を4で止めた。これで9月は5勝目。平日ゲームの連敗も14連敗で止まり、9月は平日初勝利となった。3位・DeNAと1差になった。

 大ピンチを乗り越え、先制劇が生まれた。初回は先発・大瀬良が2死満塁とされるも、前川を一ゴロに打ち取って薄氷の無失点発進。この投球に奮起するように、初回の攻撃で2死二、三塁から坂倉が右前への2点適時打を放った。これがチーム4戦ぶり先制となった。

 大瀬良は七回に佐藤輝にソロを浴びて6回0/3を3安打1失点も、7勝目をつかんだ。守備では二回に菊池が木浪のゴロを横っ飛びでつかみ一塁へ素早い送球でアウトに。三回には森下のフェンス際への大飛球を中堅手・秋山がスーパーキャッチした。

 しかし、七回2死一、二塁の好機で秋山が桐敷に対して、カウント3-0から強行策でスイングを仕掛けてどん詰まりの左飛に打ち取られた、その直後の八回にハーンが2死二塁から森下に左前への同点適時打を食らった。

 2-2の九回は守護神・栗林が大ピンチをしのいだ。先頭・佐藤輝に安打されると、次打者・小野寺の犠打を一塁へ悪送球。失策で無死一、三塁にピンチが拡大するも、後続を断つ魂の投球を見せた。

 その後は両チームのリリーフ陣が奮闘をみせていたが、十二回に1死から野間が相手のエラーもあり、出塁。1死二塁から末包が劇打を放った。

 チームは9月1日時点で首位に位置づけ、貯金も今季最大の14を蓄えていたが、急転直下の大失速。試合前の時点で9月は4勝18敗だった。あと1敗で1993年9月以来31年ぶりとなる球団ワーストタイ記録の月間19敗目に到達する中、意地の勝利をつかんだ。これで4位・DeNAとは1差に詰めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)

 阪神は延長12回の死闘の末、痛恨のサヨナラ負けを喫した。6番手村上が末包に劇打を打たれた。ゲーム差が3に広がった首位巨人の優勝マジックはついに「1」となり、球団初の連覇は絶望的な状況となった。

 阪神が逆転優勝のためには残り5試合を絶対に落とせない状況で、劣勢から意地を見せた。零封負けの23日・巨人戦(甲子園)以来、4日ぶりの試合。序盤から2点を追いかける展開で、膠着(こうちゃく)状態が続いたが終盤に追いついた。

 2点を追う七回に佐藤輝の16号ソロ。カウント2-2から大瀬良のフォークを捉えて、右中間スタンドへ放り込んで、1点差へと詰め寄った。

 八回には近本の左前打と中野の犠打で2死二塁。森下がハーンの154キロ直球を左前にはじき返して、二走・近本を同点のホームへかえした。

 中10日で先発した“鯉キラー”の大竹は、七回途中2失点で勝ち負けはつかず。初回先頭の秋山に右前打を許すと、小園には右二塁打を浴びて2死二、三塁。いきなり迎えた踏ん張りどころで、坂倉には鋭く右前に運ばれて2点を失った。

 二回以降は立ち直って粘投を続けたが、1点を返してもらった直後の七回に窮地に直面した。先頭・菊池の中前打から1死一、二塁のピンチを招いて交代。2番手の桐敷が、代打・磯村を見逃し三振、秋山を左飛に仕留めて追加点を与えず。流れを呼び込むと、八回は岩崎が三者凡退で抑えた。

 九回に広島の守護神栗林から1死満塁の好機を作ったが、代打梅野、1番近本が連続三振で逸していた。

 試合後、サヨナラ打浴びた村上は涙。帽子で顔を覆い、悔しさを噛み締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島3×―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 阪神・佐藤輝明内野手が痛恨の一敗に悔しさをあらわにした。

 0―2の6回先頭で右中間へ16号ソロ。9回、延長11回には右前打を放ち今季8度目の猛打賞を記録した。それでも、チームは延長12回サヨナラ負けで「勝てなかったので、それが一番。追加点がとれなかったので残念です」と下を向いた。

 首位・巨人の優勝マジックは「1」。最短であす28日にも優勝の可能性は完全消滅する。「もう一回気持ちを切り替えて、できることをやりたい」と懸命に前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島3X―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 広島は、今季4度目のサヨナラ勝利でCS進出に望みをつないだ。2―2同点の延長12回は2戦連続スタメン外だった末包が、代打で東洋大の2年後輩・村上から右越えに自身初のサヨナラ二塁打。延長11回から2イニングを無失点に抑えた島内は、リリーフだけでチーム2位タイの10勝目を手にした。チームは4連敗ストップで勝率5割に戻し、3位・DeNAと1ゲーム差で残り6戦。阪神戦は今季12勝12敗1分けで終え、2年連続の負け越しは免れた。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―延長12回サヨナラ勝利

 「スエ(末包)が、よく打ったと思います。ここ数試合スタメン外れていて、本人も期するものがあったと思います。ナイスバッティングでした」

 ―スタメンを外したが、末包選手の状態をどう見ていたか

 「練習を見ても、今日はいい感じで打っていましたし、悔しい思いをしていると思う。その悔しい思いをバットに乗せてくれたかなと、そんなサヨナラヒットだったと思います」

 ―先発・大瀬良投手を含めた投手陣について

 「大地も立ち上がり、どうなるかなと思ったんですけど、尻上がりに調子を上げてくれて、ナイスピッチングだったと思います。その後を受けたブルペンも、特に島内。イニングをまたいで2回、よく抑えてくれたと思います」

 ―守備で流れを持ってくる野球も出来た

「本当にね、アキ(秋山)にしてもね、矢野にしても、特にキク(菊池)ね。みんな本当にいい守備だったと思います。相手に流れを渡さない、いい守備だったと思います」

 ―阪神戦は今季12勝12敗1分けで終えた

 「星は五分で終わりましたけど、戦っていて、やはり阪神タイガース、強いなと感じました」

 ―4連敗ストップ

 「こういう状況にもかかわらず、今日もたくさんのファンの方が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝しています。球場に来ていただいたファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」

 ―28日は優勝マジック1となった巨人戦

 「うちはもう目の前の一戦なので。明日の試合に、今日のこのサヨナラ勝ちをつなげていきたいと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ第32節 川崎5―1新潟(27日・U等々力)

 川崎はホームで新潟と対戦し、5―1で完勝した。

 前半14分に裏に抜け出したFWマルシーニョが倒されて獲得したPKをFWエリソンが決めて先制。さらに同18分にはパスワークで新潟の守備陣を崩し、最後はMF脇坂がフリーで追加点を決めた。

 後半18分にはMF山本のパスを受けたFWエリソンが左足でこの日2点目を決めると、同20分には前線でのエリソンのボール奪取から、FW山田がリーグ単独4位となる今季13点目で4―0。さらに同28分にはセットプレーの流れからFW山田が連続ゴールを決めて、今季最多のゴールラッシュとなった。

 同41分に失点したが、5―1で2戦ぶり勝利。これで暫定11位まで順位は浮上した。試合後、鬼木達監督は「平日ナイター、雨とかで難しい環境でしたけど、本当に多くのサポーターの方にエネルギーをもらい、またそのエネルギーをしっかりと選手がピッチで発揮してくれたと思います。入りから非常にエネルギーがありましたし、ゴールへの意欲もありました。また厳しい戦いになると予想されましたけど、その中でも我慢強く戦う部分と、アグレッシブに行く部分と、非常に選手が上手に考えながらやってくれた。非常に大きな勝利だと思っています」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は末包が決めた!広島は27日の阪神戦(マツダ)に延長12回、3―2でサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。

試合は2点のリードを終盤に追いつかれ、延長に突入する総力戦。広島は先発・大瀬良以下、6人の投手陣を投入し延長12回まで、敵打線に勝ち越し点を与えずしのぎ切ると、敗戦のなくなった延長12回裏に劇的な幕切れで試合を決めた。虎の6番手・村上に対し、一死二塁から代打・末包昇大外野手(28)が右越えにサヨナラ適時打。連敗を脱出し、今月初となるサヨナラ勝利に、本拠地・マツダスタジアムの鯉党はもちろん、一塁側の赤ヘルナインも一斉に感情を爆発させた。

連敗脱出に導く殊勲の一打を放った末包は、お立ち台で「(これまで)ふがいない試合をしてしまって。ようやく勝利を届けることができて、本当によかったです」とニッコリ。試合後の新井貴浩監督(47)も「よくスエが打ったと思います。こういう状況にもかかわらず、ファンの方々が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝していますし、そういうファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」と〝9月の大失速〟が続いていた中でも、変わらぬ声援を送り続けた鯉党に感謝した。

試合前まで9月4勝18敗。敗れれば今月19敗目となり、球団の月間敗戦数ワースト・タイにも肩を並べるところだっただけに〝目前〟で意地を見せた形だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神、手痛いサヨナラ負け=プロ野球

阪神は終盤に追い付く意地を見せたが、最後は手痛いミスが出た。2―2の延長十二回1死で代打野間の一ゴロを処理した大山が、一塁カバーに入った投手の村上へ悪送球。二塁に走者を置いて迎えた代打末包に、右越えのサヨナラ二塁打を浴びた。今季初の救援登板だった村上は「しっかり低めに投げていれば。高めに浮いた分、(外野手の頭を)越えたと思う」とうなだれた。
首位巨人が勝ってゲーム差は3に広がり、連覇が遠のいた。岡田監督は「ああいうミスがあったら負ける。大事なところでエラーが出る」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島3×―2阪神=延長12回=(27日・マツダスタジアム)

 阪神・佐藤輝明内野手が痛恨の一敗に悔しさをあらわにした。

 0―2の6回先頭で右中間へ16号ソロ。9回、延長11回には右前打を放ち今季8度目の猛打賞を記録した。それでも、チームは延長12回サヨナラ負けで「勝てなかったので、それが一番。追加点がとれなかったので残念です」と下を向いた。

 首位・巨人の優勝マジックは「1」。最短であす28日にも優勝の可能性は完全消滅する。「もう一回気持ちを切り替えて、できることをやりたい」と懸命に前を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の優勝へのマジックがついに「1」となった。

中日戦(東京ドーム)に3―1での勝利後、コーチ陣の多くが東京ドームのサロンで延長戦に突入した広島―阪神戦(マツダ)に熱視線。延長12回裏、広島・末包のサヨナラ二塁打が飛び出すと「ヨッシャー!」という大歓声がドーム通路に響いた。

これで28日の広島―巨人戦(マツダ)に勝つか引き分けで巨人の4年ぶりVが決まる。

阿部監督は広島―阪神の結果が出る前の試合後取材で「もう他のチームは関係ないので。とにかく自分たちで勝っていくだけ」と話していたが、自力によるV決定が現実のモノとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)

 広島が延長十二回に劇的なサヨナラ勝利で連敗を4で止めた。新井貴浩監督は「こういう状況にもかかわらず球場に来ていただいて」と最後まで声援を送ってくれたファンに感謝した。以下新井監督の主な一問一答。

   ◇   ◇

 (テレビインタビュー)

 -最後はサヨナラ打

 「よく、スエ(末包)が打ったと思います。ここ数試合スタメンを外れていて、本人も期するものがあったと思います。ナイスバッティングでした」

 -先発・大瀬良を含めて投手陣が踏ん張った

 「大地も立ち上がり、どうなるかなと思ったんですけど、尻上がりに調子を上げてくれて、ナイスピッチングだったと思います。その後を受けたブルペンも、特に島内。よくイニングをまたいで2回、抑えてくれたと思います」

 -初回は相手先発・大竹から坂倉が先制の2点適時打

 「2アウトからの得点でしたし、いいところで打ってくれたと思います」

 -阪神と今季最終戦。昨年王者と今季12勝12敗1分け

 「星は五分で終わりましたけど、戦っていて、やはり阪神タイガース、強いなと感じました」

 -ファンも待っていた1勝。試合前には野村が現役引退を発表した。いろんな思いがあった今日の試合だった

 「こういう状況にもかかわらず、今日もたくさんのファンの方が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝していますし、またそういう今日、球場に来ていただいたファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」

 -明日は優勝マジック1の巨人との一戦

 「ウチはもう目の前の一戦なので、明日の試合に、今日のこのサヨナラ勝ちをつなげていきたいと思います」

 (ペン囲み)

 -代打を何人か送り込んだ中で末包は最終盤のチャンスでの代打だった

 「そこは試合の流れを見ながら、状況を見ながらという形かな。相手投手との兼ね合いを見ながら」

 -守備で流れを持ってくる野球もできた

 「本当にね、アキにしてもね、矢野にしても、特にキクね。みんな本当、いい守備だったと思います。相手に流れを渡さない、良い守備だったと思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の「不動の4番」岡本和真内野手(28)が27日の中日戦(東京ドーム)に「4番・一塁」で先発出場し、通算安打1000本目を含む4打数2安打1打点と結果を残した。チームは3―1と快勝し、優勝マジックを「1」とした。

「Gの主砲」の一打で先制した。0―0で迎えた6回、先頭オコエが二塁打、続く吉川の内野安打で無死一、三塁とすると、背番号25が中前へ通算1000安打目となるメモリアルの先制適時打を放った。

試合後、岡本和は「正直数えてもいなかったです。1000試合も言われて知りました。1000本まであと何本というのもマツダくらいで誰かに言われて、『そっか』と。試合数よりも(印象には)残っていたんですけど、まあ打ててよかったなと思います」と淡々と話した。

2点リードの8回にも先頭から打席に立った岡本和はバットをコンパクトに振り、勢いのある左前二塁打を放ち貴重な追加点につなげた。

この日は名手で鳴らす守備で珍しく失策。初回、先頭・岡林の一ゴロをグラブで弾いた。「(あの後、先発の井上に)すぐ謝りに行きました。本当に抑えてくれと思って…本当に申し訳ないと思っていたんですけど、抑えてくれたので『ありがとうございます』と思っています」と、ともにお立ち台に立った左腕へ感謝を述べた。

いよいよ優勝に王手をかけた巨人。敵地でも頼れる4番がV打を狙う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪代表同士が火花=来月11日、2部制で開幕―バスケットWリーグ

バスケットボール女子のWリーグは27日、東京都内で開幕前の記者会見を開き、富士通を除く13チームの選手が抱負などを語った。
2024~25年シーズンは2部制で実施され、1部の「Wリーグ・プレミア」は10月11日にENEOS―トヨタ自動車(東京・代々木第2体育館)で開幕する。
パリ五輪で共に戦った日本代表のガード対決となる一戦に、宮崎(ENEOS)は「山本が乗れば、周りも乗ってくる。全員で抑えにいきたい」。山本(トヨタ自動車)も「宮崎選手の所を抑えたい。五輪の経験を生かして、リーグを引っ張りたい」と闘志を燃やした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ第32節 川崎5―1新潟(27日・U等々力)

 川崎はホームで新潟と対戦し、5―1で完勝した。

 前半14分に裏に抜け出したFWマルシーニョが倒されて獲得したPKをFWエリソンが決めて先制。さらに同18分にはパスワークで新潟の守備陣を崩し、最後はMF脇坂がフリーで追加点を決めた。

 後半18分にはMF山本のパスを受けたFWエリソンが左足でこの日2点目を決めると、同20分には前線でのエリソンのボール奪取から、FW山田がリーグ単独4位となる今季13点目で4―0。さらに同28分にはセットプレーの流れからFW山田が連続ゴールを決めて、今季最多のゴールラッシュとなった。

 同41分に失点したが、5―1で2戦ぶり勝利。これで暫定11位まで順位は浮上した。試合後、鬼木達監督は「平日ナイター、雨とかで難しい環境でしたけど、本当に多くのサポーターの方にエネルギーをもらい、またそのエネルギーをしっかりと選手がピッチで発揮してくれたと思います。入りから非常にエネルギーがありましたし、ゴールへの意欲もありました。また厳しい戦いになると予想されましたけど、その中でも我慢強く戦う部分と、アグレッシブに行く部分と、非常に選手が上手に考えながらやってくれた。非常に大きな勝利だと思っています」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人がマジック1、早ければ28日に4年ぶりのリーグ制覇
 プロ野球のセ・リーグは27日、首位巨人が中日を3―1で下し、2位阪神は広島に延長十二回、サヨナラ負けを喫した。巨人の優勝へのマジックナンバーは1となり、早ければ28日に4年ぶりのリーグ制覇が決まる。




 巨人3―1中日(セ・リーグ=27日)――巨人が2連勝。六回に岡本和の適時打などで2点を先取、八回に大城卓の犠飛で加点して逃げ切った。中日は15三振が響いて好機を生かせず、連勝が4で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 巨人3―1中日(27日・東京ドーム)

 巨人が中日を破り2連勝。阪神が広島に敗れたため、マジックは「1」となり優勝へ王手をかけた。先発・井上温大投手は5回を3安打無失点、自己最多タイの9奪三振、5回の打席で代打を送られ降板となったが、試合を作る好投で勝利に貢献した。

 井上の投球について、杉内俊哉投手チーフコーチは「ハルトよかったね。初回ちょっとね、あれだったけど、粘ってくれたし、あれだけ三振とる実力があるんでね」と絶賛。「真っすぐがすごいキレがよかったですね、変化球もすごい低めに集まっていたし」と話した。

 試合中のベンチでは井上と話をする姿があった。「初回、低く、低くっていう意識が強かったから真っすぐが全部低めにいっているなっていうのは思ったんですよ。だから、低いのはいいけど低く強くいこうよって話しをして、それから高めにいくのはかまわないからって話しをして、低くしちゃうと窮屈になっちゃうので」と明かした。

 井上は無失点のまま5回裏の1死満塁の打席で代打を送られ降板。「球数も多かったし。あと中5でしたっけ、球数も多くて5回だったんで、そういうのもあってチャンスで(打席が)回ってきたのでね、あれ回ってこなければね、もう1回いっていたんですけど」と明かし、「1番今シーズン成長しているのかなと思うので」と、今季8勝5敗と大躍進の左腕を評価した。

 また、8回2死から四球と安打を許して、回の途中で大勢投手に交代となったバルドナード投手の投球に対しては「リスクマネジメントはできているんですよ、低く低くね。分かるんですけどもっと自分のボールを信じてゾーン内に投げてほしいなって思うので今日も2ボール発進とか、そういうカウントが多いので真っすぐがはられちゃうよなっていう印象ですね」と分析。「あれだけ強い真っすぐを投げられるのはいないので、彼はゾーン内に投げ切れれば、全然抑えられますから」と評価は変わらないことも明かした

 8回2死一、三塁から登板し、今季2度目となる回またぎから9回を投げ切った大勢の起用法については「残り数試合なんでどこでもあると思って準備しておいてっていっているので」と明かし、8回に適時打を許し、9回も2安打された投球内容については「(フォークボールが)良いときはよかったんだけど、今日はボールが低いところから、低いところにいっていたのでね、。結構バロメータでもあるので、フォークで空振り取れるのがね」と話した。

 さらに、28日の先発・菅野智之投手には「いけるところまでいってもらいますし、あいつで決めましょうか!」と期待をこめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウイニング競馬ファミリーのキャプテン渡辺が自腹1万円で100万円の的中を目指す『キャプテン渡辺の自腹で目指せ100万円!』

秋のスプリント王決定戦『第58回スプリンターズS(GI)』をガチ予想!

ここでしか聞けない予想のうんちくや裏話、ヒント満載の有力情報をお届け。視聴者のみなさんからの質問にもお答えします!

<出演者>
キャプテン渡辺
冨田有紀(テレビ東京アナウンサー)
三嶋まりえ(東京スポーツ)

■第58回スプリンターズステークス(GI)枠順
2024年9月29日(日)4回中山9日 発走時刻:15時40分

枠順 馬名(性齢 騎手)
1-1 オオバンブルマイ(牡4 武豊)
1-2 トウシンマカオ(牡5 菅原明良)
2-3 ウインマーベル(牡5 松山弘平)
2-4 エイシンスポッター(牡5 A.シュタルケ)
3-5 ナムラクレア(牝5 横山武史)
3-6 ママコチャ(牝5 川田将雅)
4-7 マッドクール(牡5 坂井瑠星)
4-8 モズメイメイ(牝4 国分恭介)
5-9 ムゲン(セ6 K.ティータン)
5-10 ピューロマジック(牝3 横山典弘)
6-11 ダノンスコーピオン(牡5 戸崎圭太)
6-12 サトノレーヴ(牡5 D.レーン)
7-13 ルガル(牡4 西村淳也)
7-14 ビクターザウィナー(セ6 J.モレイラ)
8-15 ヴェントヴォーチェ(牡7 C.ルメール)
8-16 ウイングレイテスト(牡7 松岡正海)
※出馬表・成績・オッズ等は主催者発表のものと照合してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦