“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

■MLB カブス 5ー1 カージナルス(日本時16日、イリノイ州シカゴ、リグリー・フィールド)

カブスの今永昇太(30)が、本拠地でのカージナルス戦に登板し、連勝で7勝目。7回、メジャー最多の103球を投げ、被安打4の1失点(自責1)、奪三振6、四死球1で防御率は1.96から1.89に。規定投球回数に到達し、リーグ3位に再浮上した。「4番・ライト」で先発した鈴木誠也(29)は3打数2安打1四球で打率は.267。

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前回10日の登板で、6試合ぶりの白星を挙げた今永、中5日で同地区、ナ・リーグ中地区2位のカージナルス戦に先発。カブスはカージナルスに2ゲーム差の最下位となっている。

チーム浮上のきっかけを託された今永は1回、1番・M.ウィン(22)を低めのスプリットで空振り三振を奪うと、3番、2022年ナ・リーグMVPのP.ゴールドシュミット(36)も低めのスプリットで空振り三振と最高の形で立ち上がりを無失点で抑えた。

2回、4番・N.アレナド(33)にライト前ヒットを許し、先頭打者を出塁させたが、落ち着いて力強いストレートで後続をフライで打ち取り走者を進めなかった。

するとカブス打線はその裏、4番。鈴木が3試合ぶりとなるセンター前ヒット、続く5番・I.ハップ(29)もレフト前ヒットと無死一、二塁のチャンスを作るも一本が出ず、今永を援護出来なかった。

先制点をもらえたなっか今永だが3回、先頭の8番・B.ドノバン(27)をスプリットで空振り三振、さらに1番・ウィンはスイーパーで2打席連続三振と全く危なげないピッチングでカージナルス打線を抑えた。

4回、先頭の2番・A.バールソン(25)をカウント0-2と追い込んだが3球目のスプリットが甘く入りライトオーバーのツーベース。1死三塁の場面で4番・アレナドんは右中間へ。やや浅いフライだったがセンターのP.クロウ=アームストロング(22)と肩の強いライトの鈴木が交錯。クロウ=アームストロングがキャッチしたが犠牲フライとなってしまい先制点を許してしまった。

その裏、無死一塁で4番。鈴木がこの日2本目となるレフト前ヒット、3試合ぶりのマルチでチャンスを作った。1死一、三塁から6番・N.ホーナー(27)がピッチャー内野安打で1対1の同点。さらに7番・D.スワンソン(30)の内野ゴロの間に鈴木が勝ち越しのホームを踏んだ。

2対1と勝ち越してもらった今永は勝ち投手の権利がかかった5回、先頭の6番・I.ヘレーラ(23)にはボールが先行し、カウント3-1となったが低めのストレートを打たせてショートゴロ。カウントが悪くなってもしっかり先頭を切ると、5回を3者凡退に抑えて勝ち投手の権利を手にした。

6回、2死二塁とこの試合2度目の得点圏に走者を背負ったが、3番・ゴールドシュミットをショートゴロ。最少得点差をしっかり守り、ベンチに戻る今永にも笑顔が見られた。

そして、7回、先頭の4番・アレナドにカウント1-2と追い込みながらメジャー初となる死球。さらに6番・ヘレーラにはレフト前ヒットと2死、一、二塁のピンチを招いた。迎えるは8番・ドノバン、フルカウントからこの試合102球目、最速となる93マイル(150キロ)のストレートをファールで粘られる。ギアを入れ替えた今永の8球目、スイーパーで空振りの三振、今永はマウンド上で2連発のガッツポーズを見せた。

その裏、今永の作った流れにカブス打線も乗って、2死一、二塁のチャンスで5番・ハップが7号スリーランで5対1。今永の熱投に攻撃陣が応えた。

8回からは中継ぎがカージナルス打線を無失点に抑えて、チームは連敗を2でストップ、今永は連勝で7勝目となった。今永はメジャー最多タイの7回、メジャー最多の103球を投げて、被安打4、奪三振6、四死球1、失点1(自責点1)で防御率は1.89。規定投球回数に到達し、防御率はリーグ3位に再浮上した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富邦ガーディアンズvs台鋼ホークス戦で「わくわく日本祭」を開催

日本ハムの公式チア「ファイターズガール」が、15日に台湾でCPBL・富邦ガーディアンズのチア「Fubon Angels」と大人気の「きつねダンス」を披露した。華麗なコラボに、ファンは「めちゃくちゃ可愛いです」「最高だなあ」と喜びの声を上げている。

パシフィックリーグマーケティング株式会社が14〜16日に台湾でパ・リーグプロモーションイベントを開催。この日の富邦ガーディアンズvs台鋼ホークス戦は日本をテーマにしたイベント「わくわく日本祭」として行われ、Fビレッジアンバサダーを務める滝谷美夢さんも出演した。

日本ではすっかりお馴染みとなっているが、きつねの耳をつけたミニスカートのチアたちが特徴的な曲に合わせて繰り広げるダンスに、台湾のファンも熱視線。大きな拍手が送られた。SNS上でも「素晴らしい!」と絶賛のコメントがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J2リーグ第20節 横浜FC3-1藤枝MYFC(15日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 藤枝MYFCは横浜FCに1―3で敗れ、後半戦は黒星発進となった。前半だけで2失点。後半6分、FW矢村健(27)の今季6点目で反撃も、直後にGK内山圭(30)が退場して数的不利となり万事休す。首位・清水エスパルスは16日、アウェーで愛媛と対戦。またJ1ジュビロ磐田は同日、敵地でのF東京戦を迎える。

 反撃ムードは長く続かなかった。藤枝は後半6分、スルーパスに抜け出したDFウエンデルがライン際で折り返し、矢村が中央で合わせて1点差。だが同9分、前に出てピンチを潰しにかかった内山が相手を倒して一発退場となり、流れを失った。須藤大輔監督(47)は「さあここからというタイミングで。冷静にならないと」と指摘した。

 4月に0―2で完敗した難敵にまたも苦しめられた。前半はほぼボールを持てず、同20分に自陣右サイドを崩され失点。4分後にも追加点を許した。指揮官は「相手をリスペクトしすぎ。何もできなかった」と苦言を呈した。数的不利となった後半はリスクを負って攻めたが、同40分に決定的な3点目を失って万事休した。

 連敗は今季4度目。次は22日、敵地で再び上位の長崎と対戦する。MF杉田主将は「守備は個で負けない。攻撃は前を向く。そこにこだわっていきたい」と必死に顔を上げた。(武藤 瑞基)

 ◇ユニホーム発表 藤枝市制施行70周年、サッカーのまち100周年とクラブ創設15周年を記念した夏限定ユニホームを14日、発表。8月17日の山口戦など4試合で着用する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンフレッチェ広島は6月15日、MF川村拓夢が海外クラブへの移籍を前提をした手続きと準備のため、チームから離脱すると発表した。

広島の下部組織出身の川村は、2018年にトップチームに昇格。その後、愛媛FCへの期限付き移籍を経て、2022年に広島に復帰。2023年には日本代表に初招集され、ここまで3試合・1得点をマークしている。


そんな24歳の離脱を伝えた広島の公式Xには、「世界のどこにいてもずっとずっと応援しています」「どんな時でも川村拓夢は『広島の心』だ」「拓夢!行ってらっしゃい!」「飛べるところまで行ってみて欲しい!」といった声が上がった。

今後はについて、広島は「現地でのメディカルチェック等を経て、正式契約が結ばれる予定ですので、契約締結後に改めてお知らせさせていただきます」と伝えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

15日の日本選手=米大リーグ

▽カブス・今永カージナルス戦に先発し、7回を投げて4安打1失点、6奪三振、1死球で7勝目(1敗)を挙げた。防御率1.89。
▽カブス・鈴木カージナルス戦に4番右翼で出場して3打数2安打、1四球。打率2割6分7厘。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ 第18節 京都2-0札幌(16日・サンガS)

 

 北海道コンサドーレ札幌が4連敗を喫し、最下位から抜け出せなかった。アウェー・京都戦は前半18分に失点。2分後にミスから追加点を許し、リードを広げられた。後半、相手ゴールがVARのすえに取り消されるなど追加点は与えなかったが、0―2の敗戦。勝ち点11で並んでいた相手に敗れ、17位以上の残留圏が遠のいた。

 札幌が“単独最下位”に落ちた。勝ち点11で並んでいた京都とのアウェー戦。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)が「怖がっているような試合の入りだった」と口にしたように、開始から相手の勢いに押し込まれ、20分までに一気に2点を奪われた。後半は好機を作るもゴールを割れず、0―2の敗戦。京都は15日の試合がなかった残留圏の17位鳥栖に勝ち点14として追いついたが、札幌だけが勝ち点3差をつけられた。

 策は実らなかった。1週間で3試合を戦う最後の戦い。前回勝利した5月15日の磐田戦から負傷で5人が欠場という非常事態に、ペトロヴィッチ監督はDF西野奨太(20)をリーグ戦初先発で起用するなど、メンバーを大きく変更した。しかし前半18分、西野がチェックに行き切れずMF松田に先制ゴールを奪われるなど、奏功はしなかった。

 主力級のケガが相次いでいる中、23日には前半戦最後の戦いとなる横浜M戦が控える。救いは右ヒラメ筋肉離れで戦列を離れているチームの支柱、MF宮沢裕樹(34)が「マリノス戦には何とか」と話しているように、復帰の見込みがあること。苦しい状況なのは確かだが、戦力が少しずつでも戻ってくることで、立ち位置を変えていく。

 敗れはしたが、降りしきる雨の中、全員が最後まで走り続けた。昨季、横浜FCで降格を経験したMF近藤友喜(23)は「もうああいう経験はしたくない。ピッチでもっと姿勢を示していかないと」と表情を引き締めた。まだ誰も、下は向いていない(砂田 秀人)

 ◇負傷 FW金健煕(29)とMFスパチョーク(26)が、ともに左太もも裏肉離れの診断を受けたと15日、クラブが発表。金は12日の天皇杯2回戦・JFL栃木シティ戦で、スパチョークはタイ代表として臨んでいた11日のW杯2次予選・中国戦で負傷した。なおスパチョークは治療のため、一時帰国する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国のエネルギー政策の方向性を示す「エネルギー基本計画(エネ基)」の改定にあたり、経済産業省は、原発の増設を認める検討に入った。老朽原発の廃炉を条件に、その分だけ別の原発でも原子炉を増やせるようにする。国内の原発の総数は増えないという理屈だが、これまでのエネ基では「原発依存度を可能な限り低減する」との方針を掲げており、整合性が問われる。

 エネ基は3年に1度見直しており、将来の電源構成などについてまとめる。東京電力福島第一原発事故後の2014年の改定では「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直す」と宣言。前回21年の改定でも原発依存度を減らしていく方針を堅持してきた。

 今回の見直しでは、電力会社が原発を廃炉した分だけ、新しい原子炉を自社の原発内で建設できるようにすると盛り込む方向だ。岸田政権が23年に閣議決定した脱炭素社会をめざす「GX(グリーン・トランスフォーメーション)実現に向けた基本方針」では、原子力を最大限活用するとし、「次世代革新炉の開発・建設に取り組む」と記した。こうした方針をエネ基にも反映させる。

 一方、GX基本方針では建設の対象を「廃炉を決定した原発の敷地内」に限定した。ただ廃炉は長期にわたり、敷地が足りない原発もある。そのため、新しいエネ基では、同じ電力会社なら、敷地に余裕があるほかの原発でも増設分を割り当てられるようにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沖縄気象台によると、沖縄本島地方は、梅雨前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、16日昼前にかけて激しい雨が降る見込み。本島中南部、北部では同日夕方にかけて土砂災害に警戒が必要となっている。

 16日に予想される1時間降水量は多い所で、本島中南部と北部でそれぞれ30ミリ、久米島が30ミリの予想となっている。

 降り始めの10日午前0時から15日午後4時までの降水量(アメダスによる速報値)は、南城市糸数で515ミリ、那覇市樋川で503.5ミリ、粟国空港で489ミリ、那覇空港で438.5ミリ、久米島町謝名堂で437ミリ、渡嘉敷島で433ミリを観測した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸市須磨区で4月中旬、歩行者用信号機の柱(信号柱)が根元から折れて倒れる問題があり、再発防止に向けて兵庫県警が対策を進めている。この信号柱の耐用年数は約15年残っていたが、雨水や犬のおしっこにさらされて想定以上に腐食が進んだとみられ、県警が同型の信号柱を緊急調査したところ、腐食が進んでいるものが246本あり、うち倒壊の危険性のあるものが9本見つかった。県警は「突然の倒壊に歩行者が巻き込まれることのないよう、点検を強化したい」とする。(新谷諒真)

 

 県警交通規制課などによると、倒壊したのは須磨区千守町の交差点に1999年に設置された信号柱(高さ約3メートル、重さ約43キロ)。小学校の通学路にあり、当時、近くには児童がいたという。耐用年数は「40年」とされていた。

 県内には同型の信号柱が約900本あり、事業者に委託して、6年に1度のペースで腐食具合を確認・点検している。倒壊した信号柱は今年度に点検する予定で、前回(2018年)は4段階で良い方から2番目の評価を受け、「建て替えの必要なし」と判断していたという。

 信号柱の倒壊は全国的にも問題となっており、県警では信号柱を二重構造にしたり、腐食が進みやすい根元部分を太くしたりする対策を進めてきた。しかし、製造年が古い信号柱では、対策が行き届いていないものも残っているという。

 

 須磨区での倒壊を受け、県警で腐食が進んでいる信号柱を木づちでたたいたり、ゆすったりして安全性を確かめたところ、9本について倒壊の危険性があると判明。専門の業者に再点検を依頼し、中でも状態の悪かった5本について緊急の建て替えを決めた。

 これまでには腐食が進んだ信号柱が強風によって折れて倒れたこともあったといい、台風シーズンを前に対策が急務となっている。県警交通規制課の担当者は「耐用年数に達していなくても、腐食が進んでしまっている場合がある。業者による点検の間隔を短くしたり、署員による点検を定期的に行ったりといった対策を検討する」としている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ボーイズリーグ◇日本少年野球北海道選手権 ▽1回戦 札幌手稲ボーイズ5-4苫小牧ボーイズ(15日・野幌総合運動公園野球場ほか)

 全国大会の切符をかけた戦いが始まり、1回戦4試合を行った。昨年の決勝と同カードとなった一戦は、札幌手稲ボーイズが延長9回タイブレークで代打・筧亮太(3年)が決勝スクイズを決め苫小牧ボーイズにサヨナラ勝ち。昨年の雪辱を果たして準決勝に進出した。札幌豊平ボーイズは松本健(3年)の3点ランニングホーマーなど13安打を放って札幌ボーイズに17ー2(4回コールド)で大勝した。

 〇…札幌手稲は昨年決勝で惜敗した苫小牧に初戦で雪辱した。延長9回タイブレーク。敵失で追いつくと、なおも1死満塁で代打・筧が投前スクイズを決めてサヨナラの走者を迎えた。「緊張したけど、バントはしっかりやってきた」と筧。春季リーグでは急成長中の後輩に左翼のスタメンを奪われた。自身の存在感を見せようと、打撃練習をバントに特化。大事な場面で成果を見せ「そのきっかけはつかめた」と目を輝かせた。

 〇…札幌豊平は2回無死一、二塁で6番・松本が右中間真っ二つの3点ランニング本塁打。4回コールドの快勝につなげた。春季リーグ第5節に続く公式戦2本目。まだサク越えはないが、50メートル走6秒前半の俊足を生かして、またもダイヤモンドを疾走した。この日は母・理恵さんの誕生日。「勝利と本塁打をプレゼントする」という“公約”を果たした孝行息子は「いい感触だった。強い打球が真骨頂なので」と胸を張った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京・堀越学園から平成12年(2000年)に近鉄バファローズの一員としてプロのキャリアをスタートさせた岩隈久志。5年目の平成16年(04年)には2年連続で15勝を挙げるなど文句なしのエースに成長していった。

いてまえ打線をバックにこの先数年、近鉄は安泰か。そんなふうに誰もが思っていたのだが…。少し先の未来すら読めないのが人間。04年で近鉄は消滅し岩隈は楽天に移籍し、平成21年(09年)3月には世界の大舞台、WBC決勝の先発マウンドに立っていた。

岩隈は決勝戦で7回2/3を97球、4安打2四球6三振2失点と好投。侍ジャパンのWBC連覇の原動力となった。この大会で計4試合に登板し、先発した3試合で2勝をマーク。決勝は勝利投手の権利を持ったまま降板したが、白星はつかなかった。3勝で2大会連続のMVPに輝いた松坂大輔が「岩隈くんに悪いなあ。MVPはクマだよ」と話したほど貢献度は大きかった。

ただ、岩隈の感覚は違った。岩隈にとって松坂は1学年上の先輩であり同世代。同じパ・リーグの近鉄と西武のエースとして投げ合ってはいたが、松坂は遠い憧れの存在だった。

同じ東京都出身で少年時代にはリトルリーグで対戦したこともある。堀越学園時代は甲子園未経験の岩隈に対し、松坂は名門・横浜の絶対エースとして春夏連覇。岩隈がプロ入りした時にはすでに松坂はパ・リーグ新人王、最多勝などのタイトルを総なめにし、同世代のライバルとは捉えていなかった。

04年のアテネ五輪では松坂とともに日の丸のユニホームに袖を通した。岩隈は予選リーグのオランダ戦で2回途中KOされたのまま、開会中は登板なしに終わった。だが、1つ年上の怪物はモノが違った。国際大会となると一気にギアを上げ、異次元の集中力を発揮する松坂。その姿を目の当たりにすればするほど、レベルの違いを痛感するしかなかった。

09年のWBCでも松坂はすでにボストン・レッドソックスのローテ投手であり、前年には18勝を挙げていた。09年大会は2次リーグ前に米アリゾナで合宿期間などもあったため、米国滞在期間が長かった。その期間中に松坂は勝手知ったる土地で若い投手陣をフルにアテンドした。

23年のWBCでダルビッシュ有が投手陣をまとめたように、現地での食事から休日のゴルフの手配など一手に面倒を見た。周囲に気を使わせることがないよう、取材も人懐っこい笑顔を浮かべながらどんどんこなす「平成の怪物」はこの上なく頼もしかった。

「表彰式の時、松坂さんが『クマがMVPだよ』とって言ってくれた。うれしかったです。そんなふうに言ってもらえるなんて。ただ、初めてのWBCで自分の投球ができたのは、松坂さんが周囲に気を使ってくれて投手陣をまとめてくれたからだと思っています」

この時期から岩隈ははっきりとしたビジョンとまではいかないまでも、MLBで活躍する自分の姿を想像するようになった。あの日本の絶対的エース・松坂大輔と遜色ない成績を国際大会で残したのだから当然といっていい。

この3年後にはメジャーに挑戦することになる岩隈。米アリゾナ州ピオリアのキャンプ地では、近鉄のご縁に恵まれることになる。そんな未来は当時の岩隈にはまだ見えていなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・パ交流戦は15日、各地で6試合が行われました。

交流戦首位の楽天は、広島に惜敗。ソフトバンクが阪神に連勝し、楽天と12勝5敗で並び同率首位となりました。優勝の行方は最終戦へもつれ込んでいます。

また3位にDeNA、広島、オリックスが並び、この3チームは交流戦の勝ち越しが決定。広島は2017年以来の勝ち越しでした。

また西武は、2年連続となる交流戦最下位が確定しています。

ここまでセ・リーグが48勝、パ・リーグが51勝。

【15日のセ・パ交流戦結果】

◆広島 4-3 楽天

勝利投手【広島】玉村昇悟(1勝2敗)

敗戦投手【楽天】古謝樹(1勝2敗)

セーブ【広島】栗林良吏(0勝1敗19S)

◆ソフトバンク 6-2 阪神

勝利投手【ソフトバンク】東浜巨(3勝1敗)

敗戦投手【阪神】ビーズリー(3勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】近藤健介9号、笹川吉康1号

◆オリックス 9-3 ヤクルト

勝利投手【オリックス】東晃平(3勝3敗)

敗戦投手【ヤクルト】サイスニード(1勝3敗)

本塁打【オリックス】西川龍馬2号

◆DeNA 4-0 西武

勝利投手【DeNA】東克樹(5勝0敗)

敗戦投手【西武】高橋光成(0勝7敗)

本塁打【DeNA】山本祐大1号

◆巨人 2-0 日本ハム

勝利投手【巨人】グリフィン(2勝2敗)

敗戦投手【日本ハム】金村尚真(1勝3敗)

本塁打【巨人】岡本和真11号

◆ロッテ 10-0 中日

勝利投手【ロッテ】高野脩汰(1勝1敗)

敗戦投手【中日】メヒア(3勝4敗)

本塁打【ロッテ】藤岡裕大3号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・パ交流戦は15日、各地で6試合が行われました。

首位・ソフトバンクは阪神と対決。初回に近藤健介選手の3ランホームランで先制すると、5回には笹川吉康選手のプロ初ホームランなどで追加点を奪いました。先発の東浜巨投手は6回1失点の好投で、ソフトバンクが3連勝です。

日本ハムは巨人と対決。8回まで両チーム無得点の投手戦になっていましたが、9回に先発の金村尚真投手が岡本和真選手に決勝の2ランホームランを打たれ敗戦。日本ハムは2連敗です。

5連敗中のロッテは中日と対戦。1点リードの5回に打者10人の猛攻で5点を奪うなど、合計16安打10得点。また5人の投手リレーで中日打線を完封し、連敗を止めました。

楽天は広島と対戦。4点ビハインドで迎えた7回、太田光選手のタイムリーと小深田大翔選手の犠牲フライで3点を奪いますが、あと一歩及ばず敗戦。勝率は再び5割をきり、借金1となりました。

オリックスはヤクルトとの対戦。3回に西川龍馬選手が第2号3ランホームランを放つなど、打者8人の攻撃で4得点。その後も得点を積み重ね、合計19安打9得点でヤクルトに勝利。連敗を2で止めました。

西武はDeNAとの対戦。ランナーを出すものの、走塁ミスなどで打線がつながらず、今季8度目の完封負けで3連敗。また先発の高橋光成投手は5回2/3を3失点で、今季初勝利とはなりませんでした。

【15日のセ・パ交流戦結果】

◆ソフトバンク6-2阪神

勝利投手【ソフトバンク】東浜 巨(3勝1敗)

敗戦投手【阪神】ビーズリー(3勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】近藤健介9号、笹川吉康1号

◆巨人2-0日本ハム

勝利投手【巨人】グリフィン(2勝2敗)

敗戦投手【日本ハム】金村尚真(1勝3敗)

セーブ【巨人】バルドナード (1勝2敗7S)

本塁打【巨人】岡本和真11号

◆ロッテ10-0中日

勝利投手【ロッテ】高野脩汰(1勝1敗)

敗戦投手【中日】メヒア(3勝4敗)

本塁打【ロッテ】藤岡裕大3号

◆広島4-3楽天

勝利投手【広島】玉村昇悟(1勝2敗)

敗戦投手【楽天】古謝樹(1勝2敗)

セーブ【広島】栗林良吏(0勝1敗19S)

◆オリックス9-3ヤクルト

勝利投手【オリックス】東晃平(3勝3敗)

敗戦投手【ヤクルト】サイスニード(1勝3敗)

本塁打【オリックス】西川龍馬2号

◆DeNA4-0西武

勝利投手【DeNA】東克樹 (5勝0敗)敗戦投手【西武】髙橋光成(0勝7敗)本塁打【DeNA】山本祐大1号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球セ・パ交流戦は15日、各地で6試合が行われました。

首位・広島は楽天と対決。2回に二俣翔一選手のタイムリーで先制すると、その後も広島打線が楽天の先発・古謝樹投手から4得点。その後1点差にされるも、接戦をものにした広島は3連勝です。

DeNAは西武と対決。2回には山本祐大選手の第1号ホームランで先制すると、その後も度会隆輝選手のタイムリーなどで得点を重ねました。投げては東克樹投手が今季初完封で、開幕から無傷の5連勝。これでDeNAは6連勝です。

巨人は日本ハムと対決。8回までは両チーム得点が奪えず、均衡していましたが、9回に巨人の4番・岡本和真選手の2ランホームランで先制。その2点を守った巨人が勝利し、2位に浮上です。

阪神はソフトバンクと対決。先発ビーズリー投手が初回に近藤健介選手に3ランホームランを浴びると、5回には笹川吉康選手にもホームランを打たれるなど、5回途中6失点。打線もソフトバンクの先発・東浜巨投手を打ち崩すことができず、2連敗で4位に転落です。

中日はロッテと対戦。先発のメヒア投手は4回まで1失点に抑えていましたが、5回に藤岡裕大選手に2ランホームランを打たれて降板。その後、守備でエラーが出るなど、リリーフ陣もロッテ打線の勢いを止められず10失点。また打線も沈黙し、完封負けとなりました。

ヤクルトはオリックスとの対戦。先発のサイスニード投手は3回に見方の先制の援護をしてもらいますが、その裏にオリックス・西川龍馬選手にホームランを打たれるなど5失点。その後もリリーフ陣がオリックス打線に捕まり、敗れました。

【15日のセ・パ交流戦結果】

◆広島4-3楽天

勝利投手【広島】玉村昇悟(1勝2敗)

敗戦投手【楽天】古謝樹(1勝2敗)

セーブ【広島】栗林良吏(0勝1敗19S)

◆DeNA4-0西武

勝利投手【DeNA】東克樹 (5勝0敗)

敗戦投手【西武】髙橋光成(0勝7敗)

本塁打【DeNA】山本祐大1号

◆巨人2-0日本ハム

勝利投手【巨人】グリフィン(2勝2敗)

敗戦投手【日本ハム】金村尚真(1勝3敗)

セーブ【巨人】バルドナード (1勝2敗7S)

本塁打【巨人】岡本和真11号

◆ソフトバンク6-2阪神

勝利投手【ソフトバンク】東浜 巨(3勝1敗)

敗戦投手【阪神】ビーズリー(3勝1敗)

本塁打【ソフトバンク】近藤健介9号、笹川吉康1号

◆ロッテ10-0中日

勝利投手【ロッテ】高野脩汰(1勝1敗)

敗戦投手【中日】メヒア(3勝4敗)

本塁打【ロッテ】藤岡裕大3号

◆オリックス9-3ヤクルト

勝利投手【オリックス】東晃平(3勝3敗)

敗戦投手【ヤクルト】サイスニード(1勝3敗)

本塁打【オリックス】西川龍馬2号

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦