NPB(日本野球機構)は15日の公示を発表。西武は、投手陣を入れ替えました。

登録抹消となったのは増田達至投手、平井克典投手、青山美夏人投手の3投手です。

増田投手は12日にNPB感染症特例の代替指名選手として登録されると、前日14日DeNA戦の8回に登板しましたが2失点。平井投手は13日の広島戦で7回に登板し、1回を投げきれず3点を失っていました。

代わって1軍に登録されたのは佐藤隼輔投手、羽田慎之介投手の2投手。

大卒3年目の佐藤投手は3日に抹消されて以来の1軍復帰。同期入団の高卒3年目・羽田投手は登板があれば5月14日に一軍デビューを果たして以来の1軍登板となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武の成田晴風、杉山遥希、シンクレア、川下将勲、木瀬翔太の新人5投手が15日のDeNA戦前の練習に参加した。

 1軍未経験の5投手に1軍の投手の練習、雰囲気を経験してもらうことが狙い。木村文紀育成担当兼人財開発担当は「いろいろ課題は違うが、まずは1軍の緊張感を肌で感じてもらえれば」と説明した。

 ドラフト3位左腕の杉山は隅田から変化球の握りなどを教わったといい「いい経験になりました。野球に対する姿勢、トレーニング中の姿勢がとてもいい経験になったと思います」と満足げに振り返っていた。ファームではここまで3試合に登板し、1勝1敗で防御率2・65。横浜高で甲子園に2度出場した経験からくる落ち着いたマウンドさばきに加え、スピン数の多い直球、スライダー、チェンジアップ、カーブなど変化球も多彩。「最近の試合は初回に大量失点しましたが、変化球がいい感じなので真っすぐを磨いていきたい」と先を見すえていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現地6月14日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でカンザスシティ・ロイヤルズと対戦し、4対3で勝利した。

大谷翔平は「2番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は遊ゴロ、4回の第2打席は一、二塁間を打ち抜く右前打、6回の第3打席は中前に鋭くはじき返して8試合ぶりのマルチ安打を記録。第4打席は遊飛で、4打数2安打だった。

ドジャースの先発ギャビン・ストーンは、初回、2回を三者凡退に抑え、3回も3人で切り抜けたが、4回に失点。安打、四球の走者を置いて、ロイヤルズの4番サルバドール・ペレスに3ラン本塁打を打たれた。

4回まで大谷の1安打に抑え込まれていたドジャースは、5回に反撃する。6番アンディ・パヘスが内野安打で出塁すると、7番ミゲル・ロハスが2ラン本塁打。2死となった後、9番クリス・テイラーにもソロアーチが飛び出し、3対3の同点に追いついた。
追い上げムードのドジャースは8回に逆転する。1番ムーキー・ベッツが三塁を強襲する安打で出塁すると、ロイヤルズの2番手ウィル・スミスの牽制が暴投となって2塁に進塁。大谷が遊飛に倒れたが、3番フレディ・フリーマンが適時中前打を放って4対3と試合をひっくり返した。

9回は3番手のアレックス・ベシアが締めて、ドジャースが4対3でロイヤルズに逆転勝利。連敗を2で止めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテは15日、8月11日オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム、18時00分試合開始)に男女ツインヴォーカルの3人グループのAwesome City Club(オーサムシティクラブ)が来場し、試合前にスペシャルライブを行うことになったと発表した。

 当日は2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」が開催されます。Awesome City Clubは試合開始前の17時40分頃にグラウンド内でライブパフォーマンスを行い、イベントを盛り上げる。

<Awesome City Clubコメント>
「今回8月11日のBLACK SUMMER WEEK 2024にて歌唱させて頂く事、大変光栄に感じています。ミュージシャンとしても、いち野球ファンとしても、千葉ロッテマリーンズの選手の皆様の活躍に華を添えられますよう精一杯歌わせて頂きます。来場される皆様、当日はぜひZOZOマリンスタジアムで一緒に盛り上がりましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J2の甲府が夏限定ユニを14日に発表

J2のヴァンフォーレ甲府は6月14日に「2024夏季限定ユニフォーム」を発表した。Vのラインがあしらわれた鮮やかなデザインにファンからは「めっちゃ可愛い」「かっこよすぎる」と話題を呼んでいる。

J1昇格を目指す甲府は今季ここまでリーグ戦6勝5分8敗と波に乗り切れず、直近のリーグ戦5試合未勝利(2分3敗)に。そんななかで今回発表された限定ユニフォームは、J2リーグ第26節藤枝MYFC戦(8月10日)、第29節鹿児島ユナイテッドFC戦(8月31日)、第30節ロアッソ熊本新潟戦(9月11日or 25日)のホーム3試合で着用予定となっている。

フィールドプレイヤーは青、GK用はピンクを基調とし、Vのラインが無数にあしらわれているデザインはファンの熱の高まりと勢いが「スタジアムで湧き上がり、交差し、増長していく生き生きとしたエネルギーのイメージを、VFK(ヴァンフォーレ甲府)のもう一つの表現であるVitalFightingKnights~生き生きと戦う気品ある勇士たち~という意味をプラスし、無数のVのラインで“Vivid×Vital”として表現しました」と説明した。

 

 

鮮やかなデザインにファンからは「めっちゃ可愛い」「かっこよすぎる」「絶対買う」「歴代最強」「爽やか」「ここ数年の中では1番かっこいい」「スタイリッシュ」「売上枚数は上位にランクインされそう」「おしゃれ」「卓球のユニホームみたい」と、さまざまなコメントが寄せられている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【セパ公示】(15日)中日が祖父江大輔、西武が佐藤隼輔らを登録 ヤクルトが奥川恭伸を抹消

 

◆セ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽中日 祖父江大輔投手

 【同抹消】

 ▽ヤクルト 奥川恭伸投手

 ◆パ・リーグ

 【出場選手登録】

 ▽オリックス 茶野篤政外野手

 ▽西武 佐藤隼輔投手

 ▽西武 羽田慎之介投手

 【同抹消】

 ▽オリックス 来田涼斗外野手

 ▽西武 増田達至投手

 ▽西武 平井克典投手

 ▽西武 青山美夏人投手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天の則本昂大投手が15日、公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンを通じ、楽天モバイルパーク宮城に15組30人の家族を招待した。

 則本は「去年から招待したんですけど、今年もできて良かった。自分自身もより一層頑張らないといけないという風な思いにもなりますし、皆さんの前で勝利を届けたい」と意気込んだ。

 則本は2019年から同法人に寄付を行っており、今回の企画はその一環。招待された家族は試合前練習を見学し、則本と面会、最後には握手した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリーブランド契約選手はアジア初、世界4人目

男子バスケットボール日本代表の富永啓生が、アンダーアーマー日本総代理店の株式会社ドームと1日付でパートナーシップ契約を締結したことが15日、発表された。NBA・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーのシグネチャーブランド「カリーブランド」と契約するアジア人初、世界4人目の選手となる。富永はこの日、都内で行われた会見に出席。今後の意気込みを語った。

白のTシャツ姿で登場した富永。「率直に凄く嬉しい。これからワクワクする気持ちでいっぱいです」と契約の喜びを語った。オファーの話があった時を振り返り、「信じられないし、凄く嬉しい気持ちになった。一番尊敬している選手のブランドからオファーをいただけることは非常に光栄」と満面の笑みを浮かべた。

カリーは富永にとって「一言で表すなら『神』」というほどの存在。プレー動画を何度も見て参考にしてきた。愛知・桜丘高を卒業後、NJCAA(全米短期大学体育協会)のレンジャー・カレッジへの進学を控えていた2019年6月にはカリーの来日イベントで対談。「自分のやるべきことをやり続けろ。どんなに辛いことがあっても諦めずにやり続けろ」と渡米に向けアドバイスをもらった。

米国での挑戦はなかなかパスがもらえないところからスタート。カリーの言葉を胸に努力を続け、信頼を勝ち獲った。2021-22シーズンからはNCAA(全米大学体育協会)1部のネブラスカ大へ編入。最終年となった2023-24シーズンは、エースとして同大を10年ぶり8度目のNCAAトーナメント進出に導いた。米メディアからも「日本のカリー」と評されるなど、一躍スターへと成長した。

昨夏のワールドカップ(W杯)では日本代表のパリ五輪出場権獲得に貢献。今は7月末に迫った五輪に向けて代表活動に専念しながら、夢のNBA選手を目指す。「カリー選手とコートの上で対戦できたら」。直近のチャンスはパリ。目標のベスト8を達成できればカリー擁する米国代表と激突する可能性がある。「対戦できれば凄く楽しみだし、やっつけてやりたい」と笑顔で意気込んだ。

「カリーブランド」は、米大手スポーツ用品ブランド「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」とカリーとのパートナーシップにより、2020年に設立。カリー本人の他、NBAキングスのディアロン・フォックス、NCAA1部サウスカロライナ大のミレーシャ・フルワイリー(女子バスケットボール)と契約を締結しており、富永はアジア人初、世界4人目の契約選手に。日本バスケ界で“超異例”の契約となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男子ゴルフの全米オープン選手権後に決まるパリ五輪の出場権に関して、2枠が確定的な日本勢は松山英樹と中島啓太が選ばれることが14日、確実となった。出場すれば、松山は2大会連続、中島は初の五輪となる。
五輪ランキングの目安となる世界ランキングで、最新のランクで松山は14位、中島は83位。中島と92位の久常涼は全米オープンに出場していないが、108位で追っていた星野陸也と115位の金谷拓実は予選落ちし、逆転が不可能に。2枠目が中島になることが確定的となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(15日)=プロ野球

【出場選手登録】▽中日・祖父江大輔投手
【同抹消】▽ヤクルト・奥川恭伸投手(再登録は25日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(15日)=プロ野球

【出場選手登録】▽オリックス・茶野篤政外野手▽西武・佐藤隼輔投手、羽田慎之介投手
【同抹消】▽オリックス・来田涼斗外野手▽西武・増田達至投手、平井克典投手、青山美夏人投手(再登録は25日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大の楽天ファン「一生、ずっと応援していきます!」

■楽天 ー 広島(15日・楽天モバイルパーク)

乃木坂46の久保史緒里さんが15日、楽天モバイルパークで行われた楽天-広島戦で始球式を務めた。ノーバウンド投球を見せ、球場は大歓声。投球後は「凄く緊張したのですが、今までで一番楽しんで投げることができました!」と心境を明かした。

宮城県出身で楽天ファンの久保さんは、これが5度目の始球式。昨年は3月の侍ジャパンの壮行試合と、楽天戦で投球した。この日は「myfavE DAY Supported by 楽天カード」の特別ユニホームに黒いスカート。ピンクのグラブを持って登場した。

セットポジションから投げ込んだ1球はノーバウンドでキャッチャーのミットに収まった。笑顔の久保さんは、周囲に頭を下げてグラウンドを後にした。

投球を終えた久保さんは「昨年はワンバウンドしてしまいとても悔しくて、今年は絶対にノーバウンドで届けられるように練習してきました。達成できてよかったです! 楽天イーグルスにとって、とても大事な試合で始球式を務めさせていただき本当にありがとうございます。一生、ずっと、楽天イーグルスを応援していきます!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天―広島戦

15日のプロ野球・楽天―広島戦(楽天モバイルパーク)の始球式に、乃木坂46の久保史緒里さんが登場。見事なノーバウント投球を披露した。

特別ユニホームに黒のスカート姿でマウンドに上がった22歳の久保さん。アナウンスで紹介されると、360度にペコリとお辞儀をして投球。華奢な右腕から放たれたボールはノーバウンドで捕手のミットに収まり、球場はどよめきに包まれた。深々と一礼。ポニーテールを揺らして小走りでグラウンドを後にした。

投球にはX上のファンも注目。「可愛すぎないか??全てが」「お見事な投球です」「練習の成果出たね」「フォームも綺麗」「ちゃんといいボール投げてるのすごい」「左バッターの外に逃げるシンカー」「プレートからノーバン投球は普通にすげぇ」などと驚きの声が上がっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月15日の函館メイン・STV杯(3歳上2勝クラス、芝1200メートル=12頭立て)は、武豊騎手と初コンビを組んだレッドアヴァンティ(牡5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)が大外を力強く伸びて完勝した。勝ち時計は1分8秒8(良)。

 道中はじっくりと11番手から。直線で大外に持ち出されると、上がり3ハロン33秒9の末脚で豪快に差し切った。武豊騎手は「(ゲートを)出たなりに運んで、折り合いバッチリでした。4角で振られたけど、いい伸びでした。1200メートルは合っていそうですよ」と振り返った。

 この日、武豊騎手は3勝、2着3回で騎乗した6戦全て連対した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロシアのプーチン大統領は14日、G7サミットに合わせ、侵攻するウクライナに対する新たな「和平案」を発表した。西側の制裁やウクライナ支援に反発し、ロシアの目標達成まで攻撃の手を緩めない姿勢を鮮明にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新潟県で猛暑日、長岡市35・4度…東京都心は29・9度

 15日は新潟県などで気温の上昇が目立ち、気象庁によると午後3時までに同県長岡市で35・4度、新潟市秋葉区で35・3度、同県魚沼市で35・1度、福井県坂井市と長野県飯山市が35・0度を観測し35度以上の猛暑日となった。

 

 このほか、兵庫県豊岡市が34・4度、福島県会津若松市、秋田県横手市が34・3度、福島市、秋田県大館市が34・2度となっている。30度以上の真夏日は午後2時までに全国で292地点。

 前日に今年最高の31・7度を記録した東京都心でも、地域気象観測システム(アメダス)によると、午後1時51分に29・9度を記録した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外国人技能実習生に代わる新制度「育成就労」創設を柱とする関連法改正案が14日、参院本会議で可決、成立した。同じ業務分野で職場を変える「転籍」がこれまでの原則3年から短縮される。群馬県内は都市部より賃金が低く、県内の関係者からは人材の流出を危惧する声も出ている。

 

 「人材受け入れには渡航費や語学などの教育研修費、生活必需品など初期コストがかかる。1~2年で転籍されると、費用はどうなるのだろうか」。東毛地区の監理団体代表理事は懸念を示す。

 これまで転籍には厳しい条件があり、縛りつけが人権侵害につながるなどの批判から、今後は一定条件下で1~2年での転籍を認める。県内の最低賃金は昨年10月時点で時給935円と関東最低で、東京都の1113円、埼玉県の1028円を大きく下回るため、現状でも、技能実習生はネット交流サービス(SNS)で情報を交換し、賃金の高い職場に移る実態があるという。代表理事は「特に建設関連で東京都内と賃金が全く違う。せっかく育てた人材が都市部に簡単に流出するのではないか」と語る。

 人手不足を背景に、「途上国への技能移転」を名目にした技能実習制度は廃止されるが、制度の変更前からすでに「人材の奪い合いが起きている」と指摘するのは、伊勢崎市で人材派遣などを行う「DS in Japan」の山本雄次社長。ベトナム出身の山本社長は「最低賃金で雇用するのは無理。良い条件を提示しなければ人は集まらず、企業は待遇向上の努力をさらに求められる」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(15日)=プロ野球

【出場選手登録】▽ソフトバンク・沢柳亮太郎投手▽日本ハム・レイエス外野手
【同抹消】▽日本ハム・田中瑛斗投手(再登録は25日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パ・リーグ公示(15日)=プロ野球

【出場選手登録】▽ソフトバンク・沢柳亮太郎投手▽日本ハム・レイエス外野手
【同抹消】▽日本ハム・田中瑛斗投手(再登録は25日以降)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天―広島(15日・楽天モバイル)

 「My fave(私の推し)」と「Eagles」を掛け合わせた「myfavE DAY(マイフェイビーデー)」として開催され、宮城出身で楽天ファンとして知られるスペシャルゲストの乃木坂46・久保史緒里が始球式を行った。

 背番号46のユニホーム姿で登場した久保は、セットポジションから見事なノーバウンド投球を披露。スタンドから大きな拍手が送られ「すごく緊張したのですが、今までで一番楽しんで投げることができました! 昨年はワンバウンドしてしまいとても悔しくて、今年は絶対にノーバウンドで届けられるように練習してきました。達成できてよかったです! 楽天イーグルスにとって、とても大事な試合で始球式を務めさせていただき本当にありがとうございます。一生、ずっと、楽天イーグルスを応援していきます」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天皇杯の2回戦で磐田がJ3宮崎に1-2敗戦

ジュビロ磐田は天皇杯の2回戦でJ3のテゲバジャーロ宮崎に1-2と敗れた。1-1で迎えた後半アディショナルタイムに、宮崎のカウンターに対して、右サイドのカバーに回ったMF中村駿がMF力安祥伍をボックス内で倒してしまいPKに。MF井上怜にしっかりと決められて勝負が決した。

中村は「最後の僕のプレーがすべてだと思うので。90分頑張ってる仲間にも申し訳ない」と反省を語るが、左サイドからDF高畑奎汰が出した縦パスをMF金子翔太がコントロールしきれず、宮崎のディフェンスに引っ掛かり、素早く反対サイドを攻められたところでのボランチMF藤原健介の対応など、すべてが厳しさに欠けており、個人だけの責任で済ませるべき失点シーンではない。

そもそも主導権を握れていた前半のうちにチャンスを仕留めることができず、後半にセットプレーから中村の右足キックにMFブルーノ・ジョゼが合わせてリードは奪ったが、磐田の強度に慣れて、やれるという自信も強めてきた宮崎の交代選手に守備で手を焼いて、オープンな流れに付き合ってしまった。

90分通してのクオリティー、ゲーム運びの不味さなどが最後のPKになって、象徴的に突き付けられたと言わざるを得ない。宮崎からすればクラブの新たな歴史を飾る勝利だが、磐田からすれば、自分たちからみすみす手放してしまったような敗戦であり、その影響を最も被るのはほかでもない、この試合に出ていた選手たちだ。負けが許されない試合で、彼らを起用した横内昭展監督に責任はあるが、応えられなかった選手たちは本当に大きなチャンスを手放してしまった。

ここまでJ1の17試合で勝ち点18を積み上げてきた磐田だが、より自分たちから主導権を握る時間を増やすために、この期間でもう一度、1つ1つのパスや攻守の1対1といった原則的な要素のベースアップに努めてきた。それらを確認する意味で、宮崎戦のメンバーのパフォーマンスというのが非常に大事だったことは間違いない。

横内監督も「そういう力が本当に明日、ピッチ上で発揮されれば今後のリーグ戦に向けて、戦力になってくれると思いますし、そういう戦力がまた出てきて、新しい競争が生まれる。やっぱり競争があって初めてチームが強くなっていく」と語っていただけに、天皇杯という大会を失ってしまったことはもちろん、対戦相手の宮崎が磐田を相手にやれている手応えを感じる前に叩く流れに持っていけなかったことに悔しさを感じているはずだ。

「本当に落としてはいけないゲームを落としてしまい、悔しい思いでいっぱい」と横内昭展監督。ルヴァン杯に続く、チームにとって初戦での敗退となり、シーズンでの公式戦は40試合に。現在16位の磐田はリーグ戦の残り21試合に向かっていくことになる。

天皇杯での悔しい敗戦を経て…リーグ戦で問われるパフォーマンス

ルヴァン杯ですでに敗退していた磐田は代表ウィークの期間に公式戦は宮崎戦しかなく、前節のサンフレッチェ広島戦から中11日だった宮崎戦で、スタメン11人をすべて入れ替えるというのは大きな決断だったが、結果としては裏目に出たと言わざるを得ない。横内監督がリーグ戦にあまり絡めていなかったメンバーでスタメンを組んだのは、ここから夏場を含むシーズン後半戦に向けて、選手層を底上げしたい狙いがあったはず。

ただ、結果的にリーグ戦の主力メンバーとベンチ外の選手を含めたサブ組の差を露呈してしまった。選手の実力的な問題もあるかもしれないが、ルヴァン杯の早期敗退も、リーグ戦に絡めていない選手の試合勘の不足につながったところもあるだろう。横内監督は試合後に「天皇杯のピッチでは取り戻せないんですけど、リーグ戦で悔しい気持ちを表現できるかどうか。それがサポーターに我々が伝えていけることだ」と選手に伝えたという。

「この敗戦を忘れてほしくない。この敗戦、僕のサッカー人生の中でも本当に悔しい気持ちになった。同じくそう思っている選手のたくさんいると思うので。必ずリーグ戦で、ピッチでまた必ず取り返したい」

もちろんヤマハスタジアムのスタンドからこの敗戦を見送ったリーグ戦の主力メンバーも、この衝撃的な敗戦はチーム内で共有して、気持ちを引き締めてアウェーの試合に臨むはず。スタメンは広島戦と大きくは変わらないはずだが、宮崎戦で来日初ゴールを決めたブルーノ・ジョゼの活躍は数少ない収穫だ。これまでどおりなら4-2-3-1の右サイドでMF松本昌也に代わり途中投入されるが、スタメンでもおかしくない資質を見せている。

あとは最後にPKを与えてしまった中村もコンディションは怪我明けから徐々に上がってきているだけに、宮崎戦に90分出たことで、どのぐらい上がってくるか。パリ五輪に向けたU-23日本代表のアメリカ遠征に参加していたDF鈴木海音のコンディション次第で、宮崎戦でスタメン起用されたDF森岡陸の出番があるかもしれない。また開幕戦から多くの試合にスタメン出場しながら、広島戦を欠場していた、大卒ルーキーのMF植村洋斗の状態回復が気になるところだ。

額の骨折で離脱していた12試合で11得点のエースFWジャーメイン良も、横内監督が想定していたよりも回復が早く、週明けの検査結果も良好。FC東京戦(16日)に間に合うかは不明だが、数試合中の試合復帰が見込まれる。ヘッドギア姿でゲーム形式のトレーニングに励むジャーメインも「得点というところで減った部分はあるので、そこは自分が結果出している自信を持って入って行けたら」と語る。

まずは週末のFC東京戦で、勝ち点3をもたらすことがチームの大きな目標になる。守護神のGK川島永嗣やリーグ戦フル出場のMF上原力也など、これまでリーグ戦で主力を担ってきた選手たちが、ほぼほぼスタメンに名を連ねるだろう。そこに天皇杯のピッチ上で悔しい思いをした選手、サポーターに悔しい思いをさせてしまった選手たちが1人でも2人でも絡んで、勝利に貢献できるか。ここからリーグ戦しかなくなるシーズンの指標にもなり得る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆春季高校野球東北大会準々決勝 弘前学院聖愛7―6仙台育英(15日・仙台市民)

 弘前学院聖愛(青森)が仙台育英(宮城)に7―6で競り勝ち、2年ぶりの4強に進んだ。5―5の5回2死二塁、加藤陽琉(はる)捕手(3年)が右前へ勝ち越し打。3回の右前打に続く2打席連続打点で貢献した。

 青森山田とともに青森県勢の2校が4強に進んだ。ともに17日の準決勝で勝てば、18日の決勝では2季連続の青森対決(昨秋は青森山田3〇0八戸学院光星)が実現する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宮城出身の楽天ファン…特別ユニ&黒スカートで登場

■楽天 ー 広島(15日・楽天モバイルパーク)

乃木坂46の久保史緒里さんが15日、楽天モバイルパークで行われた楽天-広島戦で始球式を務めた。「myfavE DAY Supported by 楽天カード」の特別ユニホームを着用して登場。球場は大歓声に包まれた。

宮城県出身の久保さんは、芸能界屈指の楽天ファン。過去には何度も本拠地での始球式に登場している。この日も黒いスカートに「46」の背番号、ピンクグラブを着用して登場。一塁側、三塁側、外野にも丁寧にお辞儀をしてから投げ込んだ。

セットポジションから投げ込んだ1球はノーバウンドでキャッチャーのミットに。実況も「フォーム綺麗ですね」と驚いていた。

楽天の球団公式YouTubeには始球式に先立って久保さんが全体が白ベース、袖は青色の特別ユニホームを着用した動画が公開されていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浦安市伝統の「浦安三社例大祭」は15日、みこしの渡御が始まった。もともと4年に一度開かれていたが、新型コロナ禍により前回は中止となっていたため8年ぶりの開催。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千葉県教委は14日、2023年度に実施した千葉県内の不登校児童生徒の実態調査結果を発表した。回答のあった1753人のうち、35・7%が学校を180日以上欠席していることが判明した。不登校の児童生徒を巡り県教委が大規模な実態調査を行うのは初めてで、県教委は学校に通えない子どもたちの教育機会確保の政策推進に調査結果を活用する方針。

 千葉県教委児童生徒安全課によると、調査は23年12月~今年1月に実施。県内公立学校で22年度(小学1年、中学1年は23年度)に30日以上、学校を欠席した児童生徒が対象で、9131人のうち1753人が回答した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ソフトバンク-阪神」(15日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・近藤が初回に先制の9号3ランを放った。

 2死二、三塁。阪神先発・ビーズリーの150キロを左中間のホームランテラスへ叩き込んだ。近藤は「打ったのはツーシーム。自分のスイングができました。先制のチャンスを生かすことができて良かったです。勝ちにつなげられるように頑張っていきます」とコメントした。

 近藤は12日のヤクルト戦の守備で右手の中指と薬指の付け根を痛めて、その後病院で捻挫と診断されたことを本人が明かしていた。それでも翌日以降は指名打者ながら出場を続けており、小久保監督も「中軸、主力としての責任感で試合に出てくれている」と話していた。

 また、この日のデーゲームで交流戦首位の楽天が敗れたため、ソフトバンクは勝利すれば同率1位に浮上する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミス連発にファン怒り=プロ野球・西武

西武ファンの「気合を入れろ」コールが球場を包んだ。特に怒りを買ったのが3点を追う五回の攻撃。1死一塁で児玉が右飛を打った際、走者の山野辺が帰塁せず併殺に。盗塁のスタートを切っていたとはいえ、高く上がった打球に反応できず、渡辺監督代行は「落ちると思って行ったと思う。そこら辺の判断の違い」と首をかしげた。
守備でも平凡なフライの落球と悪送球で、前日に続き2失策。打線も振るわず完封負けを喫し、パ・リーグ球団初の2年連続交流戦最下位が確定した。監督代行は「現実がこれなんで、しっかり立て直す」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024福岡大会は15日、北九州市の西日本総合展示場で女子第3週が行われ、世界ランク10位のカナダが同19位フランスに3-0(25-14、25-18、31-29)で勝利した。前日の敗戦で大会公式サイトがパリ五輪出場の夢が「事実上」消滅したと伝えたが、今ラウンド最終戦で意地の1勝。涙を流し、日本のファンから惜しみない拍手が送られた。五輪切符を持つ日本は、午後7時20分からセルビアと対戦する。

最後まで全力を尽くした。デュースが続いた第3セット(S)最終盤。カナダは身長188センチのエースOHバンライクが渾身のスパイクを決め、他の選手たちも必死でレシーブに飛び込んだ。すでに開催国枠で五輪出場権を持つフランスも譲らない。最後はライトからバンライクがクロスに打ち込み、熱戦に終止符を打った。

終了後、選手たちは涙。苦楽をともにしてきた仲間同士、それぞれ順番に抱き合い、耳元で言葉を交わした。見守った日本の客席からは温かい拍手。13日に日本を3-2で破り、五輪への夢を繋いだ。しかし、14日に五輪最後の1枠を懸けたオランダ戦に敗北。限りなく可能性が低くなり、大会公式サイトは「両国の五輪出場権争いは事実上オランダの勝利に決まった」とパリ切符がこぼれ落ちたことを伝えていた。

主将のグレイは場内インタビューで「まずこの勝利はとても嬉しい。昨日の敗戦があったので、チームは気持ちを取り戻さないといけなかった。みんなファイトがあるから素晴らしかった。(試合中に)コートで泣かなかったのがよかったわ」と微笑み。日本のファンへの感謝も忘れなかった。

「私は一度日本に来たことがあるの。また来られたのは嬉しい。食べ物も、文化も素晴らしいし、何よりファンが素晴らしいわ。私たちのプレーを見てもらえて嬉しいです。アリガトウ!」

日本戦に比べれば3分の1にも満たない観客数だが、全力バレーにファンは興奮。最後にグレイがサインボールを客席に投げ込むと、また歓声が膨らんだ。バレーボールの魅力を届けてくれた試合だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけようと、バスケやサッカーのプロ選手が15日、石川県内各地を訪れた。珠洲市では、バスケBリーグの選手が子どもたちと交流。金沢市のスタジアムにはサッカー日本代表でイングランド・プレミアのリバプールに所属する遠藤航選手が登場した。

 珠洲市立上戸小を訪れたBリーグの選手11人は、体育館で地元バスケチームの約50人と、パス回しなどの練習やミニゲームで汗を流した。

 遠藤選手は金沢市で、被災地に拠点を置く中高のサッカーチームとの交流イベントに登場。助っ人として参加したミニゲームでは、パスを出してゴールを後押しした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日は15日のロッテ戦(ZOZOマリン)に0―10で敗れ、借金は今季最多タイの「5」。交流戦の成績は7勝10敗となり、3年連続での負け越しが決定した。

投打ともに見せ場がなかった。中日先発・メヒアは3回に先制点を許すと、5回には二死一塁から藤岡に右翼席へ運ばれ0―3。続くポランコに右翼への二塁打を許したところで降板となり、4回途中7失点の前回登板(8日、楽天戦)に続いて2試合連続でのKOとなってしまった。

リリーフ陣も打ち込まれて被安打16の10失点。守りでもミスが続出し、今季最多の1試合3失策を記録した。打線はわずか5安打で今季11試合目の零封負け。交流戦17試合で零封負けが5試合という結果には、パ・リーグとの対戦を楽しみにしていた竜党もガックリだ。

「5回二死からの失点が響いてしまった。これだけミスが出たらうまくいくわけがない。悪いところが全部出た試合だった」と立浪和義監督(54)も渋い表情。3年連続の交流戦負け越しについて「パ・リーグの投手は力のある投手が多いので、なかなかここまで点が取れなかった。原因は一つそこかなと思います。先発投手もやられるケースが多い」と語った指揮官は「切り替えて、明日は交流戦最後なので、一つ取りにいけるようにやっていくだけです」と言葉に力を込めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦