“追記”

 

 

 

 

 

岸田文雄首相は12日、調査研究広報滞在費(旧文通費)の使途公開に向けた関連法改正について、「早期に結論を得たいとの思いは変わっていない」と述べた。一方、「具体的な実現時期は合意文書に記載されていない」とも言及しており、今国会での法改正を求める日本維新の会は反発を強めている。

 首相官邸で記者団に語った。首相は5月31日の維新との党首会談で、旧文通費について「前向きに議論を行い、使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずる」との合意文書をかわし、政治資金規正法改正案の衆院採決で維新の賛成を取り付けた。

 だが、旧文通費の今国会での法改正をめぐっては、自民の浜田靖一国会対策委員長が11日に「日程的に見ると厳しい」と発言。首相の判断が問われる中、23日の会期末が迫る状況に自民幹部は「もう駄目だ」と語る。

 維新は態度を硬化させている。規正法改正案を審議する12日の参院政治改革特別委員会で、維新の東徹氏は「(旧文通費と)パッケージでやってきた。このままでは(参院採決で)賛成できない」と断言した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京都の小池知事は午後の都議会最終日で、3期目を目指し、都知事選への立候補を表明しました。「七夕決戦」に向け、どのような選挙戦を繰り広げるのでしょうか。

東京都 小池百合子 知事
「東京大改革3.0を進めていく、その覚悟をもって、7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました」

ついに都知事選への立候補を表明した小池知事。過去最多の候補者が予想される選挙戦に、3期目を目指して挑戦することになります。都議会後、報道陣の前に姿を見せた小池知事は。

東京都 小池百合子 知事
「(Q.『東京大改革3.0』の具体的内容、都知事選の公約は?)基本的に現職でございます。これからも選挙戦に向かっても、公務を最優先にしていく。また近いうちにお伝えする機会があると思います」

公約は「近く発表する」としています。

都知事選をめぐっては、地域政党の「都民ファーストの会」と自民党、公明党が支援する方針を明らかにしていますが、自民党は裏金問題などで逆風を受けています。小池知事は都知事選をどう戦っていくのでしょうか。

午後の都議会で、都知事選への立候補を表明した小池知事。都議会終了後の各会派への挨拶では…。

都議会自民党
「これからは、ぜひ一緒に都政改革の実現に、『(東京大改革)3.0』実現に向けて力を合わせて行きたいと思います」

自民党は都知事選で小池知事の支援をすると明らかにしています。

同じく支援を表明している公明党。拍手で出迎え、それぞれの議員と握手も。最後も拍手で見送られました。

一方、立憲民主党を訪れた際は…。

東京都 小池百合子 知事
「すみません、お待たせしました。いろいろありがとうございました。特にないみたいね、はい。ありがとうございました、お世話になりました。これからも都民のために頑張ってまいります」

あいさつは、わずか15秒ほどでした。

各会派を回り終わった後、小池知事は。

東京都 小池百合子 知事
「変えるべきは変え、守るべきは守る。東京大改革3.0を進めていく。このことを皆様方、都議会の皆様方にもお伝えをしたところでございます」

都知事選の投開票は来月7日。「七夕決戦」の戦い方について、小池知事に近い都議は…。

小池知事に近いベテラン都議
「小池さんは完全無所属で、どこの推薦も支援も受けないよ」

関係者によりますと、これまでに支援を表明している自民党が裏金問題で逆風を受けていることなどから、小池知事は政党色を薄めて選挙戦に臨む方針だということです。

記者
「午後1時前です。蓮舫議員が党本部に入ります。これから離党届を提出します」

一方、既に立候補を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員はきょう午後、離党届を提出しました。

蓮舫 参院議員
「とにかく私は挑戦者ですから、やっぱり現職の方のいろんな余裕とか強さとか、そういうものを学ばせていただきながら挑戦をしていく立場だなと」

立憲民主党を離党し、無所属で立候補する狙いについて、蓮舫氏は「党派を超えて支援を呼びかけたい」と説明しました。

ただ、選挙の構図は自民・公明が支援する小池知事と、立憲など野党側が支援する蓮舫氏との事実上の与野党対決となる見通しです。

立憲民主党 安住淳 国対委員長
「首都東京で政治とカネの問題を都民の皆さんに審判していただく選挙にしなきゃいけない」

立憲民主党は今回の都知事選でも政治とカネの問題を争点の一つにしたい考えで、共産党、社民党も蓮舫氏を支持する方針です。しかし…

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「共産党主導の候補予定者に見えてしまう。このような状況のもとで蓮舫氏を応援することは、我が党としてはない」

国民民主党は、共産党が全面的な支援を打ち出したことなどを理由に蓮舫氏を支持しない方針を示しました。

また、日本維新の会も独自候補の擁立は見送り、「静観する」としていて、都知事選で野党側の足並みはそろわない見通しです。

蓮舫 参院議員
「東京はもっと良くなります、もっともっと良くなります。生まれも、育ちも、学びも、働いてる人たちのやりがいも、人生の先輩方たちの安心も、もっともっとアップデートすることができる」

「オール東京」で戦いたいとする蓮舫氏。来週早々にも公約を発表するとしています。

都知事選をめぐっては、このほか、広島県安芸高田市の石丸伸二前市長や田母神俊雄元航空幕僚長ら30人以上が立候補を表明しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの買い物客でにぎわう大型スーパーで、起きてはならない事故が起きてしまった。

80代の女性客が、エスカレーターの手すりに首を挟まれ死亡した。

事故は12日午前10時半頃、東京・西東京市に2024年にオープンしたばかりのスーパー「オーケー東伏見店」で起きた。

店内の地下へと続く下りエスカレーターで女性が倒れているのが見つかり、「エスカレーターで人の首が挟まっている」と消防に通報が寄せられた。

女性は意識不明の状態で緊急搬送されたが、その後、死亡が確認されたという。

発見された際、女性は下りエスカレーターの降り場で、手すりのレールと床の間に首が挟まった状態で倒れていたという。

警視庁は、女性が手押しカートを持って下りエスカレーターに乗り、降りる直前に何らかの原因で転倒したとみている。

これまでに、なぜ首が挟まってしまったのかは分かっていない。

街では「人ごとじゃないなと思った。これから若くないし、足腰も弱くなってくる」「私の前にいたおじいちゃんがエスカレーターにカートごと乗っちゃった。(おじいちゃんが)そのままバーンと倒れてきた。僕がたまたまいたから止めたんですけど、カゴは(下に)飛んじゃった」などの話が聞かれた。

被害者を救う手立てはなかったのか。
分かっている情報をもとに、専門家に推測してもらった。

江戸川大学・斗鬼正一名誉教授は「着ているものが引っ張られたのか、髪の毛が引っ張られたのか、そういうことで、たまたま頭が挟まれてしまった。高齢者はフラつくことがある。カートに気を取られていた可能性もある」と推測。

エスカレーターの乗り降りする付近には非常停止ボタンがあるが、事故に巻き込まれた当人はパニックになり、対処することは難しいと話す。

江戸川大学・斗鬼名誉教授は「自動停止でセンサーで止まる。何か挟まったり、子どもが指突っ込んだりしたら止まるはず。今回なぜ止まらなかったのか」と話し、今回の事故で、なぜ安全装置が作動しなかったのかについては詳しい検証が必要だとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京ディズニーリゾートはもはや“夢の国”ではないのかもしれない。6月6日に東京ディズニーシーで、新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンしたが、これを皮切りにSNS上では、ディズニーリゾートへの不満を爆発させるような投稿が目立っている。

 

アトラクションに早く乗るだけで追加料金1万円!?

騒動の発端となったのは、小さな子どもが新エリアに入れず、茫然と立ちつくしているテレビのニュース映像のワンシーンを切り取ったキャプチャ画面。これがSNS上で拡散されると、意見は真っ二つに割れた。

シンプルに「子どもがかわいそう」という意見と、「しっかりと下調べしてこない親が悪い」という意見だ。新エリアに入るには朝から行列に並んだりすることが必要不可欠で、それを怠った大人を責める声が、ディズニー“ガチ勢”から相次いでいるのだ。

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そしてそうした声が増えるのに比例して、ガチ勢しか楽しむことができなくなっている今の東京ディズニーリゾートはどうなのかと批判する声も増え、もはや収集がつかなくなっている。どうやら、ディズニーリゾートにしばらく行っていない人にはわからないが、今のディズニーリゾートは昔のように、家族連れでふらっと訪れて楽しむことができる場所ではなくなっているようだ。

年に1〜2回はディズニーリゾートに行くというディズニー好きで、2人の子どもを持つ30代の女性・Aさんから話を聞くと、変わり果ててしまったディズニーの現状が見えてきた。

「まず、昔はチケットと無料のファストパスのみで、+αの料金はかからず、チケット代も5000~6000円程度のイメージでした。チケット代+飲食代+お土産代を合わせても大人一人で1日に1万円ちょっとで、十分楽しめるテーマパークだったと思います。でも今は、チケット代7900~10900円(価格変動制)に加え、有料のディズニー・プレミアアクセス(DPA)、無料のプライオリティパス、スタンバイパス、エントリー受付を使って、人気アトラクションを楽しむシステムになっています。まずこの時点で、ふだん行かない人からすれば難解なのではないでしょうか」(Aさん)

待ち時間を短縮できるDPAは、アトラクション毎に1人につき1500円から2500円する。4人家族であれば、1アトラクションに乗るだけで1万円だ。黙って数時間の待ち時間に耐えるか、お金を払って時間を買うかの選択が迫られるのだ。

ガチ勢が支配するディズニーランド

このDPAのシステムは、2022年5月19日から導入された。当初の対象施設は、東京ディズニーランドの「美女と野獣“魔法のものがたり”」、東京ディズニーシーの「ソアリン:ファンタスティック・フライト」の2つだけであったが、今ではパレードやショーも含めると、DPAの対象は10個以上になっている。

DPAの導入はもちろん賛否があったが、今ではこのDPAすらもすぐに売り切れになるような状態に。たとえ平日のド真ん中でも、人気アトラクションの「アナとエルサのフローズンジャーニー」は、開演から数分でDPAが売り切れになっていた。そのため、中には「DPAをもっと値上げするべきだ!」という声まであがっている。

「本来こういったレジャー施設は子どもがターゲット層だと思うのですが、家族で存分に楽しもうとすると、海外旅行並みの金額になってしまううえ、子どもには理解不能なシステムばかり。そのため、今では大人だけが楽しむ場になりつつあると感じています。DPAの発売のほかにも、日本のディズニーだけがコロナ禍以降も年パスを復活させないなど、収益優先にしているのが露骨になってきていて、なんだか残念です」(Aさん)

こうして“存分に遊ぶにはお金をたくさん出すしかない、しかしお金を出したとしても遊びきれる保証はない”…という状態となり、いつしかディズニーリゾートは“ガチ勢”たちの情報戦にまで発展。子どもはもちろん、ライト層すらも踏み入れられない領域となってしまった。

「期間限定のショーやアトラクション、最新のエリアを楽しみたい場合はガチ勢との戦いになるのですが、これが普通の人ではもはや太刀打ち不可能。まして、子連れでは論外です。例えばガチ勢は、シンデレラ城前のショーは、前日からランドへ続く歩道橋の階段から並んだり、入場のためだけにディズニー内のホテルをとって、ホテルでは寝ないでおもてに並ぶとかをしていますから……。そもそも前日から並ぶのはルール違反なのですが、公式は黙認状態です」

「共産圏のような風貌をした資本主義帝国」

アトラクションやショーだけでなく、グッズを買うのも一苦労。新エリアや新発売のグッズは初日で売り切れ、入荷未定になるものが多く、グッズがどうしても欲しい人は初日に頑張らないと手に入れることはできないという。

「システムの複雑化や事前準備の大変さなども目立って、今のディズニーは、とても家族連れで気楽に楽しむ施設ではなくなっています。先日2歳の長女を連れて行ったところ、低年齢向けの幼児食が食べられる場所がディズニーにはまったくなく、ブッフェをなんとか予約して昼食にありつけましたが、こうしたところも子ども向けではないんだなと思ってしまいましたね。

アトラクション目当てではなく、雰囲気を楽しめばいいといった意見もありますが、それにしては高い入場料です。チケットはあくまで、アトラクション込みですからね。今のディズニーのシステムや料金を考えると、行く前から疲れてしまうな、というのが正直なところ。それでもディズニーはまだ好きなので、ライトな層ももっと楽しめるようなテーマパークになって、本来の夢の国に戻ってほしいです!」(Aさん)

SNS上では現在のディズニーリゾートに対して、〈ディズニーが夢の国から修羅の国になった〉〈もう素人子連れファミリーでディズニーは無理なん……?〉〈昔はファミリーで気軽に入れたラーメン屋が、今や二郎系みたいになっちゃった感じ〉〈今の東京ディズニーは一見、共産圏のような風貌をした資本主義帝国だと思っている〉といった声があがっている。

ディズニーは夢ではなく、シビアな現実を見に行く場所となってしまったのだろうか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇バレーボールネーションズリーグ2024女子大会予選ラウンド 日本3-0韓国(12日、西日本総合展示場)

日本は6勝2敗で残り4戦(韓国、カナダ、セルビア、アメリカ)。今大会はパリ五輪出場をかけた最後の戦いとなるため、どの試合も落とせません。

現在、パリ五輪出場条件のひとつである、アジアトップに位置する世界ランク6位の日本は、同ランク38位の韓国と対戦。セットカウント3-0(25-16、25-16、25-23)でストレート勝利しました。

第1セット、序盤から岩崎こよみ選手のサービスエースや荒木彩花選手のブロックなどでポイントを重ねる日本。ミスでポイントが奪われた後も、若きエース石川真佑選手のアタックポイントで、すぐに流れを戻します。最後も石川選手のアタックで25-16でセットを奪取。

第2セットは、林琴奈選手がここぞというときにポイントを決めるため、韓国の警戒が散らばり、エースの古賀紗理那選手、石川選手のアタックがうまくはまっていきます。そのまま点差を広げ連取します。

このセットを奪うと勝利する日本は、序盤7-10でリードを奪われるも、石川選手のブロックポイントやセッターの岩崎選手の連続スパイクなどで逆転に成功します。その後も、韓国の粘りで再びリードを奪われ、先に20点に手をかけられました。しかし、途中交代した渡邊彩選手や宮部藍梨選手が得点を重ね、20-20に追いつきます。一進一退の攻防が続きますが、最後は古賀選手のアタックが決まり、日本は勝利しました。

ストレート勝ちした日本は世界ランクを決めるポイント1.01を獲得し、アジア最上位を争う中国との差を「1.08」に広げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス4-0阪神(12日・京セラドーム大阪)

 オリックスが今季初の7連勝を決め、最大で9あった借金完済まで2とした。先発・エスピノーザが序盤から快調で、5回まで完全投球。6回1死から初安打を許し、7回2死満塁のピンチを残して降板したが、2番手・富山が佐藤輝を空振り三振に仕留めた。自身3連敗中だった助っ人右腕は、5月4日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)以来となる4勝目。打線では5番・紅林が「エスピを援護することができてよかったです」と3安打2打点の活躍を見せた。阪神との関西ダービーは2年連続で勝ち越し。パ王者が完全に息を引き返しそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク3―9ヤクルト(12日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが今季ワーストの9失点で今季7度目の逆転負け。交流戦残り4試合で、首位の楽天とのゲーム差は2に拡大。交流戦9度目の優勝(最高勝率含む)に赤信号がともった。

 先発の大津は5回を投げてプロワーストの7失点。3敗目(4勝)を喫して「打たれたのは全部甘いボールだったと思う。しっかりと投げきることができなかった。チームに申し訳ないです」と唇をかんだ。

 3回1死一、三塁から周東が右前に先制打。5月21日の楽天戦(みずほペイペイ)以来の打点に「チャンスを生かすことだけを考えました。ランナーをかえすバッティングができて良かったです」と振り返ったが、勝利には結びつかなかった。

 4回の守備では近藤が顔面を強打するアクシデント。その裏の打席を終えると、5回の守備から途中交代した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武5-0広島」(12日、ベルーナドーム)

 広島が今季11度目の完封負けで連勝は2でストップ。交流戦は7勝7敗の勝率5割に逆戻りとなった。

 打線は西武・隅田の前に手も足もでなかった。五回まで、わずか2安打に抑え込まれると、その後も打線が沈黙。最速150キロを超える直球と、変化球のコンビネーションの前に攻略の糸口を見つけられなかった。隅田に4安打完封を許した。

 先発の森下は突如崩れた。0-0で迎えた五回。2死三塁から元山に中前適時打を浴び、先制点を献上。これが24イニングぶりの失点だった。その後も西武打線を止められず、一挙5失点。今季はこの試合前まで、登板した全試合で6回以上を投げ、2失点以内と安定感抜群の投球を披露していたが、悔しいマウンドとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が4月2日以来の勝率5割に戻した。一回に辰己、鈴木大の連続タイムリー、フランコの3点本塁打で5点を先取し、内が6回2失点で3勝目。堀田の乱調が響いた巨人は今季ワーストの5連敗を喫し、勝率5割に逆戻りとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

○ オリックス 4 - 0 阪神 ●
<2回戦・京セラD大阪>

 阪神はこの日も打線が計4安打を振るわず2戦連続の完封負け。連敗で貯金は「1」となった。

 前夜はオリックス投手陣の前に15三振と苦しめられた阪神打線。この日も相手先発・エスピノーザの緩急に苦しめられた。初回から凡打の山を作り6回一死までノーヒット。3点を追う7回は二死から4番・近本の一塁内野安打、5番・糸原の右前打などで満塁としたが、オリックス2番手・富山の前に7番・佐藤輝が空振り三振に倒れた。

 9回は二死から連続四球で一、二塁としたが、最後は佐藤輝がいい当たりも一ゴロ。この日も本塁が遠く、2戦連続となる今季8度目の完封負けを喫した。

 先発の大竹は3回まで無失点も、4回は四球絡みで二死一、二塁とし、5番・紅林に先制適時打を浴びた。続くセデーニョにも四球を与え満塁となり、7番・宗に左前2点適時打を浴び3失点目。6回は紅林に中越え適時二塁打を許し、6回7安打4失点、4奪三振3四球の内容で4敗目(4勝)を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権▽2回戦 FC東京―ヴィアティン三重(12日・味の素スタジアム)

  FC東京が天皇杯2回戦でヴィアティン三重と対戦し、3―0で勝利した。

 前半21分にトップ下で先発したMF東がゴール前でシュートを決めると、同37分にはセットプレーからDF森重が頭で追加点。さらに同42分にはMF原川が直接FKを沈めた。

 後半は再三の決定機を生かせず無得点に終わったが、公式戦3戦ぶりの勝利を挙げた。

 3回戦は7月10日に行われ、中京大を2―1で下したJ2の千葉と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が5カード連続で勝ち越し、勝利5割に復帰。一回、辰己の先制三塁打と鈴木大の適時打、フランコの3ランで一挙5点を奪った。内は6回2失点に抑え3勝目。巨人は九回の反撃も及ばず、今季初の5連敗で貯金がなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天が4月2日以来の勝率5割に戻した。一回に辰己、鈴木大の連続タイムリー、フランコの3点本塁打で5点を先取し、内が6回2失点で3勝目。堀田の乱調が響いた巨人は今季ワーストの5連敗を喫し、勝率5割に逆戻りとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトが大勝。0―1の四回に長岡の適時打で追い付き、プロ初出場の新人、18歳の鈴木が勝ち越しの2点打を放った。五回は村上の14号3ランで加点した。今季初登板の山野は7回1失点で白星。ソフトバンクは大津が誤算だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが零封勝ちで7連勝。エスピノーザは六回1死まで一人の走者も許さない快投。七回途中無失点で5勝目を挙げた。打線は四回に紅林の左前打、宗の2点左前打で3点を先制し、六回にも1点を加えた。阪神は2試合連続の零敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JAPANサッカーカレッジに0-1で敗戦

J1名古屋グランパスは6月12日、天皇杯2回戦でJ1アルビレックス新潟のアマチュア育成組織であるJAPANサッカーカレッジ(新潟県代表)と対戦し、0-1で敗れてまさかの敗退となった。SNS上では、ファンから厳しい声が上がっている。

名古屋は、1回戦でアルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)を2-1で下して勝ち上がってきたJAPANサッカーカレッジと豊田スタジアムでの2回戦で対戦。スタメンを大きく変更して臨んだ。

しかし、前半を0-0で折り返すと、後半6分に右サイドからのクロスを北信越フットボールリーグ2部得点王の経験を持つ相手FW上元直樹にファーサイドでボレーシュートを決められ、先制点を奪われてしまう。

後半10分にMF内田宅哉、MF中山克広、MF森島司、FW山岸祐也を投入してゴールを狙った名古屋だが、最後まで得点を奪えず。0-1で敗れ、まさかの2回戦敗退となった。

名古屋は試合後、クラブ公式X(旧ツイッター)で「最後まで勝利を目指しましたが、天皇杯は2回戦で敗退となりました。それぞれの場所から最後まで共に闘ってくださり、ありがとうございました」と投稿。ファンからは「かなりひどい」「厳しい現実」「やる気の見えない試合」「ブーイングもん」「怒りより呆れ」「ほんとにこのままでいいんですか?」と厳しい声が相次いでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトが快勝した。0―1の四回、長岡の中前打、鈴木の2点左前打で3点を奪って逆転。五回以降は村上の14号3ラン、サンタナ、オスナのソロなどで加点。山野が7回1失点で今季初勝利。ソフトバンクは今季最多の9失点を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが7連勝。先発のエスピノーザは六回1死まで走者を許さず、七回途中まで抑え5勝目を挙げた。打線は四回に紅林、宗の適時打で3点を先制。紅林は六回にも適時二塁打を放った。阪神打線は4安打で連日の無得点。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ オリックス 4 - 0 阪神 ●
<2回戦・京セラD大阪>

 阪神はこの日も打線が計4安打を振るわず2戦連続の完封負け。連敗で貯金は「1」となった。

 前夜はオリックス投手陣の前に15三振と苦しめられた阪神打線。この日も相手先発・エスピノーザの緩急に苦しめられた。初回から凡打の山を作り6回一死までノーヒット。3点を追う7回は二死から4番・近本の一塁内野安打、5番・糸原の右前打などで満塁としたが、オリックス2番手・富山の前に7番・佐藤輝が空振り三振に倒れた。

 9回は二死から連続四球で一、二塁としたが、最後は佐藤輝がいい当たりも一ゴロ。この日も本塁が遠く、2戦連続となる今季8度目の完封負けを喫した。

 先発の大竹は3回まで無失点も、4回は四球絡みで二死一、二塁とし、5番・紅林に先制適時打を浴びた。続くセデーニョにも四球を与え満塁となり、7番・宗に左前2点適時打を浴び3失点目。6回は紅林に中越え適時二塁打を許し、6回7安打4失点、4奪三振3四球の内容で4敗目(4勝)を喫した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪出場権を懸けたバレーボールのネーションズリーグ女子福岡大会第2日は12日、北九州市西日本総合展示場で1次リーグを行い、6大会連続の切符を狙う日本は韓国に3―0で快勝し、7勝目(2敗)を挙げた。韓国は1勝8敗。

 日本は第1セット、古賀や林が活躍して25―16で先取。第2セットは石川の強打が有効で25―16で連取し、第3セットは25―23で競り勝った。

 5枠が残るパリ五輪出場権は1次リーグ終了後の17日付世界ランキングで決まる。韓国戦後は13日にカナダ、15日にセルビア、16日に米国と顔を合わせる。1次リーグは16チームが参加し、各12試合を戦う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西武が12日の広島戦に5―0の完封勝利。連敗を8で止めた。

この8連敗中、計10得点だった打線がこの日は5回につながった。

先頭の代打・滝沢が左前打で出塁すると犠打と進塁打で二死三塁の状況を作った。

ここから9番・元山がここまで23イニング連続無失点を続けていた広島先発・森下から中前にタイムリー。西武が6試合ぶりに先制に成功した。

一塁でガッツポーズの元山は「打ったのはカットボールです。早い段階でいい流れを作りたかったので、それだけを考えて打席に入りました。先取点を取ることができてよかったです」と声を弾ませた。

さらに一、二塁として今度は2番・西川が前進守備の右中間を深々と破る2点適時三塁打。西川は「打ったのはフォークです。皆さんが繋いでくれたチャンスだったので、なんとしてでも打ってやろうと気持ちで打席に入りました」と渾身の一打を振り返った。

さらに一、三塁から4番・中村剛にも投前内野安打が飛び出しこの回、長短6安打を集中し5得点。好投手・森下を攻略しマウンドから引きずり降ろした。中村剛は「打ったのはカットボールです。追加点が欲しかったので必死に走りました」といつもと違うテイストのコメントを残した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ソフトバンク3-9ヤクルト」(12日、みずほペイペイドーム)

 ヤクルトが快勝。村上、サンタナ、オスナの主力のそろい踏み3発でソフトバンク投手陣を粉砕した。

 1点を追う四回、高卒ルーキー鈴木のプロ初安打となる適時打などで3点を挙げて逆転。鈴木は決勝打を含む2安打2打点と鮮烈デビューとなった。五回は村上が14号3ラン、七回にはサンタナの10号ソロ、オスナの8号ソロも飛び出した。

 先発・山野は7回1失点の力投。鈴木とのバッテリーでソフトバンク打線を抑え込み、今季初勝利を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-4巨人」(12日、楽天モバイルパーク)

 楽天が1点差を逃げ切り、2連勝。交流戦初優勝に前進した。

 前夜の逆転サヨナラ勝ちの勢いそのまま初回に猛攻を仕掛けた。辰己の適時三塁打など4連打で2点を先取。さらにフランコの3ランも飛びだし、初回に一挙5点を奪った。

 先発内は6回2失点の好投。九回は守護神則本が1点差まで詰め寄られたが、巨人の反撃をかわした。

 交流戦2位のソフトバンクが敗れ、2差に。オリックスも勝ち、ソフトバンクと並び、2位タイとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天5-4巨人」(12日、楽天モバイルパーク)

 巨人が今季ワーストを更新する5連敗。最大5あった貯金は0で、残り4試合で楽天を上回ることができず、交流戦優勝の可能性が完全に消滅した。先発した堀田が2回2/3を8安打5失点KOで3敗。初回の大量失点で反撃ムードを作るのも難しかった。

 初回、先発の堀田が楽天の積極攻撃を止めることができず、打者一巡の猛攻で5点を失った。それでも三回、2死からドラフト4位・泉口(NTT西日本)、丸の連打で1点を返すと四回だ。無死一塁で岡本和が打席に立つと、2-1から鋭い打球で三塁線を抜いた。

 一走・吉川が一気に生還。5試合、19打席ぶりの安打で、7試合ぶりの打点も記録した。「尚輝さんがよく走ってくれた」と、感謝の言葉で振り返ったタイムリー。二回にも、浅村の好守に阻まれたが、三塁線に鋭い打球を放った。苦しんできた4番の快音は今後の戦いにプラス材料となる。

 シーズン成績は5割に逆戻りし、交流戦は6勝8敗と黒星が先行する。阿部監督は10日、交流戦最後の6試合を前に「とにかく五分、五分。目標は五分」と語った。残り4試合。まずは“借金完済”に全力を注ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ オリックス 4 - 0 阪神 ●
<2回戦・京セラD大阪>

 オリックスは阪神に2試合連続の完封勝ち。今季最長の7連勝で借金を「2」に減らした。

 打線は4回、二死一、二塁で5番・紅林が左前適時打を放ち先制。その後も満塁とし、7番・宗が2点適時打を左前へ運び3-0とリードを広げた。

 6回は再び紅林が右中間突破の適時二塁打を放ち4点目。紅林はこの日も4打数3安打2打点と活躍し、同じく猛打賞を達成した前夜の第2打席から6打席連続安打を記録した。

 先発のエスピノーザは初回から安定感抜群。緩急自在の投球で阪神打線を翻弄し、6回一死までパーフェクト投球を展開した。3点リードの7回は二死満塁のピンチを作り降板したが、2番手・富山が阪神・佐藤輝を空振り三振に仕留め見事な火消し。

 8回は本田、9回はマチャドがゼロを刻み、4投手による完封リレー。7回途中3安打無失点のエスピノーザは5勝目(3敗)を手にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天5―4巨人(12日・楽天モバイル)

 岩手出身の巨人・堀田賢慎投手が、チームの連敗ストップを目指して東北での“がい旋登板”で先発したが、1回にいきなり5点を失い3回途中で降板。リリーフ陣は追加点を許さない好投をみせ、打線も9回に2点を返すなど1点差まで追い上げたが、1回の失点が痛かった。巨人は5連敗で、交流戦Vが消滅した。

 

 堀田は1回1死から村林一輝内野手に右前打、辰己涼介外野手には左中間を破る三塁打を打たれ、まず1点。鈴木大地内野手の右前打で2点目を奪われると、渡辺佳明内野手にも右前打され4連打。浅村栄斗内野手は投ゴロに打ち取ったが、続くフランコ内野手には2号3ランを左翼スタンドに運ばれ、1回にまさかの5失点。その後も太田光捕手、小深田大翔内野手に連続で右前打を打たれ、打者一巡。小郷裕哉外野手を中飛に抑えてようやく1回を投げ終えたが、本塁打を含む7安打で5点を失った。

 打線は3回に反撃。2死から11日にプロ初本塁打を放ったドラフト4位ルーキーの泉口友汰内野手が右翼線への三塁打で出塁。丸佳浩外野手が右前タイムリーを放ち、1点を返した。丸はこれで連続試合ヒットを「10」に、連続出塁を「26試合」に伸ばした。

 堀田は3回は2死から太田光捕手に四球を与えたところで、阿部慎之助監督が交代を伝え降板。2番手で大江竜聖投手が登板し、後続を抑えた。

 4点を追う巨人は4回、先頭の吉川尚輝内野手が投ゴロ失策で出塁。岡本和真内野手は三塁線を破る二塁打を放ち、一塁から吉川が生還し2点目を挙げた。岡本和は6日のロッテ戦の第3打席での左前打以来、19打席ぶりのヒットがタイムリー二塁打となった。

 5回からは3番手で赤星優志投手がマウンドにあがり、先頭の渡辺佳明内野手に四球を与えたが、浅村を見逃し三振、フランコを三ゴロ併殺打に仕留め無失点。6回、7回は3者凡退に抑えた。

 3点を追う巨人は8回、先頭で泉口が左前打、2死となったが吉川が足を生かして二塁内野安打、2死一、三塁としたが、岡本和は遊ゴロに打ち取られ、追加点はならなかった。9回は楽天の守護神・則本昂大投手を攻め、1死から代打・秋広優人内野手が中前打、2死となってから岸田行倫捕手が右前打して一、二塁。ここで泉口がこの試合3本目の安打となる右中間を破る2点二塁打を放って1点差とし、なおも暴投で2死三塁と一打同点の場面を作ったが、丸は二ゴロに打ち取られ、あと1点が届かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク3―9ヤクルト(12日・みずほペイペイドーム福岡)

 ソフトバンクが今季ワーストの9失点で今季7度目の逆転負け。交流戦残り4試合で、首位の楽天とのゲーム差は2に拡大。交流戦9度目の優勝(最高勝率含む)に赤信号がともった。

 先発の大津は5回を投げてプロワーストの7失点。3敗目(4勝)を喫して「打たれたのは全部甘いボールだったと思う。しっかりと投げきることができなかった。チームに申し訳ないです」と唇をかんだ。

 3回1死一、三塁から周東が右前に先制打。5月21日の楽天戦(みずほペイペイ)以来の打点に「チャンスを生かすことだけを考えました。ランナーをかえすバッティングができて良かったです」と振り返ったが、勝利には結びつかなかった。

 4回の守備では近藤が顔面を強打するアクシデント。その裏の打席を終えると、5回の守備から途中交代した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆日本生命セ・パ交流戦 オリックス4-0阪神(12日・京セラドーム大阪)

 オリックスが今季初の7連勝を決め、最大で9あった借金完済まで2とした。先発・エスピノーザが序盤から快調で、5回まで完全投球。6回1死から初安打を許し、7回2死満塁のピンチを残して降板したが、2番手・富山が佐藤輝を空振り三振に仕留めた。自身3連敗中だった助っ人右腕は、5月4日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)以来となる4勝目。打線では5番・紅林が「エスピを援護することができてよかったです」と3安打2打点の活躍を見せた。阪神との関西ダービーは2年連続で勝ち越し。パ王者が完全に息を引き返しそうだ。

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦