◆大相撲 ▽夏場所13日目(24日、東京・両国国技館)

 新小結・大の里(二所ノ関)は、西前頭4枚目・宇良(木瀬)を押し出し、3敗を堅持、首位を守った。大の里は、立ち合いから宇良を圧倒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルヴァン杯でJ2長崎に敗戦、今季の残りはJ1リーグの23試合のみ

浦和レッズのペア・マティアス・ヘグモ監督は、5月24日のトレーニング後にオンライン会見を実施。26日にJ1第16節で首位のFC町田ゼルビアと対戦するなか「両方のペナルティーエリア内での仕事が重要になるだろう」と話した。

浦和は22日にルヴァン杯のファーストラウンド3回戦でV・ファーレン長崎と対戦し、0-1と不覚を取り敗退。これにより、天皇杯へ出場できない今季の残りはJ1の23試合のみとなった。そのため、15試合を終え勝ち点24の6位にいる浦和にとっては同32で首位の町田とのゲームは今季唯一のタイトルを狙ううえでは勝利が求められるものになる。

ヘグモ監督は町田について「かなりダイレクトにセットプレーやスローイン、ロングボールで(ペナルティーエリア内へ)入ってくる」として、「五分五分の状況が多くなる試合だろうと思う。そこで回収できればチャンスも多くなると見ている。両方のペナルティーエリア内での仕事が重要になるだろう。そして五分五分の状況、あるいはボールを持った時にいかに相手のバランスを崩せるか。背後のスペースを狙うことや、ピッチで数的優位を作ること、そこから裏に抜けるランニングができるかどうか。サイドチェンジも重要になる」と話した。

指揮官はこの話題について「オーバーロード」という言葉も使いながら説明した。22日の長崎戦、19日のリーグ前節ジュビロ磐田戦ともにミドルゾーンでブロックを組んでくる相手を崩せない課題が出た。町田戦も同じようなことが課題になり得るだけに「対策としてそのようなことも考えている」と話すにとどめたが、少し局面に人数を集め、そこからの大きな展開を狙うような場面も必要になるだろう。

長崎戦ではキャプテンのDF酒井宏樹がフル出場し、MF岩尾憲とノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが途中出場した。負傷離脱から戻ってきた形になるが、ヘグモ監督は「今日の練習ではオラも岩尾も好調で試合への準備はできている。酒井は久々のフルゲームだったので、彼らはリカバリー組だった。サミュエルも本日はフルで参加した」と話し、直近リーグ2試合を欠場しているグスタフソンの復帰も示唆した。

浦和はこの町田戦からヴィッセル神戸、セレッソ大阪、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスと上位との対戦が続いていく。今季のすべてを懸けるリーグ戦となった今、この5試合の結果が与える影響は大きなものになりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ、25日の試合前に杉谷拳士さんと金子誠コーチのトークショーを開催

 

 

 

ロッテは24日、25日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム、14時00分試合開始)で元プロ野球選手の杉谷拳士さんと金子誠一軍戦略コーチによるトークショーを開催することになったと発表した。

 当日は、ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の「北海道富良野ホップ炭酸水」のPRとして「ポッカサッポロ北海道素材アンバサダー」である杉谷拳士さんが来場し、日本ハム時代に2011年から2014年までチームメイトとして、2015年から2022年までは選手とコーチという間柄だった金子誠一軍戦略コーチと12時10分頃から球場外周ボールパークにて野球についてのトークショーを行う。

 また当日は全ゲートにて先着25,000名にポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の「北海道富良野ホップ炭酸水」をプレゼント。


日程:5月25日(土)
時間:12時10分開始予定
場所:外周ボールパークステージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中日、大野雄大・柳裕也・福敬登の3投手が社会貢献活動の一環として、今年も招待プロジェクトを実施

 

 

 

◆ バンテリンドームに招待

 中日は24日、大野雄大投手、柳裕也投手、福敬登投手が今年も社会貢献活動の一環として、バンテリンドームで行われる公式戦などに自身と同じ境遇のご家庭や、聾学校の皆さんを招待するプロジェクトを実施することを発表した。

 各選手のプロジェクト概要は以下のとおり。


▼ 大野雄大 招待プロジェクト -Yudai'sInvitation Project-

対象者:ひとり親家庭の親子
内容:観戦チケット(内野SS席)、お弁当、応援グッズ
実施日:6月23日(日)広島戦、7月7日(日)広島戦、8月10日(土)巨人戦、8月31日(土)DeNA戦
協力:社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会
※2017年より実施。

■ 大野雄大投手のコメント
「2017年からこの活動をはじめ、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされたものの2022年に再開することができました。今年も、多くのひとり親家庭の方々にドームへ来てもらい、野球を通じて“親子の絆”を深めてもらえたら嬉しいです。このプロジェクトだけでなく、プレーでみなさんに元気を届けられるよう、入念にコンディションを整えてまいります」


▼ 柳裕也 招待プロジェクト -Yuya's Invitation Project-

対象者:交通遺児等(自動車事故により保護者が亡くなられた、または重い後遺障害が残った方のご子息)のご家庭
内容:観戦チケット(内野SS席)、お弁当、応援グッズ
実施日:5月26日(日)ヤクルト戦、6月9日(日)楽天戦、7月14日(日)阪神戦
、8月18日(日)阪神戦、9月22日(日)広島戦
協力:独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)、東海交通遺児を励ます会、愛知トヨタ
※2022年より実施。

■ 柳裕也投手のコメント
「自分と同じ境遇のこどもたちの気持ちは痛いほどよくわかります。このプロジェクトがこどもたちの笑顔のきっかけになっていただければ、また思い出に残る1日になっていただければ嬉しいです」


▼ 福敬登 招待プロジェクト -Hiroto's Invitation Project-

対象者:愛知県立名古屋聾学校、愛知県立千種聾学校の皆さん
内容:観戦チケット(内野A席)、お弁当、応援グッズ
実施日:3月15日(金)阪神戦、6月4日(火)ソフトバンク戦、6月30日(日)DeNA戦、8月7日(水)DeNA戦、9月1日(日)DeNA戦、9月10日(火)ヤクルト戦
協力:愛知県立名古屋聾学校、愛知県立千種聾学校
※2022年より実施。
※今年は千種聾学校の皆さんも招待します。

■ 福敬登投手のコメント
「プロ野球選手として経験を重ねていく中で、プレーだけでなく何か社会に貢献できることはないかと考えるようになりました。私自身、高校3年間で手話を学んだ経験もあり、以前より名古屋聾学校の生徒さんとは野球に関する制作物を通じた交流がありました。耳が不自由ながらも完成度の高い制作物を次々に披露してくださるその意欲的な取り組みに感動し、自分もそんな頑張る生徒のみなさんに少しでも力になれればと思い、このプロジェクトを立ち上げました。今年は名古屋聾学校のみなさんに加え、千種聾学校のみなさんも招待します。野球観戦をしてみなさんに「今日1日楽しかった」と思ってもらえたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 阪神0―1巨人(24日・甲子園)

 巨人の戸郷翔征投手が、阪神打線を相手にノーヒットノーランを達成。圧巻の今季4勝目で、チームの連敗を4で止めた。

 無安打無失点はプロ野球史上89人目(101度目)。巨人投手では2018年7月27日・中日戦(東京ドーム)の山口俊以来の快挙となった。また、巨人投手が甲子園で達成したのは1936年9月25日の沢村栄治以来88年ぶり。

 

 1、2回はアウトすべてが飛球で3者凡退。3回は2死から、投ゴロを自ら一塁へ悪送球して走者を出したが後続を打ち取った。2番からの好打順だった4回は大山悠輔内野手を空振り三振に仕留めるなど3人で片付けた。

 1点をもらった5回は先頭・糸原健斗内野手の一ゴロを岡本和真内野手がはじく失策で無死一塁となったが、前川右京外野手を遊飛、坂本誠志郎捕手を併殺打に打ち取り無失点。6回は2三振などで3者凡退、7回は2番からの好打順だったが、3人をピシャリと抑えた。

 打線は1、2回と先頭打者が出塁したが、いずれも1死から内野ゴロ併殺打に打ち取られ無得点。3回は1死から泉口友汰内野手が左前打、戸郷翔征投手が送りバントを決めて2死二塁としたが、丸佳浩外野手が左邪飛に倒れた。

 5回に先取点。1死から7番でスタメン出場のオコエ瑠偉外野手が左前打で出塁。泉口友汰内野手の3球目に盗塁を決め1死二塁とすると、泉口が2打席連続ヒットとなる左前タイムリーを放ち、オコエが生還。下位打線で1点を挙げた。泉口は18日の広島戦の2回にプロ初打点となる先制タイムリーを放ち、プロ入り2打点目も先制タイムリーと結果を残している。

 戸郷の打席で阪神の先発・及川雅貴投手がアクシデントがあった様子で急きょ降板。2番手で漆原大晟投手が登板し、戸郷の送りバント、丸佳浩外野手が四球で2死一、二塁となったが、坂本勇人内野手は遊ゴロに倒れた。

 6回は1死から岡本和真内野手が三塁内野安打、長野久義外野手が右前打でつなぎ1死一、三塁としたが、岸田行倫捕手が三ゴロ併殺打。この試合3つ目の併殺となり、追加点はならなかった。7回も先頭でオコエが左翼線二塁打を放ち、2死から丸が四球を選び、二塁盗塁で二、三塁としたが、坂本が空振り三振に打ち取られた。

 戸郷は8回を3者凡退。9回は先頭に四球を与え、送りバントで1死二塁と一打同点のピンチを背負ったが、ここで近本を一直に。最後は中野を空振り三振に仕留め、偉業を達成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

衆院政治改革特別委員会は24日、自民党派閥の裏金事件を受けて与野党がそれぞれ提出した政治資金規正法改正案について2日目の質疑を行った。立憲民主党は裏金づくりの舞台となった政治資金パーティーを全面禁止すべきだと主張。自民は立民幹部のパーティー開催計画を取り上げてパーティーの重要性を訴え、議論は平行線をたどった。
特別委は27日に参考人質疑を予定する。自民は岸田文雄首相(党総裁)が目指す今国会での規正法改正に向け、来週中の衆院通過を目指しており、週明けにも公明党や野党と修正協議を始めるとみられる。ただ、企業・団体献金や政策活動費の見直しなどでも各党の隔たりは大きく、先行きは不透明だ。
自民の山下貴司氏は24日の審議で、立民案が定めるパーティー全面禁止について「パーティーは国際的にも幅広く活用されている」と反対を表明。立民の岡田克也幹事長らが近くパーティーを計画していると明かし、「必要経費を捻出するためにやっている。禁止してしまうのは政治活動に大きな制限を加える」と再考を促した。
これに対し、立民の本庄知史氏は「法案成立・施行前は各議員の判断に委ねるのが党の方針だ」と述べ、パーティー計画と党方針に食い違いはないと反論。「(パーティーは)国民の政治不信の原因になっている」と禁止の必要性を強調した。
公明党の中川康洋氏はパーティー券購入者の公開基準額について、「20万円超」から「10万円超」に引き下げるにとどめる自民案は不十分との立場から、「5万円超」まで踏み込むべきだと主張。立民に対しても「禁止法案を国会に出した以上、率先して範を示すことが重要だ」と述べ、パーティーを直ちに中止するよう要求した。
日本維新の会案は企業・団体によるパー券購入禁止を明記している。維新の中司宏氏は「企業・団体献金は政策をゆがめる」と指摘しつつ、「パーティーは広く薄く支援を集め、草の根民主主義を支えるものだ」と訴えた。
一方、共産党の塩川鉄也氏は自民案提出者の鈴木馨祐氏が代表を務める政党支部の2021年の政治資金収支報告書に、6件66万円の寄付収入の不記載があったと指摘。鈴木氏は「担当者が代わったタイミングでミスがあった」と釈明し、記載漏れは他の2件も含めて計8件あったと明かした。

 

 

 

 

 

 

 

 

中国国防省の報道官は、台湾を包囲する形での軍事演習は「台湾独立の横暴と戦うものだ」などと正当化し、頼清徳総統について「火遊びをするものは必ずやけどを負う」とけん制しました。

中国国防省 呉謙 報道官
「今回の行動は『台湾独立』の横暴と戦い、外部勢力の介入を抑止するためであり、完全に合理的かつ合法で、正当かつ必要なものだ」

中国国防省の報道官は24日、台湾を取り囲む形での中国軍の演習について「『台湾独立』の横暴と戦い、外部勢力の介入を抑止するためのもの」と正当化。そのうえで、頼清徳総統について「就任以来『一つの中国』の原則に挑戦し、台湾の同胞を戦争と危険な状況に追い込もうとしている」と非難し、「火遊びをするものは必ずやけどを負う」と警告しました。

頼清徳総統は20日の就任演説で、「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属しない」と訴えていて、中国は今後も圧力をかけ続けるものとみられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロッテ3-1ソフトバンク」(24日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが競り勝って6連勝。首位・ソフトバンクの連勝を6で止めた。

 ロッテ先発の佐々木は7回を投げ5安打1失点、8奪三振で今季4勝目を挙げた。

 161キロを計測した初回に3安打を集中され、2死一、二塁で近藤に左越えタイムリー二塁打で1点を先制された。それでも味方打線が2点を奪って逆転した直後の三回は、この日最速の162キロを連発。1死から柳田の左飛を左翼・石川慎が落球して1死二塁のピンチを背負ったが、続く山川に対して162キロを計測。最後は161キロで詰まらせて遊飛に仕留めた。

 さらに近藤に対しても162キロを計測するなど160キロ台を連発し、最後はフルカウントからの7球目で二ゴロに打ち取った。

 打線は1点を追う二回に岡の中前適時打などで2点を奪い逆転。五回にも高部の中前適時打で3点目を奪った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場)

 巨人の先発・戸郷翔征投手がノーヒットノーランの快挙を達成した。巨人の投手が阪神戦でノーヒットノーランを達成するのは1936年の沢村栄治以来、88年ぶりとなった。

 阿部監督は「素晴らしい、それしかないです」と笑み。123球の快投に「球数もいっていた。代える気はなく、最後までいってほしいと思った」と振り返った。

 戸郷は初回、近本、中野、森下と続く阪神の上位打線を3人で抑えると、直球と宝刀・フォークを軸に的を絞らせない投球。三回、二死から及川が投手前のボテボテのゴロを放ち、一塁はセーフの判定だったが、戸郷の送球エラーが記録された。

 五回は先頭・糸原の打球もわずかにイレギュラーする微妙な打球となったが、記録は一塁・岡本和の失策。それでも、前川を遊飛に抑えると、坂本を三ゴロ併殺に斬って取った。九回は先頭への四球からピンチを招いたが、近本、中野を打ち取った。

 指揮官は「ねえ、すごいことだよ。泣きそうになっちゃったよ」と本音も。「ジャイアンツを引っ張って行く存在。開幕に指名したのも僕。そういう意図を気づいてくれているはず。今日は素晴らしかった」とうなずいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)の新天地として、キャバリアーズへの移籍話が加速している。

レイカーズは来季に向けてプレーオフを勝ち抜ける補強を画策しており、スター級の獲得へ向けて八村はトレード要員の一人になっている。

そうした中で、キャバリアーズがレイカーズとのトレードに積極的で、レイカーズ側が熱望するドノバン・ミッチェルとの間で大型トレード案が浮上していた。

しかし、ミッチェルは残留に傾きつつあり、別のトレード相手で交渉が進展した模様だ。

米スポーツ専門放送局「ESPN」は「もしキャバリアーズがダリアス・ガーランドを放出するなら、レイカーズのオースティン・リーブスと八村塁を中心としたパッケージだろう。リーブスのシュートスキルはミッチェルを補完するし、八村はキャバリアーズがアレンをトレードしようと考えているなら、フロントコートに厚みを与えてくれるだろう」と報じた。

レイカーズ側が八村とリーブスに加えて1巡目指名権をいくつか加えて、ガーランドのトレード案を進めているというわけだ。

交渉が一気に進展する可能性もあり、八村のクリーブランド行きが現実のものになるのか、注目が集まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大相撲 ▽夏場所13日目(24日、東京・両国国技館)

 新小結・大の里(二所ノ関)は、西前頭4枚目・宇良(木瀬)を押し出し、3敗を堅持、首位を守った。大の里は、立ち合いから宇良を圧倒した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JRAの厩務員、調教助手らが加盟する3労組(関東労、美駒労、関西労)が日本ダービーの前日となる5月25日午前0時から24時間のストライキ突入を決めたことに対し、JRAは24日、通常開催を決めた。

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 日本調教師会とJRAは調整を行った末、ストライキ中の開催を決定。都内のJRA本部で佐野健吉競走担当理事は「調教師、それから非組合員、補充員で、平常通り競馬を施行させていただきます」と説明した。

 3労組の3%の賃上げ要求に対し、調教師会側の回答が要求額に満たなかったため妥結に至らず、昨年3月18日の開催ストライキに続き、今回は24時間のストライキ突入となった。スト前日から影響は出ており、26日の京都8Rに出走を予定していたキョウエイカンフ(牡4歳、美浦・勢司和浩厩舎、父アジアエクスプレス)は輸送を担当する人員を確保できないため、出走を取り消した。

 土曜の東京に出走予定の関東馬は137頭中133頭がストライキ前日の24日金曜日に東京競馬場に移動(残り4頭中3頭は当日輸送で、1頭は木曜入り)。日曜の出走馬は133頭中19頭が移動し、その中にはダービーに出走するシックスペンス(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父キズナ)も含まれている。

 24日午後14時半時点で、JRAにメールや電話での問い合わせは17件あったが、苦情はなくストライキに関する開催の問い合わせだった。

 なお、24日の夜間発売および25日の早朝発売(金曜日18時半から土曜日9時まで)は、5月25日に実施する競走の発売をとりやめるとした。26日の日本ダービー、目黒記念の前日発売のみ行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

混合400メートルユニバーサルリレーの決勝で、日本はまさかの失格となった。最終走者の生馬が逆転し、3番手でゴールしたが、3走の松本の足がレーンの内側に入ったことが判明。松本は「失格と言われて、頭の中が真っ白」とうなだれた。
悔しい結果になったものの、予選では日本新記録をマークするなど、大きな収穫も得た。生馬は「タイムを上げるためにずっと取り組んできた。決勝も攻めた結果だったので、自分の中では納得できる内容」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天3-4日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)

 楽天は粘りを見せたが、延長の末に敗れ今季最長の5連敗。借金は最多の8になった。

 痛恨のミスが出た。同点の延長十回、2死三塁で日本ハム・松本剛の放った三遊間の打球は、この日1軍に昇格し、このイニングから遊撃の守りに入った伊藤裕へ。うまくさばいたが、送球がそれ決勝点となった。

 粘りは見せた。2点を追う九回、代打・茂木が値千金の同点2点適時打を放った。直前に守護神・則本が、今季15試合目での初失点を喫していたが、土壇場で追いついた。

 ただ、なおも1死二、三塁と一打サヨナラの場面で1本が出ず。一気に試合を決められなかったのが痛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天3-4日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)

 日本ハムが同点の延長十回に勝ち越した。2死三塁で松本剛の遊ゴロを処理した楽天・伊藤裕が一塁悪送球。この間に三塁走者の五十幡がホームにかえった。

 打線は無安打に抑えられていた六回1死から9番・水野が左前打でチーム初安打を記録。1番に入った郡司が中前打で続き、2番に抜てきされた水谷が左前適時打。無安打からの3連打で同点に追いついた。九回2死満塁で細川が中前に2点タイムリーを放った。

 九回2死満塁で細川が中前に勝ち越しの2点タイムリー。その裏、田中正が同点に追いつかれたが、十回に勝ち越した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 阪神0―1巨人(24日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督が、ノーヒットノーランの現実を受け止めた。指揮官としては前回監督を務めていた2006年9月16日・中日戦(ナゴヤD)で山本昌に許して以来、2度目。屈辱の夜となってしまった。

 以下、監督の一問一答。

―攻略の糸口が…

「ええ?そりゃ、打てへんのやから」

―組み立ても変わってきた。

「いや、そんなことないよ。そんな、変わらへんよ」

―最後まで直球も変化球も良かった。

「結局、な。低めのボールな、フォーク振ってな」

―同じ投手に何度もやられている。相手は大したもの。

「そらな、ええピッチングされたら、こんなもんやろうな。今やったらな。今のバッティングの調子やったらな」

―惜しい当たりも最後のほうに。

「惜しい当たりいうても、アウトはアウトやからなあ」

―戸郷は下げるわけにいかない状況。糸口は最後まであったか。

「糸口ってだって、なあ、ヒットを各選手が打つしかないやんか。全然、攻めようがない。最後ぐらいやんなあ、ノーアウトで出たけど」

―3バントを決めた。

「うん」

―及川は手か。

「あれはファームで一回まめをつぶして、そこと同じところみたいやけどな。まめでな」

―小刻みなリレーで最後まで勝負を分からない展開に持ち込んだ。

「いやいや、それは後ろ、今日はお前、ほとんど投げてないピッチャーやったからな。1点やからな、そらお前、どういう形でな、入るか分からへんし」

―富田も四球を出したが坂本を抑えた。

「まあな、左用に出したんやけどな」

―及川次の先発は。

「いやいや、それはちょっと当分あかんやろ、投げられへん。ファームでも1回飛ばしてるくらいやからな」

―序盤からいいピッチングだった。

「まあな、ストライク、ボールはっきりしとったけどな、まあ0点でいとったからな」

―ノーヒットノーラン。完封負けとメンタルの違いは。

「いやいや、そらお前、明日野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もう終わったことやし。また初戦負けたいう、そういうことやろ」

―いつも言っている一喜一憂しない。

「しゃーないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」

 ―06年は奮起。

「6年やった?(山本)昌?うーん。2回目やなぁと思っとったけど。何年やったかな、5年かな、6年かなぁと思っとったけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

混合400メートルユニバーサルリレーの決勝で、日本はまさかの失格となった。最終走者の生馬が逆転し、3番手でゴールしたが、3走の松本の足がレーンの内側に入ったことが判明。松本は「失格と言われて、頭の中が真っ白」とうなだれた。
悔しい結果になったものの、予選では日本新記録をマークするなど、大きな収穫も得た。生馬は「タイムを上げるためにずっと取り組んできた。決勝も攻めた結果だったので、自分の中では納得できる内容」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ 阪神0―1巨人(24日・甲子園)

 巨人の戸郷翔征投手が、阪神打線を相手にノーヒットノーランを達成。圧巻の今季4勝目で、チームの連敗を4で止めた。

 無安打無失点はプロ野球史上89人目(101度目)。巨人投手では2018年7月27日・中日戦(東京ドーム)の山口俊以来の快挙となった。また、巨人投手が甲子園で達成したのは1936年9月25日の沢村栄治以来88年ぶり。

 戸郷のヒーローインタビューは以下の通り。

―いまの気分は

 いやぁ、もう、やっと緊張から解き放たれたんで、はい。最高です!

―ノーヒットノーラン、どのくらいから意識していたか

 6回終わった時点で、あと9個と思ってやってましたし、8回抑えて、本当にできるのかなって思いました。本当に、最高でした。

―終盤は力が入ったか

 1―0でしたし、1点もやれない状況で、先頭フォアボールを出した時にはちょっと焦りましたけど、何とか落ち着いて抑えられたので良かったです。

―試合中、選手、コーチから「ノーヒットノーラン」という言葉はあったか

 誰1人言ってくれなくて、記録間違いじゃないかなと思いながら。杉内さんも7回くらいから僕のところに来なくなったので、より一層緊張しましたけど、達成できてよかったです。

―プロ入り初の快挙。野球を始めてからは

 記憶にないですね。はい。

―ウィニングボールは

 グローブにしっかり入れてあります。両親に渡したいと思います。

―どんな気持ちでマウンドに上がったか

 チームとしてもここ最近、いい結果が出ていなかったので、交流戦前の最後の3連戦だったので、何とか初戦を取りたいと思って、そういう気持ちで入りました。

―1番良かった部分

 最後の三振が、そこで終われたので良かったです。

―明日以降、ファンへのメッセージ

 次から交流戦が始まりますので、なんとかジャイアンツを首位にもっていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA-広島」(24日、横浜スタジアム)

 広島の先発・大瀬良大地投手が7回1/3を4安打1失点で降板した。今季自己最多となる112球を投じた。

 相手先発・東との投手戦。初回は1死からオースティンと佐野に連打され、筒香には四球を献上。1死満塁のピンチを招き、山本の中犠飛で先制点を許した。それでも後続を断つと、二回は左翼手・宇草のマズい守備で二塁打を許しながらも無失点。三~五回はカットボール、スライダーを多投しながら三者凡退に斬っていった。

 直前の打席に立って続投した七回は先頭の山本に二塁打を食らうも、後続を封じた。八回表に小園の適時打で同点に追いつくと、一塁ベンチ前でグラブを掲げて喜びを表現した。

 八回は1死からオースティンに四球を与えたところで降板。マウンドを塹江に託した。ベンチに戻ると、悔しそうな表情を見せた。今季3勝目は次回登板以降にお預けとなった。それでも後を受けたリリーフがピンチを無失点でしのぐと、両手を上げて喜びを表現した。

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の戸郷が自身初めてとなるノーヒットノーランを達成して4勝目を挙げた。力強い直球とフォークボールが良く1四球で投げ切り、五回の泉口の適時打による1点を守った。阪神は打線に元気がなく完敗に終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

● 阪神 0 - 1 巨人 ○
<10回戦・甲子園>

 ABCラジオ制作で24日にニッポン放送でも放送された『阪神-巨人戦』で解説を務めた矢野燿大氏が、巨人の先発・戸郷翔征にノーヒットノーランを食らい敗れた阪神について言及した。

 矢野氏は「タイガースはノーヒットノーランをやられても、一敗は一敗なので、そういうふうに思えるかどうかが大事になってきます」と話し、「初戦でやられたというのが明日以降どうなるのかなというところは、また面白い部分の見方かなと思います」と語った。

 25日は阪神がビーズリー、巨人は赤星優志の予告先発となっている。なお、阪神打線は赤星に対し、4月17日の試合で2点を奪い勝利している。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテ―ソフトバンク。4勝目を挙げたロッテの佐々木(中央)=24日、ゾゾマリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の戸郷翔征が無安打無得点試合 山本由伸以来、通算89人目

 プロ野球・巨人の戸郷翔征投手(24)が24日の阪神戦(甲子園)で通算89人目、101度目となる無安打無得点試合を達成した。

 戸郷は宮崎・聖心ウルスラ学園高から2018年秋のドラフト6位で巨人に入団。22年に最多奪三振のタイトルを獲得した。今季は試合前まで、3勝2敗、防御率2・17だった。

 無安打無得点試合は23年9月9日にオリックスの山本由伸(現ドジャース)がロッテ戦で達成して以来。セ・リーグでは22年6月7日にDeNAの今永昇太(現カブス)が日本ハム戦で達成して以来となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ラグビーリーグワン入れ替え戦・第2戦 花園(1部12位)30―35(前半13―8)浦安(2部1位)(24日・花園)

 花園(旧近鉄)が2部に降格した。2季連続同カードとなった浦安(旧NTTコム)との入れ替え戦。アウェーでの第1戦(18日・えどりく)に12―21と9点差で敗れた花園は、ホームでの第2戦も敗れた。来季は3季ぶりに2部で戦うことになった。浦安はリーグワン1部初昇格を果たした。

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 この日の花園は、チームの要・元オーストラリア代表SHウィル・ゲニアが脳震とうから5試合ぶり先発復帰し、“戦友”同SOクウェード・クーパーとの頼れるハーフ団を再結成。日本代表FBセミシ・マシレワがWTBで先発し、今季最終戦で役者がそろった。

 前半1分、敵陣22メートル付近のラインアウトから右へ展開し、ゲニアが抜け出して先制トライ。クーパーのゴールキックも決まり、7―0とした。10分にはクーパーがPGを決め、第1戦の点差を逆転する10点差とした。その後、浦安に1トライと1PGを献上し、10―8。38分にクーパーが右中間約30メートルのPGを決め、13―8で前半を終えた。

 後半は11分、クーパーがゴール前へ蹴り込んだゴロパントをCTBサム・ケレビがキャッチしてトライ。クーパーのゴールキックも決まり、20―8とした。13分には1PGを献上したが、3分後にはクーパーが40メートルPGに成功。23―11とリードを広げたのもつかの間、17分にペナルティートライを献上し、23―18となった。

 後半26分にはマシレワがキックをチャージされてトライ(G)を奪われ、23―25と逆転を許した。さらに、1トライ1Gと1PGを追加され、敗れた。

 入れ替え戦・第2戦の残り2試合は25日に予定されており、三重(旧ホンダ、1部11位)―愛知(旧豊田自動織機、2部2位)、BR東京(旧リコー、1部10位)―東葛(旧NEC、2部3位)が争う。

※得点時間は速報値。

 ◇入れ替え戦の昇降格決定方法 〈1〉勝ち点(勝ち4、引き分け2、負け0。3トライ差以上の勝ち、7点差以内の負けは勝ち点プラス1)、〈2〉勝利数、〈3〉得失点差、〈4〉トライ数、〈5〉トライ後のゴール数によって決定。〈1〉が同数の場合に〈2〉によって決定し、以降も同様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場)

 阪神は巨人・戸郷にノーヒットノーランに抑えられ、伝統の一戦で敗れた。屈辱的な敗戦に、甲子園が騒然となった。

 打線は三回まで9つのアウトの内8つがフライアウトとことごとく打球を打ち上げた。相手の2失策で出塁したものの、得点圏に走者を置く場面は九回。1死二塁の好機を作ったが、近本と中野が凡退し、聖地は静まりかえった。

 三回には及川が投手前へのゴロで一塁セーフとなったが、記録は戸郷の悪送球。五回も糸原の一ゴロがわずかにイレギュラーする打球で岡本和がはじいたが、記録は失策となった。2度の「E」ランプに甲子園がどよめいた。

 阪神がノーヒットノーランを食らうのは2019年9月14日・中日戦での大野以来5年ぶりで2リーグ分立後は7度目。甲子園で食らうのは1965年10月2日の広島・外木場以来59年ぶりとなった。

 先発・及川は不完全燃焼の形でマウンドを降りた。初回、二回は走者を出すもいずれも併殺で切り抜けて無失点。その後も毎回走者を置きながらも要所を抑えて徐々にリズムに乗っていった。ただ、五回1死でオコエに左前打を浴びて二盗も許して1死二塁。泉口に先制の左前打を浴びた。

 次打者の初球にボールを投じた後に、左手を気にする様子を見せて安藤投手コーチがマウンドへ。治療の後に再び投球練習を行ったものの、そのまま降板。4回2/3を4安打1失点、球数70球でマウンドを降りた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクに勝利し、喜ぶロッテナイン=24日、ゾゾマリン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテが2分けを挟み6連勝。1点を追う二回、小川の内野ゴロと岡の適時打で2点を取り逆転。五回に1点を加えた。佐々木は7回1失点で4勝目。ソフトバンクは連勝が6でストップ。モイネロが粘ったが、打線が二回以降は精彩を欠いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッテが6連勝。佐々木は8奪三振で7回1失点と好投して4勝目を挙げた。打線は0―1の二回に岡の適時打などで2点を奪って逆転し、五回には高部の適時打で加点。ソフトバンクは1得点にとどまり、連勝が6で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

○ ロッテ 3 - 1 ソフトバンク ●
<7回戦・ZOZOマリン>

 ロッテは2引き分けを挟み今季最長の6連勝。貯金は今季最多を更新する「4」となった。

 先発の佐々木は初回に苦しんだ。単打2本で二死一、二塁のピンチを招くと、5番・近藤に左越え適時二塁打を浴び1失点。続く栗原には四球を与え満塁としたが、7番・リチャードを空振り三振に仕留め1失点でとどめた。

 初回だけで35球を要したものの、2回はキッチリと3者凡退。2-1と逆転してもらった3回以降は要所を締め勝利投手の権利をつかんだ。6回、7回もゼロを刻み、終わって見れば7回119球、5安打1失点、8奪三振3四死球の好投。2試合連続2ケタ得点中だったソフトバンク打線を1失点に抑え、最速162キロをマークした。

 打線は1点を追う2回、1番・岡の中前適時打などで2-1と逆転に成功。5回は3番・髙部の今季初打点となる中前適時打で3点目を加えた。

 救援陣は8回以降、坂本、益田が1イニングずつ無失点。佐々木は3試合ぶりの白星となる今季4勝目(2敗)、益田は6セーブ目(1勝2敗)をマークした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前節、横浜FCに敗れたことで連勝が7で止まった清水エスパルス。秋葉忠宏 監督は「連勝はいつか止まるもの」と淡々と受け止めつつ、敗因の1つに試合の入りで“走り負けたこと”を挙げた。

敗戦から得た学びをどう活かすか

連敗だけは是が非でも避けたいエスパルス。

秋葉監督は今週のトレーニングで、「もう一度、個を磨き組織にする」「走るところを走る」、「苦しいところから逃げない」と発破をかけた。

そのためにも、ボールを使わないものを含め、ランニングが介在するメニューを中心にラインアップ。特に対人練習では長い距離で相手の背後を狙う練習に時間をかけた。

指揮官は「連勝というのはいつか止まるもの」と平静を保ちつつ、横浜FCにはボールを裏に蹴られ、自陣を下げざるを得なかったことで主導権を握れなかった反省を活かし、走力で負けない集団への進化をもくろむ。また、敗因をしっかりと選手たちと共有し、次にフォーカスする狙いも強い。

2024年は、鹿児島キャンプで多くのフィジカルトレーニングを繰り返してきた。それだけに原点ともいえる走力が試合を左右することに改めて認識している。

ただ、連勝は途切れたものの、一方で、7試合連続で勝つことが出来た自信とその間に積み上げた勝ち点21という成績は確実に選手たちの成長につながった。

チーム内にはJ1昇格、さらにはJ2制覇に向けては“連敗だけはありえない”という共通認識があり、再加速への機運は高まっている。

ここからの3試合は、水戸・山口・藤枝といずれも個性の強いチームが相手だ。

当然のことながら一筋縄ではいかず、難しい試合になることが予想されるものの、今シーズンの原点に立ち返り、走り勝つことができるのか…その真価が問われることになる。

秋葉監督「ゲームの入りを見直す」

-横浜FC戦で連勝が止まった
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
連勝というのは、いつかは止まるもの。大事なのはここからどうするか。過去は変えられない。ここから、どう次の水戸戦に、どうパワーを使うかということが一番。ホームというアドバンテージを活かしながらハーフターンするまでの残り3戦をどう締めくくるかということに最大注力したい。

-変えるべき点
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
選手に言ったのはゲームの入りどころ。相手はどんどん裏に走ってきたが、我々はそこに行けなかった。ラインブレイク数を数えたら、成功と失敗があるが、エスパルス18に対して横浜は43だった。

単純に背後に走り、そこにボールが出てくる。我々も30回以上することを目標としているが、大きく差が出たところはやはり認めざるを得ない。我々ももう一度、入りの10~15分は人とボールを相手の裏に行かせなければならない。前後半のゲームの入りどころで、そうした裏への展開を増やしたい。それで相手のラインが下がり、自分たちのボールを動かすサッカーができる。ハーフターンまでの残り3試合は入りを見直して、チームで統一しようとみんなで話した。

-出たくてうずうずしている選手も多いと思う
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
そうだと思う。横浜FC戦の翌日に松本山雅とテストマッチをしたが、4対0と非常に選手の出来が良かった。ベテランと若手が融合して、“使いたい”と思う選手が多かった。

次の試合もいつも通り、三保のピッチで見せてくれた選手を使おうと思っている。横浜に負けたことは何かを変えるためのチャンスでもあるし、そこで試合までの練習を見て、水戸戦に勝つ確率を高くしてくれる選手をチョイスしたいと思う。

-水戸に対するイメージ
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
昨シーズン自分が率いたのはアウェイの最終戦1試合のみで、その時とは状況が違う。もう一度、サポーター・ファミリーとともにパワーを使いながら、ホームで連敗をしないことが一番大事。もう一度、しっかりと勝ち点3を取るという、そこに最大注力したいと思っている。

-フィジカルトレーニングを長くやっていた
清水エスパルス・秋葉忠宏 監督:
オフ明けで体を起こす意味と足りないところにフォーカスする両方の目的があった。

普遍的にフィジカルを上げるのは現代フットボールでは当たり前のこと。より速く、より強く、より連続して、これでいいという限界はない。継続したテーマなので、まずは個の力を上げてもらって、その上で組織として力を出して欲しいと思う。

今年は走力がテーマの1つ。“夏になればなるほど我々の方が走れる”ということにしたいので、どんどん走ってもらう(笑)

つらいことから目を離さないことが大事。自分に勝てなければ相手に勝つことは絶対ないと思っている。「これだけやったんだから勝てる」という自信。それが今の勝負強さにつながっている。自分に負けないように、つらいトレーニングは続けていく。

宮本選手「挑んでいくことが大事」

清水エスパルス・宮本航汰 選手:
このところ先発で出る試合が増えているが、いい時は前線やゴール前に飛び込んでいけるが、前に出ていけない時もあるということを自覚している。

コンディションの作り方や飛び込みの状況判断、タイミングの計り方についてもっと質を上げて、厳しい練習をしているので、あとのケアを含めて90分通してやれるようにしたい。

横浜FCとは相手の得意な形で失点をしてしまった。相手の方が徹底して背後を狙ったり、自分たちの嫌なことをやったりしてきた。特に前半の早い時間にさせてしまい、それは自分たちがやらなければならないことだった。前半の開始直後にパワーを使う大切さを痛感した。

そうしたことを防ぐためにも、きょうはきついフィジカルトレーニングをやったが、相手より走ったり、球際の強さは自分たちのストロング、そこで負けないことを凡事徹底して、やり切ったことを自信として水戸戦に入りたい。

水戸は去年、自分自身が出ていないので印象は薄いが、勝てていないのは事実。いま首位だとしても、去年勝ち点3を獲れていない相手に挑んでいくことが大事だと思う。

北川主将「本当に大事なのが次」

清水エスパルス・北川航也 主将:
連勝は途切れてしまったけれど7連勝できることはあまりないことなので、それを自信として戦えば自分たちの戦い方は再現できると信じている。

横浜FC戦ではボールがあまり走らなかったり、気温が高かったり、悪い条件はあったが、それは相手も同じこと。その環境で自分たちが相手にとって嫌なプレー、怖いプレーを出来なければいけないのに、それを逆に相手がやってきた。ボールを取りに行っても背後に抜けられるケースが多かった。

まず連敗してはいけない。優勝・昇格する上でありえないことだと思う。そこは全員が試合に向けて準備しなければいけないことだと思うし、その中で今週の練習が始まっている。その準備という意味で今日はとてもハードな練習だったが、いいトレーニングになった。選手からの声も多く出ていたので続けていきたい。

長期的に必要なこととして、自分たちのストロングを消された時にどんなプランを持っているかということが挙げられる。足下でもらうのは悪いことではないが、相手が狙っているならば逆を取らなければいけない。

それと選手同士の意思疎通も大事だと思う。ボールを持っている味方が何をしたいのかを考えながら自分はプレーしているが、そのうちに押し込まれることが多くなってしまった。味方のことを考えるだけではなく、相手が嫌なところ、背後に抜けるプレーを自分からすればもっと展開は変わっていたと思う。これを反省材料、いい経験としてとっておけば次につながると思う。

また、すべての試合を自分たちのスタイルで通せるわけではないので、ピッチコンディション、暑さ、レフェリーなどチーム情報として共有し、臨機応変に対応していけないと勝ち続けられないと再認識した。

本当に大事なのが次の水戸戦。“すべての試合で勝つ”という理想を追いかけているが、負けることはあるし、勝ち点を落とすこともある。その次の試合、どういった立ち振る舞いで今週を過ごすのか、どういった準備ができるのか、全員がやるべきことだと自分は思っている。

乾選手「体の動きは戻っている」

清水エスパルス・乾貴士 選手:
横浜FCには球際でも、走るところでも負けていた。やり方として、裏を徹底してきたので後手に回ったし、セットプレーで先制点を獲ることを狙っていた。まんまとやられた感じ。

流れを変えられなかった。難しいことだが変えなければならなかった。ああいう時に入って、逆に追加点を与えてしまったので、そこは自分のミスからなので反省しているが、状況的には点を入れなければいけなかった。慌ててしまったところもあるし、途中出場の難しいところ。自分は得意ではないが、そんなことも言ってはいられない。出た時間でしっかり仕事ができるように頑張っていきたい。

体の動きは戻っている。ここからは難しい相手が続く。前半戦、そこに勝ち切っていきたい。楽な試合は1つもない。今まだ自分はチームに貢献できていないが、連勝でチーム全体の気分はいいし、勝ち点差で余裕は持てている。

先発できるかどうか…まだないんじゃないかと思う。体力的にも問題はないが、チームが7連勝したのはほとんどが2トップでやっている試合。そこに自信はあると思う。

わざわざ自分を先発に入れてその流れを変えるリスクを冒す必要はないと思うが、もちろんそこを自分のプレーで変えなければいけない。秋葉監督がそこを変えるように、自分がプレーで見せなければいけないのが一番だが、それよりチームが勝つことがすべて。まずは昇格すること。

それでも引き続き、自分は“俺が出た方が強いぞ”というのは見せていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月20日の広島戦で特別演出実施も発表

巨人は8月20日の広島戦(東京ドーム)でイラストレーターのナガノ氏が描く人気作品「ちいかわ」とのコラボレーション企画を開催すると発表した。「ちいかわ」たちがグラウンドに登場するほか、場内のビジョン、サイネージでも特別演出で球場を盛り上げる。

オリジナルグッズや写真撮影会特典がついた企画チケットも販売する予定で詳細は後日発表となる。コラボグッズは5月23日から先行販売を開始される。5月23日午後6時から29日正午まで、ちいかわ公式オンラインストア「ちいかわマーケット」で先行販売。グッズは8月の広島3連戦で、東京ドームの「GIANTS STORE」でも販売する予定になっている。

球団公式SNSで投稿されると瞬く間に拡散され、ファンからは「めっちゃかわいい」「闘魂こめて歌っているのかわいい」「このコラボあつい」「最高にかわいすぎる」と商品のゲットを待ちわびている様子だった。

 

 

 

 

 

 

 

台湾では当局や世論が中国の軍事演習を比較的に冷静に受け止めているが、中国側がさらに現状変更を進めることを警戒している。国防部(国防省に相当)は24日、台湾軍が「厳密な監視と対処」を続けていると強調した。

今回の中国軍の演習を受けて、台湾世論に大きな混乱は起きていない。主要株価指数である加権指数は24日、3日ぶりに反落したものの、軍事演習が始まった23日には史上最高値を更新した。

ただ、中国側が実際に台湾に武力侵攻する際は、軍事演習を装いながら奇襲するとみられているため、台湾の国防部は「中国軍が演習から実戦態勢に移る兆しは重要な監視対象だ」として、緻密な分析を進めている。

中国軍は今回の演習で、中国大陸に近い金門と馬祖、東引の各島、烏坵嶼(うきゅうしょ)の台湾離島4カ所の周辺も演習区域に加えた。

台湾の海巡署(海上保安庁に相当)によると、演習に参加した中国海警局の船が24日、前日に続いて東引島、烏坵嶼周辺の「禁止水域」や「制限水域」に進入した。東引と烏坵嶼は台湾軍が軍事拠点を置いている。特に東引島には地対空ミサイルや対艦ミサイルを設置しており、台湾側の警戒は強い。

中国が今回、台湾東部の花蓮近くに軍事演習区域を設置したことに一部の台湾メディアは注目している。花蓮には空軍の重要拠点、佳山基地があるためだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA2-5広島」(24日、横浜スタジアム)

 広島が延長10回に3本塁打を放ち勝利。連敗を2で止めた。

 初回に先制点を献上。三回は会沢、秋山の安打で2死一、三塁の好機をつくるも、矢野が遊ゴロに倒れた。四回は小園、末包の連打で1死二、三塁の逆転機を迎えながらも、坂倉、宇草が空振り三振に打ち取られた。

 六回も小園と末包の連打で2死一、二塁とするも、坂倉が遊ゴロ。0-1の八回は2死三塁から小園が一塁への適時内野安打を放った。

 先発・大瀬良は初回に1死満塁のピンチを迎え、山本に先制の中犠飛を浴びながらも、二回以降は好投。今季自己最多112球を投じた。

 1-1の延長十回に小園が小戸は勝ち越しの一発。続く末包も一発を放つと、野間も1号2ラン。1イニング3発でDeNAを引き離した。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 西武6―9オリックス(24日・ベルーナドーム)

 オリックスが逆転勝ちで連勝を収めた。今季はここまで6戦全敗だった金曜日に初勝利を挙げ、“ブラックフライデー”を断ち切った。

 打線が奮起した。3点ビハインドの3回に1死から好投手・高橋を相手に3連続四球を選び、中川が中犠飛。さらに森が左前打でつないだ後、好調の紅林の右中間への3点二塁打で一時逆転した。その後、再び追いつかれたが、9回1死一、二塁で4番・森が左中間へ決勝2点二塁打を放った。さらに2死満塁となってから、宗の中堅右への3点三塁打で試合を決めた。

 先発の東は6回6安打4失点。初回に先制点を許すと、2回は自身の犠打野選もあって無死満塁のピンチを招き、西川に左中間へ2点二塁打を献上した。1点リードの6回には2死一塁から蛭間に右翼線適時二塁打を浴びた。「チームが逆転してくれた後のところを何とか抑えたかったですし、リードを守り切れなかったことが悔しいです」と唇をかんだ。

 また、ドラフト1位・横山聖哉内野手(上田西高)がこの日1軍に初昇格し、「8番・三塁」で先発出場。4回1死で迎えた2打席目にプロ初Hとなる一塁内野安打をマークした。試合中には広報を通じて「めちゃくちゃうれしいです!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

「西武6-9オリックス」(24日、ベルーナドーム)

 西武が今季ワーストの8連敗。早くも30敗目を喫した。同点の九回に4番手のアブレイユが守備の乱れもあって5失点(自責点2)。試合を決められた。

 打線は一回、先頭の滝沢が右中間二塁打。1死一、三塁となり、中村剛也の中犠飛で先制した。

 二回は無死満塁で西川が左右間へ2点二塁打を放ち追加。直後の三回に先発の高橋光成が4点を失って試合をひっくり返されたが、五回2死一塁で蛭間の右翼線適時二塁打で4-4の同点に追いついた。

 5点を追う九回は2点を返したが、反撃もここまで。12日の楽天戦に勝って以来の白星はならなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽天3-4日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)

 日本ハムが同点の延長十回に勝ち越した。試合後、新庄監督は「またきょうも折れたけど。最後はおいしくいただけました」と22日に自ら命名した“ビッグシャウ打線”を自賛。「楽しかったー」と振り返った。

 1-1の九回に細川の2点打で勝ち越し。しかし、その裏、田中正が同点に追いつかれ延長戦に持ち込まれたが、十回にすぐに勝ち越して勝利。パキッと折れても美味しく食べられる親会社の製品、あらびきソーセージのシャウエッセンを思い起こさせる勝ちっぷりに「選手がめちゃくちゃ緊張感のあるこの試合を最後、勝ち取った。一つレベルがポンッと上がった試合ですね」とナインをたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男子バスケットボールBリーグの年間王者を決める「日本生命チャンピオンシップ(CS)FINALS」(2戦先勝方式)の開幕前日会見が24日、会場の横浜アリーナであった。2連覇を狙う琉球(西地区2位)と初の決勝進出を果たした広島(ワイルドカード1位)の選手らが意気込みを語った。

 

 琉球の桶谷大ヘッドコーチ(HC)は「一体感がすごくある」とチームの団結に手応えを感じている。

 準々決勝はA東京に2勝1敗、準決勝は千葉Jに2勝1敗。強豪相手の苦しい戦いを制し、司令塔の岸本隆一は「CSに入ってから成長している。明日からの試合でも成長できるように、さらに良いバスケットを表現できるようにしたい」と話した。

 広島はカイル・ミリングHCは「初のファイナルで失うものはない。一生懸命プレーして、広島にトロフィーを持って帰りたい」と挑戦者の立場を強調した。

 準々決勝は中地区1位の三遠に2連勝。準決勝は西地区を制した名古屋Dを2勝1敗で振り切った。司令塔の中村拓人は「誰かが120%の力を出すのではなく、一人ひとりが役割を遂行している。防御はどのチームにも負けないと思っている」と自信をにじませた。

 Bリーグが誕生して8シーズン目。これまでは関東圏に本拠を置くクラブが決勝に進んでいたが、広島が6チーム目の決勝進出クラブとなり、地方都市に本拠を置くチーム同士の決戦となった。

 地方創生をリーグ理念の一つに掲げる島田慎二チェアマンは、「勢力図は変わりつつあり、こういう時が来ると思っていた。いろいろなチームに優勝の可能性があるのは歓迎すべきこと。大きなのろしをあげた、象徴的なカードになった」と述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神0-1巨人」(24日、甲子園球場)

 巨人の先発・戸郷翔征投手がノーヒットノーランの快挙を達成した。巨人の投手が阪神戦でノーヒットノーランを達成するのは1936年の沢村栄治以来、88年ぶりとなった。

 あとアウト3で迎えた九回に山場が待っていた。先頭への四球、犠打で1死二塁。一打同点の場面を迎えた。ここで近本は一塁へのライナー。何とか捕った岡本和は表情を変えなかったが、野手陣にも異様な緊迫感が漂っていた。

 最後の打者、中野を三振に仕留めて快挙達成。戸郷は舞台裏を明かし、「本当にみんな緊張しながら守備をしていたと思うんで。ちょっとね、和真さんも近本さんの打球を捕った瞬間、すごい顔をしていた。(試合後)『打たせんな』とさっき言われました」と笑った。

 快挙を意識したのは「六回終わった時点であと九個」と振り返ったが、周囲の雰囲気も一変。ノーノーなどが迫ると周囲がこえをかけなくなるとはよく言われるが、戸郷も同じだったようで「誰からも言ってもらえなくて、記録間違えてないかなと。(投手コーチの)杉内さんも七回くらいから来なくなってより緊張した。回を追うごとに静まりかえって。誰も来てくれなかったんで、寂しいなと思いながら」と、笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク、佐々木に脱帽=プロ野球

21、22日の2試合で計33点を挙げた強力打線も、得点は一回の1点だけ。二回以降、佐々木から点を奪えなかったソフトバンクの小久保監督は「フォークが全部低めに集まっていたし、真っすぐも良かった」と脱帽した。
4番の山川は一回に右前打を放って先制点につなげたものの、その後の佐々木との2打席は凡退。「日本一のピッチャーだから、みんなでかかっていかないといけない。対戦しがいのある相手だし、次は打ちたい」と誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムが3―3の延長十回2死三塁から遊ゴロ失策で勝ち越した。細川の2点打でリードを奪った直後の九回に田中正が追い付かれても競り勝った。楽天は九回に代打茂木の2点打で同点としてなお1死二、三塁を生かせず、5連敗。

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルト、連敗止める=プロ野球・中日―ヤクルト

ヤクルトが競り勝ち、連敗を5で止めた。同点の延長十回2死満塁から西川の押し出し四球、代打川端の内野安打などで3点を奪った。サイスニードが力投し、5番手の山本が2勝目。中日は終盤に追い付いたが、マルティネスが誤算。

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックスが4―4の九回、四球と安打で1死一、二塁とし、森が勝ち越し2点二塁打。さらに満塁と攻め、宗の3点三塁打で加点した。八回を三者凡退の本田が2戦連続で白星。西武は先制した試合を落とし、今季ワーストの8連敗。

 

 

 

 

 

 

 

 

【25日の予告先発】阪神・ビーズリー―巨人・赤星優志、DeNA・中川颯―広島・玉村昇悟ほか

 【JERA セ・リーグ】

 ◆DeNA・中川颯―広島・玉村昇悟(14時・横浜)

 ◆中日・メヒア―ヤクルト・ヤフーレ(14時・バンテリンドーム)

 ◆阪神・ビーズリー―巨人・赤星優志(14時・甲子園)

 

 【パ・リーグ】

 ◆楽天・古謝樹―日本ハム・加藤貴之(14時・楽天モバイル)

 ◆西武・渡辺勇太朗―オリックス・曽谷龍平(14時・ベルーナドーム)

 ◆ロッテ・メルセデス―ソフトバンク・大津亮介(14時・ZOZOマリン)

 

 

 

 

 

 

 

 

広島は4番の小園が0―1の八回2死三塁で適時内野安打を放って追い付き、延長十回2死無走者でこの日4安打目となる勝ち越し本塁打を放った。さらに末包と野間にも一発が出た。島内が3勝目。DeNAは連勝が3で止まった。

 

 

 

 

 

 

「楽天3-4日本ハム」(24日、楽天モバイルパーク)

 楽天は延長に及んだ熱戦に敗れ、今季最長の5連敗。借金も同最多の8になった。今江敏晃監督は「先制してからなかなか点を取れなかった。何とか取れればってところだった。最後も粘り強く戦えたけど、最後は勝負に出た結果なので、しっかり切り替えて明日にいきたい」と語った。

 終盤は激闘だった。1-1と同点の九回に則本が、細川に2点適時打を許し勝ち越された。右腕はこれが今季15試合目にして初失点だった。嫌な流れだったが、その裏、代打・茂木が同点2点適時打を放ち、土壇場で追いついた。

 ただ、なおも1死二、三塁と一気に試合を決めたい場面で後続が凡退。延長に突入すると、十回に2死三塁から、途中出場、伊藤裕の失策で痛恨の決勝点を献上した。

 この試合は、初回に小郷の先頭打者弾で先制。先発の早川も8回1失点と好投するなど、いい部分も出たが、チームとして勝ちきることができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム4―3楽天(24日・楽天モバイル)

 楽天は延長10回に、遊撃・伊藤裕の悪送球で決勝点を失い、今季初の5連敗となった。

 前カードのソフトバンク戦ではプロ野球史上3度目の「2試合連続2ケタ失点&完封負け」。ホームに戻ってのカード初戦は、初回に小郷の先頭打者アーチで20イニングぶりの得点をあげ、先発の早川は8回3安打1失点と締まった試合に。9回には守護神・則本が2点を失ったが、その裏に代打・茂木の適時打で追いつく粘りも見せた。

 しかし、最後は守備の乱れで痛恨の黒星。今江監督は試合後、「先制したが、相手投手もいい投球をしていたので、その後の1点が取れなかった。最後まで粘り強く戦えた。明日はしっかり切り替えていきたい」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトが連敗を5で止めた。2―2の延長十回、押し出し四球、代打・川端の適時打に失策が絡んで計3点を勝ち越した。中日は七回に木下の適時打、八回に細川の適時二塁打で追い付いたが、マルティネスの制球が不安定だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月24日、長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト)が現役引退会見に出席。普段はあまり話さない家族についても語った。

40歳の元日本代表キャプテンは、5月18日に開催されたブンデスリーガ最終節のRBライプツィヒ戦に、後半アディショナルタイムから出場。現役最後の勇姿を見せつけた。

試合後、娘と息子が駆け寄り、抱擁を交わした際には思わず男泣き。ファンの間で大きな感動を呼んだ。この時の感情を問われると、長谷部は「恥ずかしい限り」と照れ笑いを浮かべた後、こう答えた。

「時間をかけて引退の準備ができたので、あまり感傷的になることはなかったんですけど、なぜか子どもたちが駆け寄ってきた時には、溢れる思いが出てしまいましたね」

また、妻でモデルの佐藤ありささんや両親らへの感謝も口に。熱い想いを伝えた。


「今こうして自分がプロサッカー選手として、こんなに多くのメディアの皆さんの前で話をできるのは、やはり家族の存在が大きかったと思います。愛情たっぷりに育ててくれた祖父母、公私ともに全力で支えてくれた姉と妹、娘と息子は元気溢れる本当に自分にとって宝物のような存在ですね。

僕にサッカーを与えてくれて、本当に本当に厳しく育ててくれた父親。母親と妻には心からの感謝を伝えたいです。母親と僕の両方を知る人はみんな『この母親がいて、長谷部誠がいるんだね』って言うんですけど...見た目も似てるらしくて、とにかく真面目で、世間的に真面目と言われる僕が真面目と言うくらいですから、だいぶ真面目だと思います。人間形成のうえで一番影響を受けた人物です。自分が母親のもとに生まれてきて、今大きな喜びを感じています。

妻に関してはとても大きな負担をかけたなと。サッカーを軸に生きる自分で、かなり振り回されたと思います。自分と一緒になることで、ずっとやってきた大好きな仕事を犠牲にしなければいけない、そういうものもあったと思うので、これからは彼女の夢、好きなことをもっとサポートしていきたいです。家を空けることも多かったので、家族との時間を大切にしていきたいなと思います」

引退時期を決めたのは、「はっきりは自分でも分からないです。時間をかけてっていうのはやはりあって、正式に自分の中で決めたのは2か月前くらいで、3月下旬ぐらい」だという。最初に伝えたのは妻で、両親にもすぐ連絡したと振り返ったなか、厳格な父のリアクションも明かした。

「妻や母親は素直に受け入れてくれたと思うんですけど、父親は『いいのかそれで!』みたいな感じで怒っていました。『俺は認めん』って。でも多分その時はお酒が入っていたので、半分本音、半分お酒の力だと思います」

世間的に「真面目」で通っている長谷部。そのイメージを逆手に取り、何度も報道陣を笑わせていたのも印象的だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「中日2-5ヤクルト」(24日、バンテリンドーム)

 高津ヤクルトが延長戦を制し、連敗は「5」でストップ。開幕から防御率0.00と絶対的な中日の守護神・マルティネスの牙城を崩した。

 初回に村上が2試合連発となる12号2ランを放つも、七、八回で同点とされ、試合は延長戦に突入。延長十回は守護神・マルティネスと対決になったが、打線がまさに一丸となった。

 まずは先頭の長岡が右前打で出塁。武岡が1球できっちりと送り、村上が申告敬遠で出塁した。さらに続く岩田は死球で満塁となり、2死となって続く西川が押し出しの四球を見極めた。さらに川端が二塁への適時内野安打を放ち、これが相手のミスを誘って一挙3得点の勝ち越しに成功。相手守護神を打ち崩した価値ある勝利となった。

 試合後の高津監督は「連打、連打って絶対打てないピッチャーなので、やはりバントであったり足であったり、それこそ四死球であったりっていうのを絡まないと、なかなか得点にはならないですよ」と一丸でつないだ攻撃を評価。

 「武岡のバントとかも、この前失敗しましたけども、膝ついてでもバントしようという気持ちも出てたし、岩田にしても、なんとかセーフティーとかで探ってやろうと、結果デッドボールにはなりましたけど。向こうが嫌がる攻撃であり、いい点の取り方だった」と選手らをたたえた。

 また苦手にしていた接戦を勝ちきって連敗はストップ。高津監督は「やっぱり嬉しいね。みんなよく頑張ってるよ、ここまで。すごく我慢してね。忍耐強く一生懸命頑張っていると思う。また明日も勝てると信じています」と表情を緩めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

首位ソフトバンクは24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に1―3で敗れ、連勝が6で止まった。

直近2試合33得点と好調の打線だったが、相手先発・佐々木朗希投手(22)の前に7回1得点に終わった。160キロを超える真っすぐと、低めにフォークを集められて苦戦。初回に3安打して先制点を奪ったが、2回以降は散発の2安打に封じられた。本調子ならば難攻不落の相手だけに、後に引きずるような敗戦ではない。

収穫だったのは、中軸の前を打つ2番・今宮健太内野手(32)がこの日も複数安打で存在感を放ったこと。5月に入って打撃不振に苦しんだが、21日の楽天戦で猛打賞を記録して、3試合連続安打。この日の2本は佐々木からのマルチ安打だった。「なかなか打ってないんで。もう打ち続けるしかないですから」と、うっぷんを晴らすように快音が戻ってきた。

鷹のV奪回に不可欠な主力の一人。この日の初回、佐々木の初球真っすぐを左前に弾き返して先制点の起点となった安打は、チームを勇気づける一打だった。頼もしい男がまた乗ってきた。

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦