福永、400で連覇ならず=世界パラ陸上

パリ・パラリンピックの代表選考を兼ねたパラ陸上の世界選手権は23日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、男子400メートル(視覚障害T13)で、前回覇者の福永凌太(日体大大学院)は47秒86で2位となり、連覇はならなかった。福永は既にパラリンピック代表入りを確実にしている。
男子100メートル(脳性まひT36)の松本武尊(鎮誠会)は4位だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

湘南乃海、悔しさ募る=大相撲夏場所

湘南乃海は引いて墓穴。左差しを狙って踏み込んだが果たせず、阿炎に突き放される。たまらず相手を呼び込んでしまい、よろめきながら土俵を割った。「切り替えて頑張る」。悔しさを押し殺すように言った。
連勝は3で止まり、単独トップから転落した。八角理事長(元横綱北勝海)は「勉強じゃないの」と述べ、初めて終盤戦で優勝争いを経験する26歳の成長を願っているようだった。

 

 

 

 

 

 

 

パリ・パラリンピックの出場枠が懸かるパラ陸上の世界選手権第7日は23日、神戸ユニバー記念競技場で行われ、男子400m(視覚障害T13)決勝は前回覇者の福永凌太(日体大大学院)が47秒86で銀メダルを獲得した。福永は既に日本パラ陸連が定めるパリ・パラの代表選考基準を満たしている。

 女子走り幅跳び(義足・機能障害T63)決勝は前回4位で既に選考基準を満たしている兎沢朋美(富士通)が銀メダル、前川楓(新日本住設)が銅メダルに輝いた。再レースとなった男子5000m(車いすT54)決勝は吉田竜太(SUS)が4位、18日に2着でゴールしていた樋口政幸(プーマジャパン)は6位だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

堀川、阿久津が首位発進=男子ゴルフ

【男子ゴルフ・ミズノ・オープン】第1日(23日、岡山・JFE瀬戸内海GC、7461ヤード=パー72、賞金総額1億円、優勝2000万円)
堀川未来夢と阿久津未来也が64をマークし、首位発進した。今平周吾と宋永漢(韓国)が1打差の3位に並び、昨年覇者の平田憲聖、香妻陣一朗、中山絹也がさらに1打差の5位。
前週優勝の幡地隆寛は71で47位。石川遼は62位と出遅れた。上位3人が全英オープン選手権(7月18~21日、英トルーン)の出場権を得る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小林夢、パット好調=リゾートトラスト女子ゴルフ

小林夢は3ボギーをたたきながら、2連続バーディーが3度。5アンダーに伸ばして首位発進した。18ホールでパット数がわずか23という内容を「今年で一番入っていたかな」と納得の表情で振り返った。
自己最高の3位に食い込んだ3月のアクサ・レディースゴルフをはじめ、トップ10入りが3度と安定感が増している20歳。ツアー初優勝に向けて好スタートを切ったが、「あと3日間あるので」と気を引き締めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目(23日・両国国技館)単独首位の平幕湘南乃海が関脇阿炎に押し出されて3敗目。2敗が消えた。大関琴桜は関脇若元春をすくい投げで逆転して3敗を死守。新小結大の里は宝富士を押し出し、新入幕欧勝馬とともに9勝目。阿炎は勝ち越した。12日目を終えて3敗が首位は2003年名古屋場所以来。

 大関豊昇龍は御嶽海を寄り切って勝ち越し。トップの琴桜、大の里、湘南乃海、欧勝馬を4敗で豊昇龍、阿炎、大栄翔ら7人が追う大混戦となった。十両は遠藤、若隆景、阿武剋が1敗で首位。

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目。宝富士(奥)は大の里に押し出しで敗れる=23日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目。豊昇龍(左)は御嶽海を寄り切りで下す=23日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長崎戦の日程変更=Jリーグ

Jリーグは23日、J2第19節の長崎―いわき(トラスタ)を6月9日午後6時開始から同26日午後7時開始に変更すると発表した。長崎がルヴァンカップで準々決勝進出を争うプレーオフに進んだため。

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目(23日、東京・両国国技館)
単独トップだった湘南乃海は関脇阿炎に完敗して3敗に後退。阿炎は勝ち越し。大関琴桜は関脇若元春との物言いがついた一番を制し、宝富士との3敗対決で快勝した新小結大の里、新入幕の欧勝馬を加えた4人が並んだ。12日目終了時点で3敗がトップとなるのは2003年名古屋場所以来。給金を直した大関豊昇龍、阿炎ら7人が1差。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目。単独トップだった湘南乃海は関脇阿炎に完敗して3敗に後退。大関琴桜(左)は関脇若元春との物言いがついた一番を制した=23日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲夏場所12日目。欧勝馬(奥)は正代をはたき込みで破る=23日、東京・両国国技館

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優勝争い上位力士=大相撲夏場所

▽幕内3敗琴桜、大の里、湘南乃海、欧勝馬
▽同4敗豊昇龍、阿炎、大栄翔、明生、御嶽海、琴勝峰、宝富士
▽十両1敗遠藤、若隆景、阿武剋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー女子WEリーグの大宮は23日、日本代表「なでしこジャパン」で長く活躍したDF鮫島彩(36)の今季限りでの現役引退を発表した。本人はクラブを通じ「自分が想像していたよりもはるかに学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送れた」とコメントした。

 主に左サイドバックとして活躍し、2011年W杯ドイツ大会で優勝に貢献。準優勝した15年カナダ大会などW杯に3大会連続で出場し、日本代表で通算114試合5得点。12年ロンドン五輪では銀メダルを獲得した。

 栃木県出身で宮城・常盤木学園高を経て、東京電力や仙台(現マイナビ仙台)、INAC神戸などで活躍。米国やフランスでもプレーした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京五輪女子マラソン代表の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が23日、東京都内で行われたナイキ主催のイベントに出席し、現役を続行する意向を示した。3月の名古屋ウィメンズマラソンで今夏のパリ五輪代表入りを逃し、進退を明言していなかったが「『まだやれる』という気持ちがある。突き動かすものがあるので、もう少し頑張ろうかなと思う」と語った。

 今月19日には東日本実業団選手権で約2年ぶりのトラックレースとなる5000メートルに出場。32歳の実力者は「チームのみんなから刺激をもらいながら楽しく走れている。まずはスピードを戻して、駅伝やマラソンにつなげられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小林夢ら4人が首位発進=リゾートトラスト女子ゴルフ

【女子ゴルフ・リゾートトラスト・レディース】第1日(23日、兵庫・関西GC、6545ヤード=パー72、賞金総額1億4000万円、優勝2520万円)
小林夢果、小林光希、藤田かれん、金沢志奈の4人が5アンダーの67で回り、首位で発進した。岩井明愛ら6人が1打差の5位。
原英莉花ら6人が3アンダーで11位につけた。昨年覇者の山下美夢有、8番(パー3)でホールインワンを達成した高木優奈は2アンダーで17位。前週優勝の竹田麗央は31位で初日を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リゾートトラスト・レディース第1日(23日・兵庫県関西GC=6545ヤード、パー72)いずれもツアー未勝利の藤田かれん、小林光希、小林夢果、金沢志奈が67で首位に立った。1打差の5位に桑木志帆、上田桃子、岩井明愛、後藤未有、永井花奈、李ハナ(韓国)の6人が並んだ。

 前回優勝の山下美夢有は70で17位、前週に今季3勝目を挙げた竹田麗央は71で31位につけた。(賞金総額1億4千万円、優勝2520万円、出場120選手=アマ5、曇り、気温24.4度、西南西の風2.0メートル、観衆2689人)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(23日、兵庫・関西GC=6545ヤード、パー72)

 高木優奈(フリー)が8番パー3(165ヤード)でホールインワンを達成した。使用クラブは7アイアン。リゾートトラストから賞金30万円が贈呈された。

 ピン手前7~8ヤードから転がりカップインし、「ちょっと弱いかなと思っていたけど、すごくいいところに落ちてくれた。強めだけど入ってくれた感じ」と喜んだ。

 ツアーでは初、プライベートを含めると今回が2度目のエースとなった。記念のボールは、キャディーから「取っておけば?」と言われたそうだが「10番で左の池に入れてしまった。ボールが私の元を離れていった」と振り返り、苦笑いを浮かべていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24日の予告先発

 

◇セ・リーグ

DeNA・東―広島・大瀬良(横浜)

中日・涌井―ヤクルト・サイスニード(バンテリンドームナゴヤ)

阪神・及川―巨人・戸郷(甲子園)

 ◇パ・リーグ

楽天・早川―日本ハム・金村(楽天モバイルパーク宮城)

西武・高橋―オリックス・東(ベルーナドーム)

ロッテ・佐々木―ソフトバンク・モイネロ(ZOZOマリンスタジアム)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

24日の予告先発投手=プロ野球セ・リーグ

▽DeNA・東―広島・大瀬良(横浜)
▽中日・涌井―ヤクルト・サイスニード(バンテリンドームナゴヤ)
▽阪神・及川―巨人・戸郷(甲子園)

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中国軍が23日から2日間にわたり台湾周辺で軍事演習を開始したことについて、中国政府は正当性を主張しました。

中国外務省 報道官「台湾独立分裂勢力は、中国が完全統一を実現する歴史の勢いに、頭を打ち砕かれるだろう」

中国外務省の報道官は23日夕方の会見で、中国軍が23日から台湾海峡や周辺の島などで開始した軍事演習について言及し、「台湾の独立分裂勢力の行為に処罰を与え、外部勢力の干渉と挑発に厳しく警告したことは、国際法や慣例に適していて、正当なものである」と強調しました。

また、アメリカを名指しし、「中国の内政に干渉することをやめるよう促す」と批判したうえで「中国の国家主権と領土保全を損なう行為は、 中国側からの強力な反撃を受ける」とけん制しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先進7カ国(G7)は23日から3日間の日程で、イタリア北部のストレーザで財務相・中央銀行総裁会議を開く。過剰生産された中国製品が海外に安価で輸出される問題や人工知能(AI)が世界経済や途上国に与える影響などを討議する。

日本からは鈴木俊一財務相と日本銀行の植田和男総裁が参加。米国のイエレン財務長官らも出席する予定。

バイデン米政権は14日、国内産業の育成・保護のため、中国製の電気自動車(EV)や太陽光発電の関連品などに対する関税を2~4倍に引き上げると発表した。米国は欧州や日本と連携し、不公正な貿易慣行を続ける中国の安価な製品の流入を阻止したい考えだ。

イエレン氏は21日、「グループとして中国に伝える方がより強力だ」と述べ、G7が中国に共同で対応する必要があるとの認識を示した。フランスのルメール経済・財務相も22日、中国との貿易関係の均衡を取り戻すよう呼びかけると表明。「(中国の)過剰生産能力を前に、G7と欧州が団結することが極めて重要だ」と強調した。

同会議では、AIの普及により先進国と途上国の格差を広げる将来的な課題についても協議。中国企業などがロシアの軍需産業への支援を続けているとされる問題や、中東情勢、ドル高に伴う経済への影響なども議題になる見通し。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERAセ・リーグ 広島1―2阪神(23日・マツダ)

 

 首位の阪神が接戦を制して4カード連続の勝ち越しを決め、今季最多の貯金7とした。セ・リーグ最速1万試合目となった一戦で、勝負強さを見せた。

 先発の西勇は6回3安打無失点で2勝目を挙げ、プロ通算120勝をマーク。「野手のみんながいい守りをしてくれて自分も乗っていくことができました。梅野と話ながらランナーを出しても落ち着いて投げていけたと思います」と感謝した。4回1死まで一人の走者も出さないパーフェクト投球。その後ピンチを招いたが、点は与えなかった。

 攻撃陣は大山が初回に2試合連続の先制適時打。ハッチの149キロ直球に詰まりながらも右前に落とした。しかし、その後は得点圏に走者を置いた場面で3打席連続凡退。チーム全体としても拙攻続きで2点目が遠い中、7回1死二、三塁で森下が中犠飛を放って貴重な追加点をたたき出した。「外野フライでも1点取れるケースだったので、ゾーンを上げて打ちにいきました。浮いた球をしっかりと打ちにいくことができましたし、追加点が取れて良かった」と振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト3-5DeNA」(23日、神宮球場)

 DeNAは今季初の同一カード3連勝で勝率5割に復帰した。

 一回にオースティンの適時打で1点先制。四回にはオースティンの今季2号ソロと大和の犠飛で2点を追加した。五回にもオースティンの適時二塁打で1点を加えた。

 先発の石田健は7回7安打2失点で今季2勝目。伊勢、森原とつないで逃げ切った。

 

 

 

 

 

 

 

WEリーグ大宮は23日、11年女子W杯優勝メンバーのDF鮫島彩が現役引退すると発表した。25日のINAC神戸戦(NACK5)が現役最終戦となる。

 鮫島は常盤木学園高を卒業後、東京電力女子サッカー部マリーゼやボストンブレイカーズ(米国)、モンペリエSC(フランス)を経て、ベガルタ仙台レディース、INAC神戸に移籍。21―22年から大宮でプレーしていた。

 

 女子日本代表では11年W杯ドイツ大会で優勝に貢献。12年ロンドン五輪銀メダル、15年W杯カナダ大会準優勝と、日本の女子サッカーを支えた。

▼鮫島彩コメント

 今シーズンをもちまして、引退することにしました。

 過去を振り返れば、震災によるチーム活動休止、アメリカリーグ移籍、アメリカリーグ廃止によるフランスリーグ移籍、W杯優勝、五輪銀メダル、怪我(けが)による無所属でのリハビリ期、など自分の思い描いていたサッカー人生からは、想像もつかない出来事の連続だった気がします。

 ですが、自分が想像していたよりも遥(はる)かに、学びの多い、素晴らしいサッカー人生を送ることができました。

 サッカーを始めてから28年間。あのときもし別の選択をしていれば、失点していなかったかも、怪我をしていなかったかも、もっと良い方向に向かっていたかも…そう思う瞬間はいくつもありますが、サッカーをやっていたからこそ見ることのできた景色や出会えた仲間、そして、これまでに出会ったファン・サポーターの皆さんの存在が、今までの私の選択が全て最高の選択だったことを証明してくれています。

 両親からもらった名前の通り、サッカーを通じてとても彩りのある時間を過ごすことができました。関わってくださったすべての方々に、心より感謝します。本当にありがとうございました!

 最高に幸せなサッカー人生でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燕の指揮官もあきれ顔だった。最下位ヤクルトは23日のDeNA戦(神宮)に3―5で敗れ、悪夢の5連敗。同一カード3連敗を喫し、借金は7に膨らんだ。

先発マウンドに立った高橋奎二投手(27)は本来のリズムを保てず安定感を欠いた。初回から横浜打線に捕まり、4番・オースティンに2球目に投げた高めの直球を捉えられ、先制適時打を献上。2回、3回こそ三者凡退に抑えたものの、4回に再びオースティンにソロを浴びるなど追加点を許した。5回途中で降板し、7安打4失点と振るわず今季2敗目を喫した。

打線は4点を追う7回に4番・村上がリーグトップの11号ソロ、サンタナも6号ソロとアベックアーチ。8回にも村上が中前適時打を放って1点差にまで迫ったが、結局及ばなかった。

試合後の高橋奎は「調整の時間を長くいただいたのに、ゲームをつくれず、流れを持って来られず、申し訳ない」と猛省。高津臣吾監督(55)は「解説のしようがない。本人も(球が)どこ行くか分からなかったのでは。それほど制球が悪かった」と背番号47に対し、厳しい言葉を向けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

柔道の世界選手権は23日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われ、女子78キロ超級の冨田若春(コマツ)が初優勝した。

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム3―9オリックス(23日・エスコンフィールド)

 オリックスが今季初の同一カード3連敗を免れた。先発の新人・高島から7投手でつなぎ、打線は今季最多タイの9得点。中嶋聡監督は「1、2回であれだけつながった(6点)のも、なかなか珍しいじゃないですか。そんなことないか…」と上機嫌だった。

 森とともに複数打点を挙げ、3安打と気を吐いたのが西川。打撃、フォーム、考え方…。詳細は明かさなかったが「きょう、全部変えたので。それが良かった。これを続けていければという感じです」と声を弾ませた。

 広島からFA移籍1年目で、開幕から苦しんできた天才打者。中嶋監督は「見ましょう、見ましょう。期待しかないですけど、見ましょう」と「様子見」から完全復調を期待した。

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神・西勇輝投手(33)が23日の広島戦(マツダ)に先発し、6回3安打無失点の好投を披露。自身通算120勝目となる今季2勝目を挙げた。

立ち上がりから落ち着いていた。西勇らしいテンポのいい投球で初回から4回先頭の秋山まで10者連続アウト。4回一死から野間、菊池に連打を浴びても、冷静に小園、坂倉を外野フライに打ち取った。

「先頭打者の初球を今日は一番意識したかな。そこが一番大事かなと。ヒットを打たれてからは投げ急がないように間を取ることを意識しました」

攻撃陣がチャンスをつぶす場面も目立ったが「そういう時に流れが向こうにいくことが多いので(投球間隔が)長くなってもいいので間を外しました」と、自身のペースを崩さず好投を続けたのはベテランの証しだ。

通算120勝に関しては「まだまだ勝ちたい。ダル(ビッシュ)さんの200勝とかに比べたら、年齢はそんな変わらないのにそんなに離されてるのかと思いますけどね」と通過点といった様子。

ただ、16年目とキャリアを積み重ねてきている自負は当然、心に秘めているはずだ。「野球選手が終わる時までに1個でも多く勝ちたいですね」と話す表情には充実感がにじみ出ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DeNAのタイラー・オースティン内野手(32)が23日のヤクルト戦(神宮)に「4番・一塁」で先発出場し、2号ソロを放つなど3安打3打点の大暴れ。チームも5―3で3連勝を飾り、自らのバットで大きく貢献した。

頼もしい助っ人の打棒が初回から爆発した。リードオフマンの蛯名が中前打を放ち、一死後に3番・佐野も四球で出塁。一死一、二塁の好機で打席に立ったオースティンは相手先発・高橋から甘く高めに浮いた直球を中前へはじき返し、先制適時打を放った。

その後も勢いは止まらなかった。4回に先頭打者で2打席目を迎えるとほぼ真ん中に入った直球を見逃さず豪快なフルスイング。神宮のカクテル光線に照らされた打球は大きなアーチを描き、敵地スタンドでベイ党が待ち受ける左翼席中段へと入り込む2号ソロとなった。

5回にも一死一、二塁から左翼へ適時二塁打。試合後のヒーローインタビューでは「チームのためにできることは何でもやろうと思って打席に入っていたので、それができてうれしいです」と熱いまなざしとともに力強い言葉を並べた。

ハマの背番号3の猛奮起でチームも勢いを取り戻し、勝率5割へ復帰。この流れを23日からの本拠地・広島3連戦に持っていくことができるのか。今後も注目だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神は23日の広島戦(マツダスタジアム)に2―1で辛勝し4カード連続の勝ち越し。貯金を今季最多の7にまで伸ばし、2位・新井鯉とのゲーム差を2・5まで広げた。

残念、そこは中野の守備範囲内だ――。虎の不動の二塁手・中野拓夢内野手(27)がゲーム最終盤の美守2連発で、セカンド守備には目の肥えた敵地・マツダスタジアムの鯉党たちに悲鳴を上げさせた。2―0の8回、赤ヘル打線は菊池の左前打とノイジーの失策の間に、この日初となる得点を挙げスコアを1点差にまで詰めることに成功。なおも二死一、二塁と球場全体は押せ押せの空気に包まれた。

打席に入った坂倉はカウント1―1からの3球目ツーシームにバットを合わせ、右前にポトリと落ちそうな当たりを放ったが、これを中野が背走しながらキャッチするスーパープレーを披露し窮地脱出。試合後の背番号51は「ツーシームでしたし打った瞬間詰まっていたのは分かっていたので。自分の中では捕れるかなという予測はあった。そこでしっかり反応できたかなと思います」と説明。予測と準備が生んだビッグプレーだった。

虎党の胃痛は9回も続いた。1点リードのまま守護神・ゲラがマウンドに上がるも一死から連打を浴び一、三塁と一打同点&長打が出ればサヨナラ負けの大ピンチを背負う。打席には鯉の代打の切り札・松山。鋭い当たりが一、二塁間に転がったが、この打球を捕球したのはまたも中野。すぐさま遊撃・木浪へ華麗に転送し4―6―3の併殺でゲームを終了させた。

「あそこは誰が見てもゲッツーが欲しい場面。捕れたことも大きかったですし、ショートが投げやすいような送球ができた。攻撃がもっと点をとって楽に守ることができれば一番いいですが、守れば接戦をものにできる試合も増える」。守りに重きを置く『岡田野球の申し子』と呼ぶべき存在にまで成長した虎の選手会長。10年連続でゴールデングラブ賞・二塁手部門を受賞した球史に残る名手・菊池(広島)からその座を奪った実力は、やはり伊達ではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2位・広島は23日の阪神戦(マツダ)に1―2で惜敗し、首位とのゲーム差を2・5に広げられた。

前日22日と同じスコアで敗れた。この日も終盤に1点を返したが、〝ミス〟が引き金で決勝点を敵に与えただけに、何とも歯がゆい敗戦となった。

4月25日以来の一軍先発のトーマス・ハッチ(29)が、阪神打線を5回まで何とか最少失点に食いとどめた後、0―1で迎えた7回一死一塁で痛恨のミスが出た。3番手・塹江が中野をボテボテの一ゴロに。これを捕球した一塁手・坂倉は、投手が一塁ベースカバーに〝入っているもの〟と信じ、一塁方向へトス。しかし、塹江は打者走者が俊足・中野ということもあってか「内野安打」と諦めベースカバーに入っていなかった。

意志疎通がかみ合わず、ボールは無人の一塁ベースを通過。一死二、三塁とピンチを広げた。広島ベンチは3番手・矢崎を送り込んだが、森下に中堅に犠飛を打ち上げられ1点を献上。記録は「一塁内野安打と一塁手の悪送球」となった打球処理のミスが致命傷となった。

ミスの当事者となった坂倉は、本来の本職は捕手。一塁手での起用は、持ち味の打撃面を生かすためのオプションでもある。それだけに、この連携ミスについて新井貴浩監督(47)は「使っているのは私。慣れないポジションで起用しているのは私なので」と自らの責任とした。

4月14日以来久々の連敗となった新井カープ。移動ゲームとなる明日24日のDeNA戦で負の流れは素早く断ち切りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テニスの四大大会第2戦、全仏オープン(26日開幕)男女シングルスの組み合わせ抽選が23日、パリで行われ、2年ぶりに出場する女子元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)は1回戦で同48位のルチア・ブロンゼッティ(イタリア)と対戦する。2回戦では同1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と当たる可能性がある。
男子の元世界4位、錦織圭(ユニクロ)は1回戦で予選勝ち上がり選手との顔合わせ。2021年の全米オープン以来の四大大会出場となる。西岡良仁(ミキハウス)はフェリックス・オジェアリアシム(カナダ)と、ダニエル太郎(エイブル)は世界6位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)と初戦。
史上最多の14度の優勝を誇り、今季限りで引退の意向を表明しているラファエル・ナダル(スペイン)はノーシードで出場。1回戦で世界4位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「日本ハム3-9オリックス」(23日、エスコンフィールド)

 日本ハムの田宮がこの日5打席立ち、規定打席に到達。打率・321でリーグ3位に踊り出た。

 今季は開幕から捕手のレギュラーポジションをつかんだ。山崎先発時に伏見がマスクをかぶるが、それ以外の投手ではほぼスタメンについた。

 打撃面は開幕から勝負強さを備えた粘り強いシュアな打撃を披露。得点圏打率は4割を超える。新庄監督も「早く規定に乗せてあげたい」と話していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム3―9オリックス(23日・エスコンフィールド)

 日本ハムはオリックスに敗れ、エスコンフィールドでの連勝が8で止まった。投手陣が計9失点と打ち込まれ、首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の6・5に広がった。

 2軍再調整を経て、1か月半ぶりに先発した上原健太投手は自己ワースト&今季チーム最短の1回1/3で8安打6失点KO。降板後は「何も言葉になりません。中継ぎ陣に負担をかけてしまい申し訳ないです」と肩を落とした。

 試合後、新庄監督は報道陣の取材に応じず「最近打線の調子が良かったので上原くんにはなんとか試合を作ってもらいたかった。フォアボールはいらんわ」と球団を通じてコメントを発表した。

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックス9―3日本ハム(パ・リーグ=23日)――オリックスが快勝。一回に5連打などで3点を先行。二回は森の適時打などで3点を加えて、五回に若月の2ランで突き放した。日本ハムは上原の乱調が響いた。

 

 

 

 

 

 

オリックス9―3日本ハム(パ・リーグ=23日)――オリックスが快勝。一回に5連打などで3点を先行。二回は森の適時打などで3点を加えて、五回に若月の2ランで突き放した。日本ハムは上原の乱調が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神の先発、西勇は低めに集めて6回3安打無失点で2勝目。七回からは石井、桐敷、ゲラとつないで逃げ切った。打線は一回に大山の右前打、七回に森下の中犠飛で1点ずつを奪った。広島は2試合連続で1得点に終わった。

 

 

 

 

 

オリックスが快勝した。一回に森、西川の適時打など5連打で3点を先行。二回も森、西川の適時打などで3点を加え、五回には若月が2ランを放った。4番手の本田が今季初勝利。日本ハムは上原が立ち上がりからつかまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム3―9オリックス(23日・エスコンフィールド)

 日本ハムがオリックスに敗れ、エスコンフィールドでの連勝が8で止まった。勝てば新庄政権初、19年8月1日以来の貯金8となったが、投手陣が計9失点と打ち込まれた。

 2軍再調整を経て、1か月半ぶりに先発した上原健太投手は自己ワースト&今季チーム最短の1回1/3で8安打6失点KO。降板後は「何も言葉になりません。中継ぎ陣に負担をかけてしまい申し訳ないです」と猛省した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オリックス快勝=プロ野球・日本ハム―オリックス

オリックスが快勝した。一回に森や西川の適時打など5連打で3点を先取。二回も森、西川の適時打などで3点を加え、五回は若月の2ランで加点した。小刻みな継投で反撃をかわし、4番手の本田が今季初勝利。日本ハムは先発上原が崩れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト3-5DeNA」(23日、神宮球場)

 ヤクルトは接戦を落とし、痛恨の5連敗。借金7で5位の中日と2ゲーム差となった。

 先発・高橋はオースティンに五回途中7安打4失点。打線は七回に村上、サンタナの連続本塁打で反撃を開始し、八回には村上の適時打で1点差に迫った。だが、なおも続いた2死満塁の好機でオスナが一邪飛に倒れた。

 九回には4番手・木沢が桑原に適時打を浴び、再び2点ビハインドに。追い上げは届かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤクルト3-5DeNA」(23日、神宮球場)

 DeNAは今季初の同一カード3連勝で勝率5割に復帰した。

 一回にオースティンの適時打で1点先制。四回にはオースティンの今季2号ソロと大和の犠飛で2点を追加した。五回にもオースティンの適時二塁打で1点を加えた。

 先発の石田健は7回7安打2失点で今季2勝目。伊勢、森原とつないで逃げ切った。

 

 

 

 

 

 

 

(23日、春季北海道高校野球大会1回戦 帯広大谷4―5北海)

 昨年の春季全道大会で優勝し、昨夏の選手権と春のセンバツ大会にも出場している北海は三回、暴投で帯広大谷に先制を許した。

 続く四回には悪送球で追加点を取られる。その後、逆転し一時は2点差まで広げるも、九回に同点に追いつかれ、延長タイブレークまでもつれる厳しい試合展開となった。

 平川敦監督は試合後「去年の秋の全道大会で、右も左も色んな投手がいるチームだと把握はしていたが、うまく投げられてしまった。タイブレークでは相手を0点に抑えられたので、気持ち的には楽に攻撃できたのでは」と述べた。

 左翼へサヨナラ打を放った片岡誠亮選手(3年)は、「3年生で試合を決められるようにと平川先生からも言われていたので、最後は自分が決めてやろうと思っていた」と話した。

 準々決勝の相手は、ゴールデンウィークの練習試合で大敗したという旭川実に決まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

Jリーグ出場停止選手(23日)

【J1】(第16節)
▽F東京・原川力▽東京V・林尚輝▽C大阪・ハブナー
【J1】(第17節)
▽鳥栖・金太※(※火ヘンに玄)
【J2】(第17節)
▽長崎・モヨマルコム強志

 

 

 

 

 

 

 

 

苦しむ西川、序盤で2打点=オリックス打線に勢い―プロ野球

序盤から打線が爆発したオリックス。本調子ではない森や中川が安打を重ねた中で、同じく不振の西川も結果を出した。二回までに2安打2打点。序盤での6得点に貢献した。
試合前までの打率は2割9厘。この日は打順が2番から6番に下がった。一回に1点を先取し、なおも1死満塁で打席へ。直球を中前へはじき返し、追加点を挙げた。「みんなでつないできたチャンスの場面。その流れに乗せてもらって打つことができた」。二回も打線がつながり、2死一、二塁で逆らわずに左前への適時打を放った。
巧みなバットコントロールが持ち味の左打者で、昨季は広島で打率3割5厘をマーク。フリーエージェントでオリックスに移籍した今季、期待されながらも開幕から状態が上がらなかった。セ・リーグの投手との配球の違いなどに苦しみ、試行錯誤が続いている。
西川の調子と重なるように、今季はチームもかみ合っていない。自らのバットで浮上に導きたいところだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

第63回春季北海道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は23日、札幌円山球場で1回戦3試合があり、駒大苫小牧が札幌第一に11対2で7回コールド勝ち。旭川実は札幌大谷に逆転勝ちし、昨夏から2季連続で甲子園に出場した北海は、帯広大谷に延長10回タイブレークの末、準々決勝に進んだ。

 駒大苫小牧は1回一挙4点を奪うと、二回の先頭打者沼島魁が3球目を捉え、今大会初となる本塁打を放った。

 佐々木孝介監督は試合後「たまにあるんですよ。秋までは箸にも棒にもかからない選手だったのに、今では1、2番打者につながる打者として9番を任せている」と語った。

 沼島選手は1年目、両足に疲労骨折を負い、練習も制限された。それでも入部当初からの、ベンチ入りして甲子園に行くという夢をかなえるため、毎日1千本素振りをし、とにかく強く振ることを意識してきた。「打った瞬間いい感じに捉えられたなと思った。公式戦では初めて。うれしかった」と笑顔を見せた。

 

 

 

 

 

 

 

WEリーグの大宮は23日、サッカーの元日本女子代表(なでしこジャパン)で2011年W杯ドイツ大会の優勝メンバー、DF鮫島彩(36)が今季限りで現役引退すると発表した

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦