僕がサポートさせていただいていた某陸上学生アスリート
主に投擲に力を入れている選手で
紹介からの御来院がきっかけで兼ねてからフォームが安定しないとご相談を受けていました
身体の各部の調整に始まりテーピングを使ってのパフォーマンス改善など
テーピング歴20年を超えプロの格闘家や甲子園常連の某有名強豪校の野球部のトレーナーであるテーピングマスター山田 敬一先生(サイモン先生)を東京に大阪にと追いかけて、テーピングだけではなく治療スキルに至るまで、教えを賜り学んだことを惜しみなく全投入してアスリートとともに取り組みました。
整骨院行っても意味ないよとかテーピングなんて貼ったって意味ないよなどと周囲に囁かれながらも一緒に結果に向かって取り組んだ結果
周囲の下馬表を大きく覆して先日の大会で自己ベストを80センチも更新し準優勝の選手に大差をつけて圧倒的な記録で優勝を果たしてくれました。
テーピングの品質とテープを扱う側の技術次第で結果が変わる
学生アスリートの周囲の方々から
・テーピングなんて貼ったって意味ないよ
・整骨院に行ったって意味ないよ
という言葉が出てくるのは仕方ないかなと思う反面半分不正解で半分正解かなと思います。
その理由はテーピングを貼る治療家側の問題と使うテーピングの品質だと思います。
僕は現在進行形でテーピングや治療スキルに関して勉強している最中ですから品質に関してはこれから学ぶことの方が多いのですがテーピングを仕事に取り入れるようになってからドラッグストアで販売されている
・超有名メーカーのテーピング
・価格が安いテーピング
・医療用品サイトで販売されているテーピング(○国製)
実際にいろいろなメーカーのテーピングを使ってきました。
その結果上記のどのテーピングを使っても共通する壁にぶつかることになります。
・粘着が強すぎて皮膚がかぶれる
・粘着が弱すぎてすぐ剥がれる
・テープを引っ張って伸びたら伸びっぱなしになって使い物にならない
僕が実際に直面したのは上記の3点です。
オリンピックがきっかけで注目された海外製品の○Tテープも使って見ましたが・・・
見た目はカラフルで若年層のウケはいいんでしょうが率直に簡単に剥がれるので使い物にならないなと感じました。(市販価格は他の追随を許さないくらい高いんですけどね笑)
粗悪品とまでは言いませんが少なくともパフォーマンスを改善したり治療に使うには
おおよそ不向きと言わざるを得ないテーピングを使えば、ほぼほぼ皮膚がかぶれてしまうし結果としてテーピングを貼ってもらった方からすれば・・・
テーピングなんて皮膚はかぶれるし貼ってもすぐ剥がれるから意味ないよねってなってもやむを得ない訳です。
とりわけテーピングを取り扱う我々治療家の技術的な部分も大きいと思います。
僕も駆け出しですから決して貼り方が上手な訳ではありませんし偉そうなことは言えませんが・・・テーピングや治療スキルを学ぶことで以前とはある事が大きく変わりました。
それはお客様の症状や訴えに対する見立てです。
・どうして症状が出るのか
・どこがどうなるから症状が出るのか
という見方を出来るようになってきたところです。
余談ですがテーピングに出会う前は電気かけて揉んで暖めて教科書通りの治療しかできませんでした(笑)
1発で見抜くことなんて僕には到底不可能ですから自分なりにいくつか予測を立てて
トライ&エラーを繰り返し消去法で可能性を潰して行って最善なアプローチ方法を探る。
そこで導き出された自分の予測にテーピングと手技を合わせて、テーピングをどこにどう貼れば最善の結果を残すことが出来るのか?を考えることは結果を大きく左右することを治療現場で体感して思いました。
最近ではyoutubeなど動画配信サイトでテーピングの貼り方は簡単に閲覧できます。
ですが見よう見まねや動画を見て、なんだ簡単じゃん!とテーピングを貼れる気になって貼ると迷惑がかかるのは誰であろうお客様です。
なぜなら皮膚のかぶれは言うに及ばずですが・・・。テーピングを貼る向きやテンション(伸張率)のちょっとした差で身体の動きを妨げてパフォーマンスの低下を招く場合があるからです。
僕が実際に見たのは捻挫のテーピングを逆に捻挫を促す方向に貼ってあったケースです。
どこで貼ったものなのかは言及しませんが残念ながら同業者とだけ言っておきます。
典型的なテーピングなんて貼っとけばいいんでしょの良い例です。
テーピングの特性を知った上で貼れるのと、単純にテーピングを知ってるとではパフォーマンスに差がつき結果が大きく違ってくるといううことですから
テーピングを貼っても意味がない整骨院に行っても意味がないのではなくパフォーマンスを変えることが出来る貼り方が出来る治療家に出会えるか否かということになろうかと思います。
↑足首の可動域をあげるテーピングを右足(写真奥)に貼ってあります。
右足に対して左足(写真手前)の伸び方が全然違うのがお分かりいただけると思います。
↑左足(写真手前)にも同じ足首の可動域をあげるテーピングを貼りました。
パッと見た目だけでもこれだけ違っちゃうんですよね。
しかしこれだけは断言しておきます。
今回の優勝という結果はテーピングだけではなく汗をかいて目標に向かってストイックにトレーニングに励んだアスリート本人の努力が8-9割であることは間違いありません。
自分の立てた目標に到達するまでに不足している残り1-2割を埋めてあげるのがテーピングや手技なんです。
ここからは僕の個人的な主観ですが白衣を着て(僕の場合はカラフルですが笑)お客様から施術の見返りとして対価をいただく以上は技術知識の有る無しに関わらず、ご来院してくれたお客様から見たら手だけで体の不調を解決するプロです。
おまけに初めて訪れたお客様であれば、その治療院の先生の技量なんて知る由もありませんからなおさらです。
整骨院に来ているのにマッサージ行って来たと言われたり整体やカイロの認知度が高いのは整骨院の先生の中に○○できて当たり前が確立して無いからだと僕は思います。
(少なくとも僕はそう感じて行動を起こしました笑)
この○○の部分はお客様が感じている体に関する不を解決してあげられる手段であればなんでもいいんです。僕の場合○○がテーピングとサイモン流調整法というだけのことです。
そして僕が一番思うのはお金をかけて移動した距離の分だけ出会った人の分だけ学んだ技術は確かなものとして自身の血肉になるし反復して行うことでスピードは遅くてもしっかりと自分のものになっていくと思います。
それはお金をかけて移動した距離の分だけ意識の高い人に出会えるからです。
そしてそのメンバーで学ぶからこそ高いレベルでの学びを得られるからです。
だから僕は確かな技術を学んで一流になりたかったらその道の超一流に直接教えをいただくことをお勧めします。
知人のつてを使って無料で教えてもらおうとか、無料で施術してもらって技術を盗もうとかはやめた方がいいです。
付け焼き刃は所詮付け焼き刃、名刀にはなれません、いつまでたってもなまくら刀でしかないんです。
テーピングを扱うのには公的な資格なんて必要ありません。
スポーツ現場で指導にあたっている方や部活動のマネージャーさんとか覚えておいて損は絶対にありません。
僕が学ばせていただいているサイモン先生は初心者OKのテーピングセミナーも開講されています。もちろん僕も参加しましたが歯医者さんも参加されていましたし、治療家ではない一般の方も参加されていましたからね!
テーピングに興味のある方はサイモン先生のブログをご一読いただき初心者OKの体験型セミナーに参加して見てはいかがでしょうか!
今回のブログはここまで! また次回!
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