教えて!星子さん コーナーにたくさんのご質問ありがとうございます!!
お答えできるものから順にお答えしていきますねー
私は、一人目妊娠中14週で破水してしまい流産となりました。その時に、医師から子宮頚管無力症と診断され、次の妊娠が分かったら、早い時期に子宮頚管縫縮術をした方がいいと言われました。
そして、二回目妊娠中に手術を受けましたが胎児が下りてきてしまい管理入院、37週と4日で出産しました。
そして3回目妊娠中も手術をして2ヶ月の管理入院を経て36週6日で出産となりました。
そして現在、産後3年で自分の体と向き合い、骨盤の歪みを整体で治し、骨盤底筋が弱っていることも自覚し、今はペリネケアを実践しています。
私自身、この骨盤の歪みと骨盤底筋の弱りと子宮頚管無力症は関係しているように感じるのですが、助産師さんとしてはどう思いま
すか?
もし、必要なケアをして、長期入院が逃れられるのであれば三人目も考えたいのです。
ふむふむ、これはですねー
正直言うと、よく分かりません
ただ、子宮頚管無力症と言われたけど、実際は骨盤底筋や子宮を支える筋力の低下の方が問題だという、グレーゾーンの人は多いのではないかと思っています
こういう方たちは、ペリネケアなどで筋力をつけることで、お腹を支える筋力を取り戻すことができるのではないかと思っているのですが
ですが、どんなに骨盤底筋を鍛えても、「子宮頚管無力症」と診断される人もいるんですよね
ただ、どうして子宮頚管が弱くなるのか、その機序が分からないので、これ以外の対策が難しい
私の個人的な予想としては、そういう人は「若い時にかなり冷えていた」という人が多いので、子宮が育つ思春期に子宮に血液がしっかり回っておらず、子宮が成熟しきらなかったとか、そういうことがあるのではないかと思っています
これは勝手な予想です
ですから、子宮頚管無力症の場合、グレーゾーンであれば次は入院必要ないかもしれないし
本当に子宮自体の問題であれば、やっぱり手術は必要になってくる可能性が高いのではないかと思います
ですが、手術をした人が必ず長期入院が必要というわけではないので、しばった子宮口に重さができるだけかからないように、子宮を支える体幹筋もしっかりつけることができれば、もしかしたら縫縮術だけで入院を免れることは可能かもしれないなぁと思います
ですがこればっかりは、本当に妊娠してみないと分かりませんから、ご家族でよく話し合ってみたらいいと思います
もしかすると、それを覚悟でやって来てくれる赤ちゃんがお空で待っているかもしれませんしね
予想通り、希望通りいかないところが妊娠の面白さでもあり、人生の面白さでもあると思います
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