先日
t.c electronic Miini Corona Chorus
を購入しました
t.c electronicはデンマーク産の歴史と伝統に彩られた僕の大好きなブランドです
特にディレイ、コーラスはこの会社にしか絶対に演出出来ない煌びやかで、甘美な音色を持っており、多くのトップアーティストがレコーディングやライブで使用して来ました
僕もこのtc社に心を奪われた一人です
画像のコーラスの素晴らしさはサウンドは勿論ですが、このサイズです
エフェクターボードをなるだけ小さいものにしたかったので、スペースに限りがあり、その限られたスペースの中に収納出来、かつ
使える音
であるという事が選考の絶対条件でした。
まぁ、プレイヤーである限り“使える音”であるという事は至極当然ではありますが、それを探し当てるのが至難の業でありまして・・・
何せこのサイズ位のモノで探さないといけない訳ですから選択肢は限られます
そこで白羽の矢が立ったのがこのペダルであったのです
このペダルの特筆すべきポイントはサイズもですが、
自分の大好きなアーティストのサウンドをこのペダルに移植出来る
という事です
Tone Printという機能が搭載されており、呼んで字のごとく「トーンを書き写す」事が出来るのであります
これは非常に非常に革新的な発明だと思います
ノーベル物理学賞を受賞してもおかしくないレベルでしょう
当ペダルに掲載されたUSBポートとPC又はi padをミニUSBケーブルで接続し、コチラで好きなサウンドを見つけ出して1クリックするだけ (※i phoneでも出来ます。i phoneでのやり方はコチラをご参照ください)
機械、とりわけPC関係に非常に疎い僕でもインストールする事が出来たのですから、誰でも簡単にインストール出来ちゃいますよ
僕はアメリカを代表するスタジオギターリストDann Huff
が作成したTri Chorusサウンドをインポートしました。
Tri Chorusは僕の大好きなMichael Landauの使用で注目が集まり、80~90年代にこぞって内外のスタジオミュージシャンが取り入れた伝説的なコーラスエフェクトです。
ランドウもハフもTri Chorusの唯一無二の美しいサウンドを駆使し、名曲の数々にそのスペイシーなサウンドを吹き込んで来た訳です。
ただ1つ断っておかないといけないのは、このtcのペダルで当時のランドウやハフのサウンドを演出するのは不可能です
勿論の事ですが、この小さなペダルでラックエフェクターのサウンドを演出するというのは不可能な事であり、そこは理解しておかないといけません
ただ、非常に近いサウンドは演出出来ます
パラメーターはコチラをダウンロードしてPC上で設定出来るので、細やかな部分に至るまで自分でカスタマイズ出来るのです(←ここが素晴らしい )
ペダルに搭載されたたった3つのノブだけではなく、PC上で編集出来るという点は無限の可能性を秘めているという事です。
結果的に先日組み上げたペダルボード(二軍)は↓
このような形
でペナントレースを戦い抜く事に相成りました
来月からのツアーにも連れて行きますので、どうぞ温かい目で見守ってあげてくださいね