天職開運クリエイターの
石田あつこです。
過去の出来事と成長の軌跡を
「天職実現への道」として表現しています。
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前回の続きです。
創業100年企業での
紹介予定派遣での就業。
そんな中、母が乳がんになり、
最初気丈にしていた母も、
どんどん落ち込みが激しくなっていました。
うつ病になりました。
そして、母ががんの治療で通っている病院の
心療内科や精神科にも通うことになり、
乳がんの治療と並行しての病院通いが
始まりました。
心の病気になると、
母の元来持っている不安・神経質な性格が
極端に酷く出るようになってしまい、
「まだ何か病気が潜んでるから絶対見つけ出す！」
「テレビが熱いから火事になる！」
など言動がおかしくなっていき、
診療日ではないのに、
「病院へ連れて行って！」
と自制がきかなくなってきました。
大きな病院は予約制で、
よほど緊急の時でない限り
診てもらうのは難しいので、
困り果てて別の病院を探して
タクシーで連れて行ったり、
（病院へ連れていくまで暴れるので）
とにかく落ち着きがなくなり
起きている間はじっとしていることが
できなくなりました。
たまに包丁を父と私に向けてくることも
あったので、
家にある危険なものは全て隠したりと
とにかく大変でした...。
人は、病気になり不安がピークに達すると
その人の陰の特性が
かなり強く表出するのだな...
と感じた出来事でした。
そして、
病院の精神科などのお医者さんは、
患者の心の面、悩みや苦しみの根本から
治療するというよりも、
「これは生物学的なホルモンが
足りていないことが原因ですね」
と言って、
とにかく薬を処方するだけだけだったので、
そんなものか...とガッカリした記憶があります。
思えばあの時から、
私は心のどこかで、
人間とは何か？
心のメカニズムを解き明かしたい、
という想いが芽生えていたのだと感じます。
今は、心理学や脳科学など学んで
病気も心の面からアプローチできるという事も分かり、
母の病の時にこの知識があったら...
とは思いますが、
これも人生の最善の流れの一つだったのかな...
と解釈しています。
そういった出来事があった中で、
母につきっきりで介護する家族が必要になり、
父も働いていたので、
私が仕事を辞めることにしました。
創業100年企業での
紹介予定派遣での就業は、
正社員になる前に幕を閉じました...
まだまだ天職ならず
転職ストーリーは続きます（笑）
また次回もお付き合いください