<上の子(9歳、男の子)の様子>
息子は日本では小学3年生ですが、こちらでは一つ上のGrade4になります。
日本人は息子だけで
同じクラスには9月から同じく新しく入学した中国人の男の子がいて
二人はいつも一緒にいることが多いようです。
二人とも英語がnativeではなく、新入生なので
分かり合えることが多いのかもしれません。
息子も1人でも同じ気持ちがわかる同級生がいて安心したようで、
また、話を聞いていると良きライバルでもあるようです。
カナダに来る前は、息子の方が英語での授業についていけるか
友達とうまくやっていけるか心配してしていましたが
こちらの心配をよそに宿題もほぼ自分でやり
学校の授業も今の所はなんとかついていけているようで拍子抜けするぐらいでした。
息子は日本でも英語の学習(英語の学童に週2日通学)を継続していたのと
公文で算数を先取り学習していたのが良かったのかもしれません。
ただ、BibleやSocial Studyは、難しく感じているようです。
息子はInternational Studentなので、入学後すぐにTOFUL Juniorのテストを受け
英語のレベル別にELL(English Language Learner)という英語のクラスに
週に2-3回ほど通っています。
また、通常の授業中も担任の先生が、英語がnaitiveではない息子と中国人の子には
とりわけ丁寧に説明してくれるとのことで
RCAは、英語に慣れないInternational studentのケアがしっかりしていて
心強いなと安心しました。
学校の授業は、フランス語も週1回始まり
Music classではバイオリンの授業があります。
親も学んだことのない未知の分野に挑戦していて羨ましいな〜とも思います。
RCAは生徒が年々増えているようで
息子のクラスは校舎の外に建てられたプレハブでの授業ですが
子供は特に支障なく授業を受けているようです。
■親の学校との関わり、学校全般について(まとめ)
先生と親との日々のコミュニケーションは
Frash Gradeというアプリを通じて行われます。
連絡事項と子供のPortfolio(学校でのテスト結果や美術の作品の写真など)が
日々upされ親がコメントしてコミュニケーションすることができます。
特に下の子は、まだ小学校入学前のクラスなので
先生がビデオや写真を頻繁にupしてくれて
学校での様子が良くわかるので、とても有り難いです。
また、学校でイベントが行われる時には親も参加できたり
ボランティアをする機会もあるので
送り迎え以外でも学校に足を運ぶ機会が日本より多い印象です。
カナダの他の学校もそうなのかもしれませんが
学校ではボランティア活動社会貢献の精神を
幼い頃から自然と身につけられるようなプログラム・活動があります。
様々なイベントを通じて寄付をしたり
ホームレスの人に寄付をするためにクラス全員で日用品や食べ物を集めたり
英語を学ぶだけではなく、様々な国籍のお友達と色々な価値観を共有し
社会に貢献していく精神も同時に身につけることができるのは
お金には変えられない良い経験になるではないかと感じています。
私たち親も子供と一緒にカナダでの生活の中で多くのことを学んでいる日々です!
北米の文化はボランティア活動をとても重視します。
それを象徴するようにボランティアアワー(奉仕活動に従事した時間)は
高校卒業に必須です。成績と共に音楽や体育、奉仕の活動が高く評価されます。
日本の入試制度は学力に偏りがちですが
バランスの取れた人材を高く評価する北米の教育は見習う必要があると思います。
そういう意味では聖書に幼いうちから触れる機会は大変貴重です。
聖書が理解できればアカデミックな英語力が身につくと耳にした事があります。
英語もボランティア精神も身につくベストな教科書かもしれませんね。