寒い日が続いていますね(>_<)
お住いの地域では雪の影響など大丈夫でしょうか。
都内は、まだ細い路地などは雪が残って
アイスバーン状態になっていたりして、
時々へっぴり腰で歩いている北村です。
さて先週土曜日（20日）は
『あつことはるこの 2018 Winter JAZZ Live』
でした。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました！
まだ寒波の来る前で、ピカピカの良いお天気♪
お天気にも恵まれました 
晴子さんとの”春夏秋冬”企画も今回で3回目。
テーマは冬ですが、冬の曲というよりは、
寒い冬だからこそ心がほっこり温まる「LOVE
」な曲を
たくさんセレクトしました。
晴子さんパートのピアノトリオでは
Satin Doll
I Will
What Is This Thing Called Love
私の歌モノパートでは
Lullaby of Birdland
What A Difference A Day Made
My One And Only Love
など。ラブラブにせよ、失恋にせよ、
なかなか熱い恋愛の曲をラインナップ
今回も北村特製「曲解説付き当日パンフレット」を
お渡しさせていただき、歌詞がついている曲は
その北村意訳と曲の背景などを補足させていただきました。
（各ページの上下のイラストもハートのデザインのものを多用！）
どの曲がどんな内容の曲だったのか、お越しいただいた皆さまは
ぜひ、後からでも読んでみていただけたら嬉しいです。
また今回はJ-POPとJAZZをくっつけるという試みや
ミュージカル『Girl Crazy』しばりで選曲するという試みをしてみました。
『Girl Crazy』は、劇団四季などが公演をしている
『Crazy for You』の元となったミュージカルで、
『ラプソディ・イン・ブルー』などで有名なジョージ・ガーシュウィンが
音楽を担当しています。
この『Girl Crazy』から
・Embraceable You
・But Not For Me
・I Got Rhythm
といった、現在JAZZの大定番となっている有名曲たちが誕生しました。
『But Not For Me』は私がJAZZを初めた頃に、
人生で2回目に人前で歌った曲
『I Got Rhythm』は、いまもバーバーショップカルテットの
ガーフルレンズβでレパートリーとして歌わせていただいている曲
ということで、個人的にとっても馴染みのある曲でした。
今回調べて、同じミュージカルで歌われていた曲と知ってビックリ。
3曲ともお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
初めて歌った『Embraceable You』もとっても素敵な曲で
大好きになりました。
今回お手本としたのは、Stacey Kentさんのバージョン。
ギター1本のアレンジです。
Stacey Kentさんはもともと大好きなのですが、
この曲の歌い方は特に好きで憧れます。
あ、それから『I Got Rhythm』はこちらのサラ・ヴォーンバージョンを。
カッコイイ～！！
ビッグバンドのアレンジをピアノトリオにお願いするという、
今回のかなりの無茶振りをしてしまいましたが…
さすがプロの皆さま。見事仕上げてくださいました。
（ありがとうございます！）
さて、そして最後のアンコール、
私は『I Can’t Give You Anything But Love』を
歌わせていただきました。
こちらも今回初めて歌いましたが…これまた超～好きになってしまいました。
アンコール曲については当日パンフレットに解説を載せなかったのですが、
作品ができた逸話が結構有名なようです。
作曲者のJimmy McHugh（ジミー・マクヒュー）と
作詞者のDorothy Fields（ドロシー・フィールズ）が
マンハッタンの5番街を歩いていた時、通りかかったティファニー本店前で
ショウウィンドウ前で立ち止まる若いカップルの彼氏が彼女に
「Gee, honey I'd like to get you a sparkler like that, but right now,
I can't give you nothin' but love!」」
（君にこんな素敵な宝石を買ってあげたいけど、いまあげられるのは愛だけだよ！）
と言っているのが聞こえ、それにインスピレーションを得て
近くにあったスタインウェイのショールームの展示ピアノで
1時間ほどで一気に書き上げた。
曲中に出てくる
「Diamond bracelets Woolworth doesn't sell, baby.」というフレーズの
「Woolworth」というのは、
アメリカの安売りのスーパーマーケットみたいなお店だそうで、
（いつもよく買い物をしている）安売りスーパーには
ダイヤモンドのブレスレットは売ってないもんね、
という意味。
「お金はないけど、愛だけはあるんだ。
いつか贅沢ができるラッキーなその日がくるまで、どうかそのことを忘れないで。
君への思いが溢れてるってことを。」
という、愛情たっぷりな歌。
作品ができたのは1928年。
時代は、翌1929年から1933年にかけて世界大恐慌に入るというタイミング。
この曲が共感を得て流行るのも頷けます。
今回もまた、たくさん素敵な曲に出会うことができました。
晴子さんとのこのライブをやるごとに
好きな曲が増えていきます。
そして、素敵なミュージシャンの方々との出会いも増えていきます。
おつきあいいただきました、ベースの岸良武幸さん、
ドラムの茶谷俊夫さん、本当にありがとうございました！
お二人がドーンと胸を貸してくださったおかげで
今回もやりたいことを実現することができました。
そしてそして、今回とっても素敵な温かい空間を生み出してくださった
阿佐ヶ谷Next Sundayのみなさまにも心から感謝いたします。
打ち合わせの段階から、こちらのリクエストに細かくお応えいただいて
とても楽しく本番を行うことができました。
そして、晴子さん。
今回もたくさんたくさん、支えてもらいました。
今回溢れてしまった課題は、次回必ずリベンジしよう！
これに懲りずこれからもよろしくお願いいたします！
あつことはるこの四季シリーズ、残るは「夏」。
来年の夏頃に開催できたらいいなと計画中。
それまで、お互いにもっともっと経験を積んで
準備したいと思います。次回もぜひ、お越しくださいませ。
はー、久しぶりに長いブログを書きました。
私の次回のライブは来月。
2/18(日)にミューザ前フリーライブ＠川崎、そして
2/24(土)にカフェハットライブ＠武蔵新城です。
ぜひぜひ予定して、遊びに来てくださいませ！
あつこ 
◆2018/2/18(日) ミューザ前フリーライブ＠ミューザ前（川崎）
【出演】 北村安都子 ／ しましまーず ／ 武村麻美 ／ 桃色ドロシー
【時間】 START 13：00～
【料金】 無料
【場所】 ミューザ前広場(川崎駅直結・ミューザ川崎の建物前)
久しぶりの日曜日、久しぶりの2部制ではないミューザ、です。暖かくしてお越しください！
◆2018/2/24(土) カフェハットライブ
【出演】 北村安都子 ／ Moon Pocket ／ nakachiho ／ 額賀さん
【時間】 OPEN 18：15 START 18：30
【料金】 入場料無料 投げ銭＋ワンオーダー
【場所】 カフェハット＠武蔵新城
大好きなカフェハットさんでのライブが決まりました♪音響も素晴らしく、料理も美味しくて、居心地良すぎていつもだいたい遅くまで居残ってしまうんですが、ぜひ皆さまにもその空間を体験していただきたいなぁと思います。自由席となりますが、席数の関係で、ご予約をおすすめします！