ウチの長男くん。
小学6年生、受験生です。
入試本番まで3週間。
かぁちゃん、オロオロするばかりです。
小学4年生の4月頃。
塾の先生から電話で、伝えられた【宿題の答え丸写し疑惑】
長男くんが帰ってくる前に、ノートを調べてみました。
普段の長男くんは、お世辞にもきれいとは言えない文字を書きます。
なのに・・・
きれいすぎる。
いつもなら、見るのも嫌になるくらいぐちゃぐちゃなノートなのに、丁寧に書かれた文字が整然と並んでいます。
計算式は書いていても、計算した形跡がない。
文章で書かれた解説部分は写していないので、計算式に繋がりがない。
消しゴムで消した跡が、全くない。
など、など。
・・・これは、クロやろ
長男くんの犯行を確信しました。
こんなバレバレなことするなんて
···アホやな
(その時のかぁちゃんの感想)
というのも、
答えの丸写しに関して、実は、かぁちゃんも身に覚えがあります。
が、かぁちゃんは、小賢しい子供だったので、答えを丸写しするときは、
『計算した跡を残す』
『消しゴムで何度か消してみる』
これらはデフォルト。
極めつけは
『答え、解法を丸暗記』
ここまでやっていました
ここまでやると、そうそうバレません。
(いや、アカンがな)
だから(?)長男くんの気持ちも(ちょっとは)分かる
塾の勉強をすること。
宿題をまじめにやること。
これらの重要性に、まだ気がついてないだけなんですよね。
正直、中学受験する意味すらまだきちんと理解していない長男くんに、これらの重要性を理解しろという方が無理というもの。
それでも、このまま放置はダメ、絶対
なので、
帰って来た長男くんを、ゆるやかに問い詰めることにしました。
宿題のテキストを見せて
「これ、宿題やったところやろ?」
「うん」
(もう顔がこわばっています)
「お母さん、解いてみてんけど、よう分からんねん。教えて」
「・・・」
(顔をこわばらせたまま、モジモジし始めました)
「ノート見せてみ?・・・解けてるやん。この式はどういう意味?」
「・・・」
(顔が赤くなってきました)
「なんで、ここで1/3かけるん?どういうこと?」
「・・・」
(涙目でこちらを見てきます)
「・・・答え、写したんか?」
「・・・」
(泣きながら、頷きました)
はい、確保!
泣くってことは、悪いことをしたという意識はあるんですよね
罪悪感に、なにかしらの欲求が勝ってしまったということ。
もちろん、叱りました。
答えを写すなんて、全くの時間の無駄。
書き方の練習したいなら、別の方法を考えろ。
分からなければ、塾で質問しなさい。
それができないなら、お母さんが一緒に考えるから。
このようなことを言った記憶があります。
でも、あまりに厳しくし過ぎて、
「受験やめる」
なんて言われてしまうと、元も子もありません。
長男くん曰く、
答えを丸写ししたのは、解き方が分からなかったから。
早く終わらせて、ゲームがしたかった。
泣きながら答えました。
やっぱり、原因はゲームでした。
長男くん愛用のシャーペン。
後ろについている消しゴムが、すごく消しやすいそうです。
MONO消しゴムですからね
替えの消しゴムだけでも売ってます。