初めての学期を振り返って | AT POMONA COLLEGE

AT POMONA COLLEGE

LA郊外のリベラルアーツカレッジでの大学生活

 

お久しぶりです、さらです。

 

今はもう日本にいますが、このブログは試験期間中にポモナで書いたものです。

タイムラグお許しください。

 

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今は期末試験期間なのですが、勉強の息抜きにこのブログを書いています。

学期末なので、少し振り返りを。

 

8月に渡米してから今までポモナ1学期目を経験して、達成できたことと、改善したいことをお話しします。

 

 

《達成できたこと》

 

◎学修面

 

今学期は、私が履修した科目同士を学際的に結びつけて学問に取り組むことができたように思います。

 

Critical Inquiry Seminar (ID-1)という1年生の1学期の必修科目で、少人数ディスカッションベースの授業では、「数学と芸術」というテーマにそって授業を進めてきたのですが、どのように数学や芸術が発展し、どうこの表面上では相反する2つの教科が関連するのか、哲学的な視点から考えるきっかけになりました。ディスカッション・プレゼンスキルも培いました。

 

他には音楽史、そして音と音楽の物理学、数学(微積分学)の授業をとったのですが、探求すればするほど、科目同士の関連性を感じるようになっていきました。

 

例えば、ID-1では、数学的アプローチがどのようにして芸術を創造する過程に使われているかについて考えましたが、例えばパターンやシンメトリーがどのように音楽に表れているのかについて音楽史の授業で議論したり、あらゆる楽器の音色の違いには、どのような物理的特徴が関与しているのかについて物理の授業で学んだり、数学における調和級数が、音楽・和声学の倍音の概念に由来していることについて話し合うなど、あらゆる場面で芸術と数学の繋がり・融合を感じました。

 

自由な学び、それこそがリベラルアーツ教育の醍醐味だと思います。ID-1の教授がおっしゃっていたのですが、リベラルアーツの「リベラル」とはもちろんliberal(自由)という意味だが、liber(ラテン語で“本”、つまり学問・学術)という意味も含まれているそうです。

 

ポモナでは学びの制限がないことを、とてもありがたく感じます。そして、それぞれの科目への探求が相互作用し、より深い理解へとつながるんだということを、授業のディスカッションを通して実感し、このID-1のクラスは私にとって大変印象深いものとなりました。

 

 

 

◎生活面

 

今学期初めて親元を離れて生活しましたが、最も大きな収穫は適応力が身についたことだと思います。今までは家と外が交差することはありませんでした。友達とは学校で会う、家では家族と過ごす、と線が引かれていたので、家では自分で生活スタイルを決めて、自分の好きなように私生活を送ることができました。

 

しかし、寮生活ではそのようにはいきません。四六時中、ホールメイトやルームメイトと顔を合わせることになります。また、友達と夜遅くまで一緒に過ごすことも可能です。

 

例えばこの前は、深夜に寝る準備をしていたら部屋のドアを誰かがノックするので誰かと思いきや、白米とふりかけを請いにやってきた空腹の親友でした。またある日は、勉強するために寮のラウンジに行ったら友達とばったり会い、10分で切り上げるはずだった悩み相談会を延々と続けてしまい、気づいたら深夜3時になっていました。

 

自分で計画を立ててその通りに行動することはここでは不可能です。日本にいた頃の自分はそれが許せませんでしたが、ポモナに来てから、常に計画通りに行動しなければいけないわけでもないと悟りました。

 

机に向かう時間を確保しつつも、友達との他愛のないやりとりや深い議論を通して新たな気づきをすることはとても多く、決して無駄な時間ではありません。あらゆる視点や考え方を持っている友達と過ごしている時間はとても貴重で、これもポモナに来て良かったなと思う瞬間です。

 

↑秋・冬のキャンパスのあらゆる景色

 

《改善点》

 

今学期、自分からイニシアティブを取ることがいかに重要かを思い知りました。ポモナは数えきれないほどのリソースがあります。5Cとも連携を取っているので、膨大な選択肢があります。学修面でも生活面でも、ありとあらゆる場面でサポート体制が整っています。

 

例えば、エッセイやレポートまで、ライティングにまつわる課題について相談できるWriting Centerや、理数系の科目をサポートしてくれるQuantitative Skills Center、留学生やアジア系の生徒のコミュニティ形成に取り組むInternational Students Mentorship Program (ISMP)やAsian American Mentorship Program (AAMP)などがあります。

 

これらの組織のさらに良いところは、生徒主体であることです。ポモナは様々な場面で学生に協力的な環境であることが魅力の一つだと思いますが、まさにこのような場面で感じます。

 

例えば、今学期はWriting Centerで1つ年上の先輩とエッセイ課題について話し合い、たくさんアイデアをもらいました。また、多くの授業は生徒のメンターがサポートする体制をとっています。私も数学や音楽史の授業でメンターの先輩方にたくさんお世話になりました。授業で話しきれなかったことを確認したり、宿題を一緒に取り組みます。こういった生徒同士の学びはとても素晴らしいですが、常に自分から意識して進んで行動しないとせっかくあるリソースを活用できずにもったいないということに気づきました。

 

こういった経験は新たな人間関係にも発展していくので楽しいです。今学期は活用しきれなかった気がするので、今後はもっと積極的に手を伸ばしていきたいと思っています。

 

↑寮のラウンジから見る景色

 

 

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さら