こんにちは。橋本です。
牛乳は、貴重なカルシウム源です。
そのため、牛乳アレルギーがはっきりわかって、牛乳を使わない離乳食を続けると、成長に必要なカルシウムが不足がちになります。
子どもの骨や歯を作る
カルシウムは、骨、それから歯を作る働きのある重要な栄養素です。
日ごとに、ぐんぐん成長する赤ちゃん、子どもにとって、カルシウムは、なおさら大切ですよね。
そこで、離乳食でも手軽に扱える、牛乳をはじめ、ヨーグルト、チーズなどの乳製品は、カルシウム源として、順調な成長のお手伝いをしてくれるわけです。
しかし、牛乳アレルギーとなると、代わりにカルシウムを補ってくれる食品を、離乳食に加える必要があります。
食べさせてあげたいカルシウム源
牛乳、乳製品だけが、カルシウムを含む食品ではありません。
カルシウムが含まれる食品は、次のようなものが代表的です。
・ 小魚
・ ひじきなどの海藻類
・ 小松菜、ほうれん草
・ 木綿豆腐などの大豆製品
このようなものも、赤ちゃんの成長にあわせて、食べやすいように調理して、バランスよく毎日の食卓に加えていく。
そうすることで、乳製品を使わなくても、成長に必要なカルシウムを補給していくことは、可能です。
1歳前などの、好き嫌いを主張しはじめる時期には、ダシをうまく使って調理するのも、工夫のひとつですね。
牛乳アレルギーの判定は慎重に
牛乳や乳製品で、食物アレルギーになっているか?アトピーが出ているか?
こういうのって、慎重に判断しないといけないんですよね。
カルシウムという、成長にとって貴重な栄養素を手軽にとる手段を、ひとつなくすわけですから。
とはいっても、牛乳アレルギーの症状を無視して、牛乳をとり続けるのも、少し無茶があります。
最終的に、「牛乳アレルギーかどうか」を判断するのは、「食べて症状が出るか」「食べなければ症状が出ないか」。
必ずダブルチェックで確認しないと、確定できません。
血液検査の結果のみで、食物アレルギーを判定しない。それが基本です。
参考記事:
食事制限は、血液検査の結果のみで判断してはいけない