ついに政府が大きく動き出した?少子化対策。

森雅子少子化担当相はもしかしたらやってくれるのかもしれない。
内閣府の「少子化危機突破タスクフォース(作業部会)」で今までにはない形の思い切った子育てや婚活支援策を講じる可能性が出てきているようだ。

従来の少子化対策は出産後の産休や育休など間接的なものばかりで,実利が伴うものが少なかった。
子供手当の減額など少子化対策に逆行する状況もあるなどの大きな問題もあった。
しかし,今回の政策は子供を産むと得をするという制度のようだ。

具体案としては、公営住宅への入居を新婚世帯に優先的に斡旋(あっせん)する制度や、女性が若い時期から婦人科のかかりつけ医を持つ制度などが検討される見通しだそうで。
「出会い、結婚、妊娠、育児」のすべてに国が支援していく方向になるそうだ。
明治大学で行われている婚育の授業

ようやくというか,大学でも婚活への教育が行われはじめたようだ。
食育については,扱う大学が多いが,これから少子高齢化に歯止めをかけるためにこのようなカリキュラムが増えていくかもしれない。

この教育を始めた教授は男性の先生だそうである。

この本を早速入手して読んでみたいものだ。
婚活で頑張って結婚した女性の話こそが価値がある。

婚活中の女性を見ていると,既婚女性にアドバイスを求めることは良いことだと思う。
だが,世の中の既婚女性にも二通りいると思う。
一つは,いわゆる自然に結婚できた女性である。
そしてもう一つは,適齢期を過ぎて,婚活を頑張って結婚した女性である。

はっきり言って,自然に結婚できた女性の方がモテる女性であることが多い。
だが,アドバイザーとしては,まったく役にたたない。

こんな会話からもそれは読んで取れる。

婚活中の女性「どうして私は結婚できないんでしょうか。」

自然「結婚は自然とできるものだから焦ったりする必要はないわよ。そのうちふわっとできるわよ。一人でいいわねー。結婚したらなかなか大変よ。」

頑張った人「自分に原因があるという現実を見ていないからだと思う。結婚は自然になんてできない。自分を変える努力を一生懸命して勝ち取るもの。そして年齢によってどんどん自分の価値は下がる。だから余裕なんて無い。一日一日を大切にしなければならないし,今優先ずべきは,仕事でも趣味でもなく結婚。」

もうお分かりだろう。「結婚したら大変」ということを頻繁に言う女性は苦労して結婚していない女性に多いのだ。
簡単に栄光を手にしているから,簡単に手放せるようなことを言うのだ。こんな讒言に惑わされてはいけない。

適齢期までに結婚できなかった時点で,結婚弱者である。
結婚弱者が結婚強者に学ぶことなど何も無い。

結婚弱者から勝者に這い上がった者にこそ学ぶ価値がある。
彼女達の助言は厳しく,その意見を受入ることは大変だが,その先には勝者の道が現れる。

なんでこんな女性が結婚できたのだろうと思える女性達こそ,真に学ぶ価値のある女性達なのだ。
彼女達の努力を知ることで,自らがいかに努力が足りないかがわかることだろう。

もちろん彼女達は苦労して栄光を手に入れているから,あなたが真摯に教えを請わなければ簡単には本当のことを教えてくれないかもしれない。

仕事と同じようなものなのかもしれない。仕事の能力の高い人の説明やアドバイスは参考にならないが,苦労して仕事ができるようになった一般的なレベルの人の説明やアドバイスは適切かつ丁寧だ。