職業婦人を賛美する記事で違和感を感じる部分

理工系の女性職業人を増やすというお話の中で,先輩の女性キャリア社員が,女性が職業を持つことは当然だと考えていると熱く語る。

この女性のお話をかいつまんで書くと。

母も祖母も職業婦人であったため,私自身も職業婦人が当然と考えていた。
そして大企業の開発部門に就職して,その後結婚し,2児をもうけた。
この間も仕事を続けていた。
大企業であり,キャリア社員としての仕事を続けていくために,子供は実家の母親にサポートをお願いし,近所のおばさんにもサポートをお願いして,片道2時間半の通勤をこなしつつ管理職にまで上り詰めた。
子供たちは,全寮制の中学・高校に入れた。

みなさんはどう思われるのだろう。

私個人の感想として言わせていただければ,経済状況が分からないのでなんともいえないが,少なくとも,人間としては自由かもしれないが,母親としてはあまり良くないだろう。

育児を小さい頃は祖母や周辺の人々に押し付けて,中学・高校は学校に押し付けて,そして自分は皆の協力のおかげで管理職まで上り詰めたといわれても・・・。

少なくとも言わせていただきたいのは,専業主婦や兼業主婦で子育てをきちんとした女性達がこの女性に非難されるのはおかしいと思う。
女性が社会で活躍するために社会がみな協力するのは当たり前だという風潮が私には異様に写るのだ。
だったら障害を持った人々の給与も一般人なみにしろ。結婚も出産もできるようにしろと言いたい。
30過ぎて独身の女は重い,手を出すと結婚を迫られるという会話は酷い話

30過ぎた女性が必死に婚活をする。これは至極当然なことだ。
それだけ真剣に結婚したいと思っている女性に対して,重いとはどういうことだろう?

結婚を迫るのも当然だ。適齢期(男性28歳・女性27歳)を過ぎた男女が婚活中に出会うのだから当然だろう。

私はこの件については,女性側が正しいと思う。そしてこのような発言をする男性は大したことない男だと思う。

女性側にアドバイスするならば,本気で結婚したいと思っている男性からすれば,まったく重くなどない。
むしろ,ありがたいはずだ。プロポーズを断られれば男性はものすごくだからさり気なくどんどん迫ればいい。それで引くような男は将来あなたが苦境に立たされた
ときにも逃げ出すような男かもしれない。
NHKドラマご縁ハンターについて

はじめに書いてしまうが,このドラマは初回を見る限りまともだ。
いわゆる婚活のドラマなのだが,夢物語ではなく現実的な話で進行していく。
さすがNHKといわざるを得ない。

同時間帯に強いドラマが放映されていたので視聴率は苦戦しそうだが,
見た人はそれなりに得たものがあるだろう。

婚活の現場は甘くはないが,厳しくもない。
彼を知り己を知れば勝算はかなりあるのである。

婚活マスターの、「結婚できないのは、あなた方がイイ男やイイ女でないからだ。」
「本気で結婚したいなら、そんな自分を変えること。そしてそれは、まず行動」この一言に濃縮されているのだろう。

男性が女性の望む男性に進化し,女性が男性の望む女性に進化すれば,
結婚できるのだという現実をシビアに付き合わせる内容になっているようだった。