既婚子持ち女性と未婚女性の友情とは・・・。

先日こんなお話を目にした。30代既婚子持ちの女性が,結婚前から付き合いのある友達(独身)とのトラブルについて
のお話だ。

登場人物
既婚子持ち女性Aさん
未婚女性Bさん

① BさんがAさんの家に遊びに来る予定になっていた。
しかし急遽,子供がが発熱したため当日の朝にキャンセルの連絡をいれた。
(電話をしたが留守電だったためメールを出した。)

② Bさんからは一言「了解」とのメールがきた。

③ その後Bさんからメールがあり、
「子どものことはしょうがないが,あなたの対応が悪い。結婚して変わったね。」
とイヤミのメールが来た。

④ これに対して,Aさんは,
「付き合ってくれて感謝しています。」と返信した。

⑤ するとBさんからメールがあり,
「お人好しといいたいわけか?,いつも誘うのは私ばかりでフォローがない。」と
返信がありました。

できれば喧嘩せずに穏便に済ませたいのですが、どうしたら良いでしょうか。

さて個人的意見だが,

これはずばり,置かれている生活環境の相違なのでどちらが悪いわけでもありません。
既婚者子持ちの方からすると,子供が急遽発熱したのだから仕方ないでしょうとなるでしょうし,
未婚者からすればドタキャンされたのにフォローがないとなるでしょう。

そこで解決策ですが,Aさんから誘うことは避けたほうが無難です。
そしてBさんから誘われた際に,子供がいるので急遽ドタキャンになってしまうこともあるかもしれないけれども,それでも良いなら参加したいと回答するのです。

結婚すると,自分の対人関係は大きく変化します。
彼氏ができると友人と疎遠になるのと同じです。
また,旦那や子供は身内です。より重い社会的責任があるのです。
友人は法的には所詮は友人という親しい他人でしかありません。

AさんがBさんに嫌われようともお子さんの看護を優先するのは当然であり,社会的にも常識的判断といえます。

しかし,だからといってBさんがAさんに合わせなければならない義務もありません

なぜならBさんにはAさんのお子さんの看護義務はないからです。BさんとAさんは対等な関係ですから。Bさんの立腹も当然といえます。

ですから相手に状況を察してもらおうとするのではなく,相手に状況を説明して理解してもらっておくことが必要なのだと思います。

誰もが自分が正しいと思ってしまうものですし,今回のケースのようにお互いの主張がともに不当とはいえないケースは多々あると思います。

自分の常識を相手に押し付けるのではなく,理解を求めるように説明をすることで次回からは軋轢を解決できるような気がしました。