誰も教えてくれない。30～34歳現在未婚の男女の現在とその後の真実③

誰も教えてくれない。30～34歳現在未婚の男女の現在とその後の真実③

32歳以降に結婚した場合に立ちはだかる壁

32歳を過ぎて，結婚できたとしても出産の問題がある。
男性であれば経済面での問題，女性であれば出産そのものの問題だ。
この問題も最近多少取り上げられるが未婚者にはあまり知られていない。

例えば男性が40歳で結婚した場合には，第一子が成人したときの年齢は60歳，大学までいくとしたら学費はどうなるだろう。
65歳定年に変わる動きはあるものの将来的には不安定だ。
第２子３子と考えたらかなり厳しいだろう。

男性の場合38歳までには出産を終えたいのが実情だろう。

女性の場合はさらに深刻だ。いわゆる障害児が生まれる可能性は女性の年齢に大きく左右される。
また妊娠確率そのものも年齢によって大きく左右される。
20代女性であれば簡単に妊娠して健康な赤ん坊が出産できた女性であっても30代に入るにつれて妊娠確率が低下し，障害を持つ子供の出産確率が上がることになる。

また出産後の育児においては，この不況下の情勢だ。男性に頼ることは実際上は難しい。
実母や義母の支援が不可欠だ。
しかしその母親の年齢が70歳にでもなっていれば，手伝うどころではないかもしれない。

こうした面を考えると女性は35歳までには出産を終えたいところだろう。