おはようございます!

健康管理士KAZUです!


●小麦を食べると腸に穴が空く?


食品に含まれる栄養は主に小腸から吸収されますが、何でも吸収すればいいわけではありません。


僕たちが食べるものの中には、体に良くない細菌、ウイルス、有害金属、化学物質、毒素なども含まれています。


これらを取り込まないようにブロックし、体外に排出することも腸の大切な機能のひとつです。


そのために腸の細胞同士は密着し、腸管バリアというものを作っています。



このバリア機能が壊れてしまう病気が[リーキーガット(腸漏れ)症候群]です。







程度の差はありますが、予備軍を含めれば、日本人の約7割はリーキーガット症候群であると言われます。


リーキーガット症候群は、分かりやすく言えば、腸の粘膜に穴が空いてしまった状態です。


その穴から、不要なものや本来排除すべき有害物質までどんどん体内に取り込まれていき、血流に乗って全身を巡るようになります。


血液内に異物が混入すると、免疫系がそれを退治しようとするため、体の様々な部位で炎症(アルツハイマー病三大原因のひとつ!]が起きます。


腸から入り込んだ有害物質や毒素は血流に乗って続々と脳に侵入します。


さらに腸の粘膜に穴が空くと、糖の吸収が早まり、血糖値が急激に上がる原因にもなります。


つまり、腸の粘膜を回復し、理想的な腸内環境を整えることは、アルツハイマー病予防、改善のための必須項目のひとつなのです。


特に便秘や軟便、食物過敏、腹部膨満感などが慢性的にある方は、リーキーガット症候群の恐れがあるため注意が必要です。


腸の粘膜にダメージを与えるものとして、最近槍玉に挙がるようになったのがグルテンです。


グルテンは小麦などに含まれるタンパク質です。


パンや麺類などの小麦製品が好きな方には耳の痛い話ですが、これらを日常的に摂ることで、アルツハイマー病のリスクが高まることが分かってきています。


腸は細胞同士がかたく密着し結合することで不要物の侵入をブロックしていますが、栄養を吸収するためには、この腸の結合を必要に応じて適度に緩めなければなりません。


この結合を緩める働きをするのが[ゾヌリン]という物質です。


ゾヌリンは門番のような存在で、普段は体に有益な栄養だけに門を開いて通過を許します。


ところがグルテンを日常的に摂取すると、このゾヌリンが過剰に分泌されます。


その結果、門は常に開きっぱなしの状態になり、招かれざる客までが体内に侵入することを許してしまいます。


その他、リーキーガット症候群を引き起こす原因として、乳製品が挙げられます。


牛乳に含まれるタンパク質の約80%はカゼインという物質です。カゼインは分解されにくく、未消化のまま腸に送り込まれ、腸の粘膜を傷つけます。


又、多量のアルコールやカフェイン、添加物の多い加工食品、残留農薬、抗生物質なども腸が荒れる原因です。


腸漏れを起こさせないためには、まず小麦製品や乳製品をできるだけ避けることです。


近年はグルテンフリーやカゼインフリーの製品も増えていますので、そういうものを選ぶのも良いでしょう。


乳製品が好きな方は、豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなど、牛乳以外のものに置き換えていくことをお勧めします。


そして食品添加物を避け、農薬などを使わないオーガニック製品などを積極的に選ぶようにしましょう。


今回は、以上になります。

では、皆さん。

今日も楽しい1日を!😀

では、また!😁iHerb

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