ハイドパークを後にして、トラファルガー広場に向かいます。




近くまで行ったら大渋滞で一向に進まず、タクシーを下車。

原因はこの自転車祭りの大行進。




このいでたちにご注目ください。どうやらクラシカルな装いで街中を走り回るイベントのようです。

イギリス人はこのようなクラシカルな格好や伝統的なものが大好きなんです。

新しいモノより古いものに大きな価値を見出す考え方なんですね。




到着しました。トラファルガー広場。スリと置き引きの名所で別のどうってことのない広場です。

ローマに点在する広場の方がよっぽど味わいが有ります。





価値はこのモニュメントなんでしょうね。戦勝記念塔です。戦勝に意味が有るので、私ら外国人にとっては大きな意味を持ちません。大英帝国の力を見せつける様なモニュメントです。

なんでお上りさんが多いのかな。単に名前が有名だからなんでしょうかね。




子供たち(大人もいましたが)がライオンに上っています。

あまりほめられた光景では有りませんね。




くたびれたので、角に有る本屋の2FにあるCOSTAでお昼を兼ねて休憩。

この日のお昼ごはんはこれだけ。


長らくロンドン散歩の様子をお知らせしてきましたが一応今回で終わりです。

沢山ありすぎる公園を潰して商業ビルを建てればもっと経済が活発になるだろうに、公園を減らすなんて選択は、2万パーセント(どっかで聞いたようなセリフ)有りえません。


街並みはどこも似たような作りで外見は同じで、統一感のある街並みではあるが個性は無い、いや、あえて個性を表に出さないようにさえ見えます。


地下鉄が発達しておりとても便利ですが、車両の形、サイズは様々、電車とホームには段差や大きな幅があり、Mind the gapの放送を何とかの一つ覚えの様に繰り返すが解消はされない現実。

TESCOに代表されるような豊富な食材をそろえたスーパーが有るのに簡素な食文化。


EUに有りながら頑としてポンドに拘る頑迷さ。


なんとも理解しがたいイギリス人を理解する本を見つけました。




彼らのしぐさから何を考えているのかを解きほぐそうと試みる行動人間学の見地からのアプローチ。




結構、読みでが有りそうでしょ。


店員さんが本を渡しながら「イギリス人て変な人達でしょ。」とニッコリ。自らを笑う態度もイギリス人の典型的な特徴なんですね。決して真面目でムキになってる姿をさらさないイギリス人を、じっくり読み解こう。