今回はスクランブル(コナミ)です。

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6月19日はロ(6)ケットが行(1)く(9)ということでミサイルをかいくぐりながら飛んで行くロケットを操作するゲームを。実は後世に多大な影響を与えたゲームだったりもします。

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縦画面横スクロールシューティングという大変珍しい形です。自機はボタン2つで横のショットと下に落ちるミサイルを撃つことができます。敵もミサイルでわかりづらいので、ここでは自機の方はミッソーと呼ぶことにします(笑)。

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カラフルな地形の中にはミサイルが待機していて、あるタイミングで飛び上がります。中には発射されないのもいて、この辺はプレイして覚えていきます。

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縦画面がゆえに深くなった地形だとミッソーは当たらずに斜面を落ちていきます。ここがこのゲーム最大のポイントで、わりと斜面の先には重要破壊物である燃料タンクがいることが多く、これをいかに撃ち漏らさずに行くかがゲームを進める上で生死を分けていきます。

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平坦なとこならば横に張り付いて倒すこともできるのですが、わりと意地悪な部分にいたりするんですよね。

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ミッソーは緩やかな放物線を描き、スクロールはわりと速いため、このような位置になってしまうと燃料タンクを破壊するのがほぼ困難な状態に。慣れてくるとミサイルの軌道は分かってミスしなくなるのですが、燃料切れで墜落してしまうんですよね。

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面が進むと空中にはUFOも出現。自機を狙って動いたり攻撃したりはしないので、単なる障害物ですけど。しかしそっちに気を取られていると、燃料タンクの撃ち漏らしに。

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UFOの次は火の玉。こっちは横に飛んでくるだけなのですが、縦画面ということもあり避けにくく、UFOより強敵。破壊もできません。

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上部にあるエリアの表示ですが、間で特にデモがあるわけではなく、シームレスに進んでいきます。4面はビルの中。

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ビルはかなり高く、そのため通路がとても狭くなっています。ミッソーも先読みして撃たないとなかなか当てづらく、ミサイルを破壊するか避けるかの判断をゆだねられます。

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さらに進むとビルの内部へ。ここでは車でいうクランクのような地形が多発していて、前方に進んで、下がりながら上下に行くといった動かし方が必要になります。

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最後は敵のベース(基地)の破壊。コナミのビルが見えた直後に、

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目的の基地があります。コナミのビルからミッソーを落としても当たらないので、急降下して破壊。再び急上昇というテクニックが必要。破壊できないとここの面が繰り返され、再びコナミのビルが見えてきます。燃料タンクは出てこないので、何周かして破壊できないと、燃料切れでミスになります。

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無事ミッションが達成されると再び初めに戻ります。周回を重ねると燃料の減りが速くなり、燃料タンクの撃ち漏らしがそのままミスになったりします。

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当初グラディウスはスクランブル2として開発が始められたそうです。言われると随所にその形がみられ、目からうろこ状態。グラディウスを見てこのゲームは思い出さなかったのでね。またナムコの遠藤氏はこのゲームに感化されてゼビウスを作ったそうです。全く違うゲームですが、地上物を狙って破壊しないといけないところなんかは似ているのかもしれません。またミッソーの動きは、続編的なグラディウスより、ダライアスに近いのではという意見があります。もしかしたらですよねー。このゲーム自体は海外のゲームであるディフェンダー(ウィリアムズ)に影響を受けて作られたのでは?という憶測があるようですが、真相は藪の中。しかしどれもパクリとはいえない形になっているので、感化されるというのはこういうのを言うんだろうなー。