個人的に、プラモに合わせ目はあってもいいけど肉抜きは許せません。
1パーツで済ませるために肉抜き処理をして、原型に程遠い形状にするくらいなら2パーツ構成にして蓋をすればいいんだし、そこで合わせ目が出ても仕方ないでしょ。“模型”の“模”の意味を考えろと。
昨今のプラモ界隈における、合わせ目が出るのはメーカー(の設計上)の手落ちだとする風潮には歪みを感じます。
合わせ目が来る位置については討論する価値があるけどね。
なので、いかにも肉抜き~的な、見栄えが悪いどころかみっともない形状はどうにか処理したいところ。
って事で、手を動かしてみます。
右は既に施術後ですが(笑)。
まずは肉抜き部にプラカス=ゲートの切りカス等を詰め込んで瞬着を垂らします。
この後、パテ代わりとしてシアノンにベビーパウダーを混ぜたものを隙間に擦り込み、ペーパーで均す(その過程を撮らんかい…)。
まずはコレ↓で始めるのが手っ取り早いかな。
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なお、ランナーをセメントで溶かしてパテ代わりにする手法(=ランナーパテ)もありますが、あれは成型色仕上げで済ませたい人向けと考えているので、当ブログでは割愛。だってヒケるんだもん。
それを終えたら、捨てサフを吹いてみて…。
ここでパテとプラの境界が見えなければYESだね!
加工前は梁を入れた鉄板くらいにしか見えなかったけど、けっこう厚みが出てシールド感も出ました。
両脇のはどうするか検討中。
プラモ作りなんてチマチマとした地味で面倒な作業の連続ですが、心浮き立つ瞬間もあるものです。
俺ッチにとってのそれは、肉埋めとか合わせ目消しといった作業で汚くなったところにサーフェイサーを吹き、表面が滑らかにツライチになったのを見るのが好きっ☆
こうしてテンションが上がる瞬間があるからこそ、次の製作意欲が湧くんだよね。


