アグリコールラム その2
アグリコールラム???
直訳すると「農業生産ラム」という意味になります。
これだけでは???ですね。
これらを理解していただくためには
ラム RUMについて少し掘り下げて語らなければなりません。
ラムの始まりには様々な諸説があリますが
発祥はバルバドス島と言われています。
(プエルト・リコ島とする説もあるのですが)
どちらにせよカリブ海に浮かぶ西インド諸島で誕生したことは
間違いないと思われます。
その歴史は古く17世紀に渡ってきたイギリス人が
サトウキビに目をつけ蒸留技術を用いて
誕生させたと言われています。
もう一つ16世紀にスペインの探検隊によってという説もあります。
15世紀後半から16世紀と言えば
コロンブスなどが出てくる大航海時代です。
この頃のヨーロッパは錬金術から生まれた
蒸留技術が定着していたので
歴史的背景からも16世紀から17世紀の間には
ラムが今のような液体と近い状態で存在したと考えられます。
ですが近代的な連続式蒸留器ができるのは
産業革命が起こった1826年ごろですから
まだまだ効率の悪いものだったと考えられますが・・・
つづく
全然歴史の話ばかりで製法などには
全く触れられてません・・・
これは以前書いたジャパニーズウイスキーの時のように
長くなりそうです・・・
皆さんお付き合いください。
BAR ATLANTIS
京都市中京区四条先斗町上がる松本町161
TEL 075-241-1621
http://www.atlantis-net.co.jp/
川床席は条例により23:00までの営業となっております。
雨天の場合は中止になる場合もあります。
ご了承くださいませ。
アグリコールラム
なるべき書きたいといっておきながら
またまた久しぶりになってしまいました・・・
最近は公私共に多忙だったため
なかなか記事を書ける時間がつくれませんでした。
J・M ラム ヴィユー
1845年よりマルティニーク島で生産されているラム。
蒸留所の創業者であるジーン・マリー・マーティンから
その名前がつけられています。
(頭文字が「J.M」なのです)
J.M蒸留所の特筆すべき部分は、
マルティニーク島で唯一、
原料のさとうきびを全て自社畑でまかなっている事です。
またアルコール度数63度の蒸留されたラムを10年~15年かけ
樽熟成させアルコール度が自然に落ちるのを待ち瓶詰めされる為
一切の加水を行っていません。
なので同じマルティニークのラムの中でも
アグリコールならではの香味や味の複雑さが
よりねっとりと感じられるます。
入梅してから天候が崩れる日も多いのですが
天気の良い日では
気温もちょうど心地よく
川床席でも
ラムが美味しくのめる季節になったように思えます。
ぜひお試しください。
アグリコール???
と思った方も多いのではないでしょうか?
また次回ラムについて語りたいと思います。
BAR ATLANTIS
京都市中京区四条先斗町上がる松本町161
TEL 075-241-1621
http://www.atlantis-net.co.jp/
川床席は条例により23:00までの営業となっております。
雨天の場合は中止になる場合もあります。
ご了承くださいませ。
カサブランカ その2
カサブランカ Casablanca
ゴールドラム
レモンジュース
オレンジキュラソー
マラスキーノ
アンゴスチュラビターズ
前回は映画の話でした
今回はカクテルの話をしたくて
調べてみたのですが
このカクテル詳しい文献がありません・・・
重たいゴールドラムを使うことによって
酸味に負けない力強い香味があり
ビターズや少量のリキュール達が
繊細な構成を形作っているのですが
それらがアクセントになり
爽やかな飲み口から
伸びのある味わいが鼻を通ります。
それらの味わいは
大柄な容姿と強烈な芳香の花を
連想できるような一杯に仕上がっています。
あまり普段オーダーされることのないカクテルです。
気になった方はぜひお試しください。
(ちなみにPは今回初めてつくりました)
BAR ATLANTIS
京都市中京区四条先斗町上がる松本町161
TEL 075-241-1621
http://www.atlantis-net.co.jp/
川床席は条例により23:00までの営業となっております。
雨天の場合は中止になる場合もあります。
ご了承くださいませ。

