今年も行ってきました。
西宮市大谷記念美術館「イタリア ボローニャ国際絵本原画展」へ。
今年は、館内で写真だけなら、撮影OKでした。
ちょっとビックリ。
もしかしたら、昨年もそうだったのかもしれないけど、気づきませんでした。
なぜか、今年はすごく楽しめました。
去年は、全然ダメだと思って、「じゃあ、ぼくも絵本を久しぶりに描く努力をしよう」と決意して、
久しぶりに絵本教室へ9月から半年間、通ったりしましたよね。
だから、とても不思議でした。
今、せっせと書いている小説のヒロインが絵を描く人なので、そこへ今日の鑑賞経験をとりいれたくなりました。
その意味ではシンクロニシティ化してしまっています。
今年は、描いてない絵本の場面や、物語の流れがすごくよく「見え」ました。
昔、絵本の研究者を目指していたころにも出来たことなんですが、その感覚が昔の動作やシーンに限られていたのに対して、
今回は、もっと全体的な構想や意図も含めてな気がしました。
さて、その文學界新人賞向けの原稿ですが、今、62枚です。
たった5枚のプラス。
(まあ、0枚よりはマシですが。まあ、午前中に仕事場へ行ったし、上記の大谷美術館へ行っているのでね)
プラス23枚で57枚だった昨日の朝に比べるとあまり進んでいません。
ストーリー展開をどうしようか、結構、迷うシーンに今、取り掛かっているところだったんですね。
(つまり、ドラマツルギーが爆発しているドラマチックさが溢れるその前段階です)
でも、つらつらと描いていると、単なるモブキャラだったメンバーが主要な筋に関連するキャラクターに急に成長して、
すごく展開しやすくなって、ゴールも大幅に変わったので、意味のある停滞でした。
(これについては、また明日にでももう少し整理してお伝えできると思います。)
だから、今日はもっとたくさん進んで、80枚台近くに行けたらいいなあと願っています。
でも、それは今まで一生懸命に避けてきた【ストーリー展開の呪縛】に再びどっぷりハマっていることになる気もします。
が、もう描き終えるしかしかたないですから。