休日出勤中 | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

ただ今、休日出勤中。

しかもサービス出勤の早出。

かつ、昨日は帰宅20:30後の夜も、そして今朝4時起きも、クライアントからの無理な注文への応対作業を、家のMacやパソコンでやっておりました。


24時間、働かされてます。

どうなんだろう? このポジション。

疑問が、どうしてもついてまわります。


バカ丁寧な対応が、当たり前の日本文化。

それって、生活の貧しさに直結している気がしてなりません。

お客様は、神様なんかじゃありません。

費用分、対価分の働き以上は無理なんですよ。


来期からの常勤は絶対辞めようと思っています。

残りの人生、〈安心〉のために長く生活を貧しくして、最後は自分は認知症でお金持ちの価値もわからなくなるなんて、

滑稽以外の何者でもない、と僕は思います。


リスクを覚悟しなければ、何も得られない。


今まで、実に数多くの習い事講座を、大学通信教育を受けて来ました。

お金をドブに捨てたな、と感じる科目もあれば、

眼から鱗を落としまくりの講座もありました。


ただ一つ言えるのは、得した講義や先生に当たりたければ、ハズレの講座を受け続けるしかないこと。

これは僕の信念であり、生き様です。


そして、それは僕の創作人生そのものです。

絵本やマンガのコマ割り研究をして、マンガ学会で発表したこと。

絵を描けるようになって、今でもデッサンやクロッキーができること、彫塑をやって、接触感覚やボリューム・立体感覚ができること、アートアニメーションをやって目に見えない動きが想像出来ること。

それは直接、小説書きには結びつかなくても、僕の文学作品にたぶん大きな特色になっているでしょう。


詩のみならず、ここ2.3年、俳句・短歌・川柳と作り続けたこと。

それらも含めて、すべて余分な、余計な寄り道ですが、

その失敗だらけの学びの軌跡こそが、僕自身ですから。


総決算したい。

それがなんでもありなヌエ構造の小説なんだと思っています。


【追加】

高校のとき、限りなく遠い存在だった、宮澤賢治や中原中也。

賢治には、童話で、

中也には、詩で、

少しだけ近づけたこと、その感覚を自分の中に形作れたことは、

それだけでも、あの頃の自分からしたら、ある種の奇蹟体験の渦中に思えるだろうことは、揺るがない事実です。


出来ない自分を責めてばかりいずに、

素直に褒めて、ありのままに書いてみよう。


そもそも、高校時代、描けなかった絵が魔法のように描けることも、奇蹟なんですから。