詩の投稿ブログ、お仲間で、いくつもの詩のコンクールで入賞されている蘇武家人さんのブログ「詩を書き始めました」で、
僕が紹介した現代詩の書き方入門書、杉山平一さんの「現代詩入門」に触れていただきました。
ありがとうございます。
創作実践と、理論が適度なバランスである、いい本なので、ぜひご紹介ならびに、ご一読ください。
さて、その蘇武さんのブログで、「詩の要諦を心得ている」と審査員の方から言われたとのことでした。
僕も何を指して、「要諦」というのかは、分かりませんが、
おそらく、見せ方、言葉の配列、読み手の誘導かな、と思います。
自分だけが解っていいのなら、順番などどうでもいいでしょう。
たぶん、書く前にあるモヤモヤとした言葉にならない「思い」を、ある意味、僕たちは書くことで、
読み手としての自分を通して、詩情なり、社会の状況などを「発見」するために、僕たちは詩を書くのだと思っています。
そこが詩のプライベートなところで、パプリックな部分が多い小説とは大きく違うところではないか、と考えます。
また、詩情、ポエジーはほのかに香る作品もあれば、激情を吐露する作品もあり、様々ではないかと思います。