なぜ急に増えたか、全然、理由がわかりませんが、
有り難いことです。
孤独な創作活動は、落選続きだと、まずメンタル的に大変で、
読んで頂ける方がいれば、とても励みになりますから。
そういえば、文豪夏目漱石の執筆時期は、『坊っちゃん』のデビューから、
絶筆の『明暗』まで、11年に満たないんですよね。
明治の頃の10年と、今の10年は時代の流れは全然違うでしょうが(現代の方が速い)、
目まぐるしく変わる現代とは違う意味で、
明治は東洋と西洋文明との相克がありました。
現代のアナログとデジタル、勃興する中華帝国の侵略という点では、
当時の欧米列強からの圧迫と見れば、
一つのアナロジーになっていそうな気さえします。
自分も、デビューして、せめて10年なり、作家活動出来ればいいなあ、と夢みています。
夢を見るのは、自由ですからね。