書き始めた | 読書と、現代詩・小説創作、物語と猫を愛する人たちへ送る部屋

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小説や詩の創作、猫また大学通信を書いています。Twitterは、atlan(筆名:竹之内稔)@atlan83837218 放送大学在学中。「第8回新しい詩の声」優秀賞を受賞。
 京都芸術大学の通信洋画&文芸コース卒業/慶應義塾大学通信卒業/東洋大通信卒業/放送大大学院の修士全科生修了。

まだ殴り書きの段階だけど、
児童文学作品をようやく書き始めた。

落選した作品の改作だから、もともとあった作品世界を変えて行くものだ。
ある意味、楽でもあるが、
ある意味、欠点を保持したままの悪く二番煎じになってしまったら、時間の無駄になる。

構想段階で、
もと原稿15枚を、倍の30枚に書き直す案1と、
いや、短編風の章立てをした連作案2と両方が出て来た。

少し考えて、両方をやろうと思った。
小説塾のプロ作家の先生からは、設定が作品世界に比べて、
複雑過ぎると、アドバイスされたのを踏まえて、
前者は書き足しながら絞っていく案であり、
後者は逆にその設定を活かして、どんどん書き足す案である。

楽しい!
やっぱり、構想して、それがまとまって来る時が一番楽しい。

構想してると、自分の書きたかったテーマも見えてくる。
そうやったんや、とか、
そうしたいのか、
そうしたら面白いよな、
とかいうようにどんどんアイデアが連結してくる。

知らない自分に出会って行く感じに近い。

書くことを諦めないでよかった、としみじみ思ってしまう。
この気持ちを忘れなければ、書き続けられるな。

作品の持つファンタジー世界を、可能性として
30枚の、小川未明文学賞の短編部門に応募、
120枚の、同長編部門に応募、
200枚の、ちゅうでん児童文学賞に応募、
300枚の.講談社児童文学新人賞に応募。

この4つのうち、取り敢えず、短編30枚と、ほか一つに書き上げてみようと思ってます。

頑張ります。