児童文学作品をようやく書き始めた。
落選した作品の改作だから、もともとあった作品世界を変えて行くものだ。
ある意味、楽でもあるが、
ある意味、欠点を保持したままの悪く二番煎じになってしまったら、時間の無駄になる。
構想段階で、
もと原稿15枚を、倍の30枚に書き直す案1と、
いや、短編風の章立てをした連作案2と両方が出て来た。
少し考えて、両方をやろうと思った。
小説塾のプロ作家の先生からは、設定が作品世界に比べて、
複雑過ぎると、アドバイスされたのを踏まえて、
前者は書き足しながら絞っていく案であり、
後者は逆にその設定を活かして、どんどん書き足す案である。
楽しい!
やっぱり、構想して、それがまとまって来る時が一番楽しい。
構想してると、自分の書きたかったテーマも見えてくる。
そうやったんや、とか、
そうしたいのか、
そうしたら面白いよな、
とかいうようにどんどんアイデアが連結してくる。
知らない自分に出会って行く感じに近い。
書くことを諦めないでよかった、としみじみ思ってしまう。
この気持ちを忘れなければ、書き続けられるな。
作品の持つファンタジー世界を、可能性として
30枚の、小川未明文学賞の短編部門に応募、
120枚の、同長編部門に応募、
200枚の、ちゅうでん児童文学賞に応募、
300枚の.講談社児童文学新人賞に応募。
この4つのうち、取り敢えず、短編30枚と、ほか一つに書き上げてみようと思ってます。
頑張ります。