こどもの筋トレ❷ | 外傷専門ラストホープ

外傷専門ラストホープ

「 小児のケガから~アスリートまで 」

総来患外傷98%(小児疾患70%)の真髄
「治とは1ミリを診る事で細胞が栄える事だ。」
常識を超えた幾多の超回復を成し得て来た院長のブログ。

~奇跡の治療の日々備忘録~    院長 谷川栄治


テーマ:

前回は「こどもの運動能力を高める為には」について、

少し触れました。

 

一台のスーパーカーを作るに例えるなら・・

 

・幼児期:免疫機能・・・(丈夫な部品を揃える)

★小学生:神経回路・・・(設計図と電気系統を作る)

・中学生:心肺機能・・・(骨組みと排気口を作る)

・高校生以上:筋力・・・(エンジン・ガソリンを載せる)

 

つまり小学生の時期に自由に設計や企画を描けるので、

マシンの器が決まるとまで話しました。

 

今回は具体的な内容を話します。

 

なぜ、「腱」を鍛えるか?

 

腱は筋肉に対して命令を出すセンサーなのです。

(電気系統)

 

例えば膝カッケでも膝の腱を打腱器で叩くと自分の意志とは反して

膝がパコーンって伸びます。

 

これは膝(膝蓋腱)にあるセンサーが太ももの筋肉に瞬間的に命令を出すので

太ももの筋肉が収縮して膝が伸展します。

 

【成美堂出版:脳の辞典より】

 

代表的なのが「伸張反射」と言います。

*腱に刺激が加わると→筋紡錘が興奮→1a群繊維によって脊髄に送られる

→α運動ニューロンに興奮が伝道し足が伸びる。

 

いわば筋肉を瞬間的に動かすスイッチなのです、

 

この様に腱にはセンサーがあり、この腱の反応や繊維の質は

ジュニア期にしか旺盛に構築しないのです。

 

これを利用したのは縄跳びなどの連続ジャンプです。

 

ジャンプの着地の後に直ぐにまたジャンプが出来るのはアキレス腱に加わった刺激の

反射なのです、素早い反射があれば連続ジャンプも持続的に高く行えるのです。

 

またこの反射は足を捻った際に瞬間的に筋肉が収縮を起こし

関節を固めて捻挫を防止する役割があるのですが、これらの反射が弱い人は

捻挫を起こしやすかったりします。

 

*アメリカでは1日辺り足首の捻挫は2万3千人発症。

 

足が速い人、ジャンプ力がある人、野球のバッティングで瞬間的に瞬発力を

バットに伝える人、サッカーでのボレイシュートなど瞬間的にボールに触れた時に

爆発的なキック力をボールに伝える、フィギュアスケートの連続ジャンプ・・・

 

これらの共通点は「身体のキレ」です。

 

どんなに良質の筋肉を積んでても、筋肥大や過酷なトレーニングを積んでも、

絶対的な差が出るのはこの児童期に決まる「腱」≒キレなのです。

 

優れたスーパーカーは優秀な電気系回路を搭載しています、

 

次回はこの「腱」の鍛え方について話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

谷川栄治 blog ~外傷専門ラストホープ~さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス