産休クッキーについて 20240615 | アテナの会代表 菱斐詔子のブログ

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活動情報や、ミニミニ情報、いろいろお伝えします。

みなさん、こんにちは。

 

 

アテナの会の代表者としては、少々書きにくいテーマではあります。

 

ですが、私のつれづれとして、今回、記載したいと思います。

 

 

 

実は、ある頃から、私は、職場で贈答を受けるのが、かなりイヤになりました。産休うんぬんの、問題ではありません。なにか、従業員が贈り物を贈って来るのが、それです。

 

 

 

まず、贈り物を受け取ると、返礼をどうしようかという問題が1つにあります。ランダムに贈ると、散弾銃で相手を撃っているのと似た状況にもなります。贈る側は、私は知らん、というあたりでしょうが、複数の品物を複数の人から受け取る人も、いるはずです。

 

 

 

実際、この贈答というのが、特に女性に多く、その背景は、個人的に(でも仕事上で)、特に気を掛けましたというあたりの背景が多い気もします。でも、これを受けると、次にその現象(個人的に仕事上で特に手を掛け続ける)が繰り返されていく、あるいはもっと重くなるということがありました。受け取ることでその後、改善またはすっきり解消したケースの方が少なかった、それが私の人生経験です。そうなってくると、ほぼ、トラウマです。

 

 

 

悪い言い方をすると、相手が逃げられない状況でそのようなことをしていくと、人身売買みたいな結果になります。会社は、給与や雇用契約で従業員を買い上げるとすれば、それは恐らく契約という両者の合意の範囲内でしょうが、そこの従業員から突然

”言い値(はした金)”で一方的に買い上げられるとは嘆かわしいというような印象も、無きにしも非ずです。モチベーション下落という結果になったとしても、それも一理かもしれません。

 

 

 

一方で、男性の中に、稀に贈り物をくれる人がありますが、多くの場合、お土産品やお餞別などです。

 

 

 

私の美学によると、贈り物というのは、相手に心理的な負荷を掛けることなく、本当に相手に味わってほしいものを贈るというのが、良いというものです。500円を超える品物などは、私は、すみませんが、ほとんど贈っていないかもしれません。親しい人でも100円級の物をもらっていたり・・・です( ←ただの ケチ?汗 )。

 

 

 

そして、産休クッキーというのが、この特に手を掛けますという構図に乗っていて、それが少々、気になります。何しろ、これから貰いますという、宣戦布告的な、事前通告にあたり、これは、どうせやるなら、事後のほうがベターではないかなあとも、思います。贈り主が、優しい気持ちの欠片も持たずにやったとは言いません。でも、そのような弊害を纏いやすいこともあります。

 

 

 

ですが以前にも、記事に書きましたように、無給の産休・育休により、少なくとも1人分の賃金が浮いている現状、組織の側も必要なことがあると思うのです。浮いた賃金以外に、助成金や何かも入ってきて居たりするのではないでしょうか。そうして負担が浮いた分を、職場の管理上、適正に現場に反映して手当していない会社は、考え直すべきだということになります。かわいそうな会社ちゃんが、それらの収益をまるっと丸儲けで済ませますか?

もし、それだと漁夫の利ってやつでしょうか(どんだけ悪人でしょう)?

 

 

 

お隣韓国で、いつまでも、慰安婦問題をこじらせている背景には、和解金を漁夫の利で喰ってしまった者が、韓国内にあったのではないかと指摘する霊能者もありました。

 

 

 

社会の、後継者育成という事業を、無事に進めるために、会社もフォローするというのは、とても良いことであるし、無理のない範囲で、前向きに検討して欲しいとは、思っています。

 

 

 

しかしながら、仕事上でいただいた親切は仕事で返す。それだけ自分が人を養えるほど大きく成長して、お礼とするのが、最もそぐわしいと思います。

 

 

 

会社も、助成金や欠勤による給与の返上を受けたら労働力(欠員補充)として還元すべきというのが第一義ではないでしょうか?