【家を買うのか建てるのか?3】
家を買うのか建てるのか?
どちらの方法で家を手に入れるのかは、まずあなたが考えて決めなければなりません。
大多数の方にとって家づくりというのは一生に一度の大事業であり、
逆に言えば皆々が初めての経験です。
一度経験した方もみんな他の方法を知りません。
家づくりを相談した相手も自分の家を建てた時のやり方しか知りません。
なので、相談相手のみなさんは、
相談されても自分の家でやったやり方のことしか知りませんし、
自分の家ややり方が良くなかったなんて思いたくありませんからそのやり方を絶対に悪くは言いません。
何事も何度か経験してみるとその違いがよくわかるのですが・・。
家は3回建てないと理想の家にならない。
などとよく言われるゆえんです。
一回しか経験していないことを自分のやり方はよくなかった、
なんてわかる人がいるわけがありません。
自分で経験するしかないんです。
だけどそんな経験、
実際はよっぽどの大金持ちの人にしか出来ません。
だからこその信頼関係です。
でも難しいんですよね、
その人が本当にその家づくりに相応しい人なのか悪いことしない人なのかなんて知るのはね・・
まあ、やたら口の立つ人や、やたらに親切すぎる人はまずやめといたほうがよいかも?
くらいでしょうか。
詐欺師や詐欺ではなくても相手をだまそうとする人の典型ですから。
・・・・・
いや、そうすると大抵の営業マンは詐欺師っちゅうことか?
そんなことはない・・
難しいんですね~。
家を買うのか?
家を建てるのか?
それはまったく違う方法なんだということ。
そして、どちらの方法にも長所も短所もありますから、
よくよくそこを検討して決めてください。
買うのか建てるのか。

実は、
私達のような毎日建築の設計の仕事をして建築家なんて名乗って働いている人間からすると、
新築の建物を買う、
なんて行為は本来考えられないことです。
だって、
全部違う土地に全部違う人が全部違う目的で建てるのですから。
だったら車みたいに同じ建物を全部工場で作ってきてそこに置いとけばいいじゃない?
それが出来ないから建築というものは成り立っていて必要である、
と思っています。
敷地も使う人も使い方も何もかも本来建築は全部違うのです。
そもそも敷地という物はここと同じなんて敷地は絶対にありません。
形も向きも大きさも高低差も気候も環境も周辺も全部違います。
なので建築は全てが一品物です。
住宅以外の建物は。

住宅だけが敷地を真っ平らに造成して同じ向きに同じ形にして、
同じ家を建てられるように宅地開発をして住宅地を販売しています。
そして、そういった日本の住宅地の土地は全てどこかの売り建て屋さんかメーカーさんが買い占めていますから、
普通の人が買って好きなように注文住宅を建てられる住宅地など今やどこにもありません。
その土地を買うとそのメーカーの家しか建てられない、
ということです。
あっても何億もする高級住宅地だけです。
昨今はそれすらどんどんなくなってきました。
高級住宅メーカーが買い占めてしまいます。
それもこれも、
家という建物だけ。
いやはや、
やりにくい世の中になってきました。
我々としては。
そんな家を建てたいと思う方がいても、
建てられる土地がないんです。
Atelier繁建築設計事務所HP
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