【確認申請って何だ?10】
確認申請がおりると、
工事を始めることが出来ます。
工務店さんに連絡して工事を開始します。
そして、
その工事で建て方が終わって屋根を伏せ終わると受けなければならないのが、
中間検査です。
この中間検査は、
木造などの住宅の場合、
受けなければいけないのは2階建以上または50㎡以上の場合に、
受けなければなりません。
つまり、
平屋なら不要です。
なんでか?
知りません・・
さらに、
工事が全て終わると、
完了検査を受けなければなりません。
この完了検査は、
どんな建物でも確認済み証を取得して工事した建物については全て受けなければなりません。
まあ、
確認済み証を取得していなければいらないっちゅうことになりますが、
この国の中では確認済み証を取得せずに工事することは出来ませんから、
どんな建物でも必ず建てたら完了検査を受けなければなりません。
この、
中間検査と完了検査については以前に詳しく書いていますので、
こちらもご参考にしてください。
中間検査というのは、
建物の構造体が見える段階での検査で、
木造なら柱や梁や筋交いや構造用合板などの構造材とそれを取り付けるための金物など、
鉄筋コンクリートならコンクリートを打設する前の鉄筋など、
完成すると隠れて見えなくなってしまう部分を検査します。
完了検査というのは、
建物が完成したときに、
確認申請した間取りや開口部や設備などが、
申請通りに出来ているかどうかを確認するための検査です。
この検査は、
どちらも検査官と呼ばれる人が現場にやって来て、
実際に出来た建物を目で見て測って動かして検査します。

この検査官も人間です。
機嫌の悪い人もいれば体調の優れない人もいる、
やたらいい加減な人もいれば理不尽極まりない人もいます。
どんな奴がやってくるか、
けっこう来るまでドキドキです。
検査始まると、
なんかやたらにメジャーでそこら中を測ってばかりいる検査官、
現場監督と私はコソコソ話します。
あいつ何測ってんだ?
あんなとこ測って何の意味があるんだ?
測るべき所(つまり法律上規制のある部分)がわかんないからどこもかしこも測ってんじゃないですか?
とか、
雨降りの日、
時間に遅れてようやくやって来た検査官、
いや~
雨で前の検査が長引いちゃってごめんなさいね、
はい、
出来ましたね、
じゃOK!
で、
車から降りもせず建物の中も見ずに帰っちゃた!
・・・
ま、
こっちは助かるけど。
とか、
とある大型マンションの完了検査、
じゃ~測らせてもらいますね、
で、
15階建の屋根の上に上がると、
そこから地面まで巻き尺伸ばして命がけで高さとか測りだした。
そんなんで正確に測れるわけないでしょ?
何十メートルあると思ってんのよ?
途中階の廊下にもう一人いて各階毎に階の高さを、
何メートル何十cmで~すって!
全部足しても全体と合わないとかなんとかで大騒ぎ!
勝手に足し算間違ってんじゃんよ。
いやはや、
それ測ってどうだっちゅうねん?
超高層なんかでもそうやって測るんかい?
おかげで検査に丸一日かかった。
うれしかったことも、
とある住宅の完了検査、
検査官がやって来て検査が始まります。
でも、
何も言わない、
何もしない、
ず~っと黙って家の中を見て歩きます。
いや、
なんか気に入らんのか?
なんか気まずいぞ。
やばくないか?
そして、
戻ってきた検査官。
はい、
では終了です。
いや~良い家ですね~
たまにこういう良い家の検査があると楽しいですね、
役得ですよね~
って。
あれは嬉しかった。
そんなこんなで、
この検査に合格するともらえるのが、
中間検査済み証と完了検査済み証で、
この完了検査済み証のことを、
通称で検済みと言います。
この検済みを取得すると、
我々の確認申請に関する申請代行業務は全て終了、
です。
もちろん、
建物完成後には、
確認申請の完了検査の前に、
他の申請での許認可を受けている場合は、
その検査も受けなくてはなりません。
その検査に合格して初めて完了検査は受けられる、
または、
その合格証を添付しないと検査済み証はもらえません。
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