いや~
毎日毎日よく降りますね雨。
皆さんの地方はどうですか?
ここ中部地方では毎日毎日本当に雨雨雨です。
ちょっと晴れても1日2日ですぐまた何日も雨です。
もう、
ず~っと雨です。
桜も当初の予想では暖冬の今年は早い!
なんて言ってましたがいまだどこにも一輪も見かけません。
平年並みどころか平年より遅い予想になってきました。
今、
終わりかけや終わりの近い現場が1つ2つ、
つまり、
建物の外部や外構の工事をしている現場が1つ2つあります。
で、
この梅雨より長~いんじゃない?
ちゅう雨です。
いやはや、
まいった。
外部や外構の工事で雨続きは本当に困ってしまう。
工事が出来ない・・
どこの現場も工事はベタ遅れです。
梅雨などの時期の場合は工務店さんなんかもある程度雨を予測して工程を組みますし、
真冬の雪などもある程度は予測して工程は組まれます。
でも、
なんでこんな時期にこうも毎日毎日雨雨雨?
今月なんて半分以上雨じゃない?
雨が降ってたって工事カッパ着てやれよ仕事だろう!
なんて言う方も多々いらっしゃいます。
もちろんやれる工事は当然雨でもやるのです。
職人さん達は危ないししんどいでしょうが注意しながら無理しながら工事は行われます。
でも、
物理的にどうしても出来ない工事があるんです。
まず、
外部の塗装関係。
ペンキ塗ったり、
吹き付けなんかを吹いたりする工事。
濡れると塗料に水が混じってしまいおじゃんになってしまいます。
塗る前も後も乾くまでは雨は厳禁です。
接着剤なんかを使う工事。
タイルを貼ったり、
看板とか表札とか設備機器とかなんかを貼る際に雨だと水分で剥がれ落ちます。
これも乾くまで雨は厳禁です。
防水工事。
まあ、
これは当然ですが。
コンクリートを打つ工事。
外部の床にコンクリートを打つ際などは適度の雨はむしろよいことなのですが、
こうも多量の雨だともう無理で、
中に水による空隙が出来てしまったり、
べちゃべちゃなベチャコンになってしまって強度が得られなかったりしてしまいます。
フェンスだとか手摺りだとか門扉だとかそんな備品関係なんかも外部ではセメントで固定しますからやはりコンクリートと同じことになります。
アスファルト舗装。
もう絶対無理、
だって火で熱して舗装するんですから。
そもそも、
土の上に何かする際には地面が雨でグチャグチャになってしまっているとそのまま蓋をしてしまうことになってしまいます。
建物本体の外装なんかの場合は、
遅れに遅れてどうにもならなくなってくると建物全体にシートなんかをかけて雨が入らないようにして無理やり工事したりもしますが、
外構はそんなことは出来ません。
つまり、
外部は、特に外構は雨が続くとな~んにも出来なくなってしまうんです。
もう、
外構屋さんなんてちょっとでも雨パラつくかな~なんてなると、
朝から現場に来ませんもんね。
彼らは雨の日って毎日何やってんでしょうね?
何日も雨の日休んでんだから休日とか晴れてたら来て仕事しろよ~
とか本当に思ってしまいます・・
勝手な話ですがね。
だって私は実際に現場で雨の中作業するわけじゃありませんから。
屋根のあるところで傘さして
「早くしろ~」
って騒いでいるだけなんで。
申し訳ない限りです。
でもね、
工事遅れると当然完成が遅れますから、
お客さんから文句言われて謝りまくるのは私達なんですよ。
あなた達は出来ません!
で済むかも知れませんが、
私達や工務店さんはそんなわけにはいきません。
工期を守って引き渡し日を守るためにもう必死です。
は~
グチグチ・・
どうにかしてよこの雨。
まあ、
今年は夏の水不足は流石にないだろうっちゅうのが唯一の救いでしょうか?
ただ、
またこの後の梅雨とか全然雨が降らなくて節水です、
なんてなるのかもしれませんが。
オープンの日やお引っ越しの日ってのばせないもんですかね?
そういえば、
住宅メーカーなんかでは建物完成してから1ヶ月は引き渡しできない、
なんてところがあるそうですが、
あれはこういう時のための作戦なんでしょうかね。
天気予報では明日は晴れるそうです。
が、
明後日からまた連日の雨、
だそうです。
Atelier繁建築設計事務所HP
よもやま建築日記~家づくりの現場から~
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