昨年来、
コロナ禍のおかげで事務所には、
とんと人がやって来ません。
来るのはせいぜい宅配便の人くらいのもんです。



その宅配便のお兄さん達も、
ドアの前に置いといて良いですか~?と、
置いていったりします。
何しろもう印鑑はいりませんから。

 

 



営業さんなんかもほとんど来ません。
全部電話ですませます。
下手するとリモートでなんて言ってきます。

電話かかってきて、
何月何日の何時から直接ご説明したいのでZOOMでつなげていただけませんか?
なんて。

 

 

 


こっちが頼んだんならとにかく、飛び込み営業をリモートでしますってあんた、
何でそんなことせなあかんねん。
と、
丁重にお断りします。



なんか、
世の中変わった・・
本当に。



でも、
寂しいよね・・
やっぱり。

人が来ない・・
基本寂しがりなんです私。

ま、
こっちも行かないんですけどね。



そんなコロナ禍もようやく少し落ち着いて、世の中が少しづつ動き出しているようです。

街中を車で走っていると毎日毎日一日ごとに車が増えてきています。
渋滞なんかにも出会うようになってきました。

 

 

 


事務所にも少しづつ人がやってくるようになってきました。



やっぱり、
会って話さないと!
絶対にそう思うのです。

やっと少しだけ日常が戻りつつあるようです。



でも、
やっぱり第6派は絶対に来ると思いますので、
気だけは抜かないように、
マスクと消毒と換気はしっかりとしなければ、
安心してみんなが来れるように。

オミクロン株とか何だかわからんのも出てきましたしね。




そんなコロナ禍で、
だ~れも来なくなった事務所なのですが。

ここの所ちょっといろいろあったので、
メーカーさんのカタログなどをいくつか頼んだりしたのです。
基本、
今は営業さんが来ないので頼むのはネット経由です。

御社製品の総合カタログと何それのカタログを一部送付お願いします!
とネットでお願いすると送ってきます。



あ、
一般の人は無理ですよ。
一般の方は簡略な一般用のカタログしかもらえません。
欲しい人全員にとりとめもなく渡してたらとんでもない量になってメーカーさんそれでつぶれちゃいますからね。

設計事務所や工務店や業者職人さんなどの直接取引のある人だけです。
皆さんはちゃんとしたカタログが欲しい時はショールームなどに行くか雑誌なんかの資料請求なんかでもらってくださいね。



ところで、
ある日、そんなカタログ送ってちょーだいとお願いしたとある建材メーカーさんが、

今からカタログ持参したいのですが良いですか?
と電話してきたのです。

ようやく営業に出ようということに会社がなったのでしょう。

まあ、
ネットや電話だけでは営業になりませんもんね。
電話でどんだけ説明されたってこっちは何のことやらさっぱりわかりませんもん。

 

 




やっぱり会って説明しないと、
ということなのでしょう。

でもまだコロナ禍ですから、
行くと言うと嫌がる人もいるでしょうから行っても良いか?
と聞いてきたわけです。
女の人です。



で、
うちは良いよ、どうぞどうぞ!
と言ったわけです。
事務所の感染対策はしてますので。

で、所員に営業さんが来たら聞いといて・・
と言っといたのです。



しばらくして、
彼女はやってきました。

すると、
所員がやって来て言うのです。

所長さんに御挨拶したいって言ってますけど、

そして、

ニヤニヤしながら、
先生が聞いといた方が良いんじゃないですか?
と。
ちなみにその所員も彼女です。



なんで?



で、
見ると・・



美人だ!
綺麗だ!
モデルさんみたいだ!
 

 



美人が事務所にやって来た。



こんなに綺麗な人がこんな汚いこの事務所に来たのは何年ぶりだ!



で、
お話しは鼻の下伸ばした私が聞くことになったのです。



まあ、
向こうさんにしてみれば、所長を引っ張り出したのですから大成功なのかもしれません。

美人なのと建材商品とは何の関係もないのですが、
まあ何をどうするわけでもないのですが、
私も健全な男なので、
お許しください。

実際、
そこの建材を使おうかと考えてカタログを頼んでいるのでお話しを詳しく聞きます。



が、
ひとつだけ残念なことが・・

マスクです。

マスクでお顔が半分見えない。
 

 



う~む。



そこで、
所員の彼女にちらちらっと目配せを、
お茶出してお茶、
と合図。
 

 



お茶飲む時にマスク外すだろう。
と浅はかな私。

が所員の彼女は完全無視!
気が付かない?

そんなことを知ってか知らずか営業の彼女は帰っていきました
建材自体は思っていたとおりの物だったのでたぶんこんどの建物に使うことになるでしょう。



実際の話し、
マスク外した方が良かったのか、
外さなくて良かったのか、
それはわかりませんが、

あ、失礼なことをすいません。



彼女が帰った後、
何でお茶出さないの?
と聞くと・・

だっていつも営業さんはお客さんじゃないからお茶は出さなくていいって言ってたじゃないですか、
と・・

それはコロナ禍だったから・・



これは所員の彼女の復讐に違いありません。

 

 


 

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