先日、脳ドックに行ってきました。
もう年齢も年齢ですし、何しろ私の父が何度も脳梗塞を繰り返して障害になったりしてきたものですから。
以前からそろそろ行きたいとは思っていたのですが、
何しろこのコロナで病気でもないのに病院に行くのは・・
ということで、
行けずにいたのです。
それで、またまたコロナストレスなのかここのところちょっと不調だったりしたもので、
行ってきました。
そんで、
まあ結果としては頭には何の問題もなくてよかったわけです。
ところで、脳の検査と言えば皆さんご存じのあのMRIです。
昨今はCTとMRIというのは本当に一般的になってきましたね。
昔、父が倒れた当初などは検査のために血管造影なんかをして大変な思いをしていたのに比べると本当に検査が楽になりました。
けどね、
実は私、
このMRI検査が・・
超!!!苦手なのです。
別に閉所恐怖症とか・・
そんなことはないのです。
そういうことではない。
でも超苦手!
なんです。
脳ドックをうけよう!
というい思いはたくさんたくさんあるのですが・・
いざ行こうかとなると・・
あ~MRIだ・・
と思うとへなへなと。
そんなんでなかなか行く気になれなかった?
という所もあるのかもしれません。
で、
何で苦手なのかというと・・
過去にも何度か検査とかでMRI検査を受けたことがあるのですが、
遠い昔の若かりし頃、
初めてMRI検査を受けた時のことにさかのぼります。
何でMRI検査を受けることになったのかはよく覚えていないのですが?
CTは一度やったことがあったので、
まあ同じようなもんだろうと。
当時はまだ今のようなオープン型とかカバーなし型とか短時間でとか、
そんな最新のMRIはありませんでした。
出来たばっかの最新検査機械!
で、
ご存じの狭い、暗い、長い、クソうるさい!
の上に鉄仮面に目だけ穴が空いたような顔面カバー!
だったんです。
で、
私はそんなMRI検査がどんなものなのかまったく知らなかった。
廻りにもまだMRI検査したことのある人なんてのは皆無だった。
お医者さんも狭くてちょっとうるさいけど平気?
くらいの軽い感じで・・
きっとあのお医者さんも自分ではやったことがなかったんだと思いますね。
で、着替えて金属外して時間に検査室の前で待っていたのです。
が、
検査の時間になっても前の検査の人がいつまでたっても検査室から出てこないのです。
相当な時間、
待って待ってやっと扉が開くと・・
お婆さんが這いながら出てきたのです!
殺す気か~!
などと叫びながら。
誓って本当です。
この話するとみんなまた大げさに、
とか、
眉唾だな~などと言われますが、
本当なんです。
私は絶句!
で、
恐怖!
MRIって何だ?
いったいこれから何されるんだ?
立ち尽くしていると検査技師さんが、
何の説明もなく急げ急げと。
入って入って、
耳栓してください、
ここに寝て、
とあっという間に私は台の上に縛り付けられて・・
まな板の上の鯉。
ちょっと待て!
こころ、
こころの準備が!
今見たものを頭で理解する時間が!
説明しろ説明!
まあ、今にして思えば、
技師さんにしてみたら前のおばあさんが何度もやり直ししたので相当時間が遅れていたのでしょう。
次が若い小僧だったのでこいつは平気だろうと思ったのでしょう。
で、
ガシャーンと例の鉄仮面をはめられたわけです。
え~!
なんだこれ聞いてないぞ!
で、ガーッと狭い暗い中に。
うわ~見えないぞ!
身動きまったく出来ないぞ!
で、
ピーーーー!
ギャーーーン!
ボッボッボ!
ドワーン!
と大音響。
人生で生まれて初めて自分がパニック起こすということを経験したわけです。
あとはもう必死!
自分で自分を落ち着かせようと頭の中で、
羊が一匹羊が二匹・・
よくもまあ止めずに最後まで出来たもんだと自分で自分を褒めてやりたいくらい。
検査終わって、
ヘロヘロになって出てたのです。
前のおばあさんもたぶん同じような状態だったのでしょうか。
以降、
何度かMRI検査を受けることがあったのですが、
もうわかっているのと機械もどんどん進化しているので、
そんなことはありません。
が、
それでも私はMRI検査が超苦手なんです。
出来れば・・
やりたくない・・
Atelier繁建築設計事務所HP
http://ateliershigeru.com
よもやま建築日記~家づくりの現場から~
http://ameblo.jp/ateliershigeru/