【住宅各論:外壁6 タイル】



タイル
憧れますよね、
タイル貼りの家。

高級感ありますしね。
耐久性抜群ですしね。
格好いいですよね。

 


 


そんなタイルというのは何なのか?
ご存じでしょうか?

タイルとは一般的には、
建築材料の一つで壁や床の保護及び装飾のために貼られる陶磁器材料
のことです。

そう、タイルというのはお茶碗や花瓶などと同じ陶磁器の焼き物です。

 

もちろんコルクタイルとかガラスタイルとかカーペットタイルとか・・
モザイク状に加工して貼る建材を総じてタイルとも言うのですが、
一般的には陶磁器の物のことをタイルと言います

大きくは、
壁に貼るための物と、
床に貼るための物とにわけられますが、
その中でも
屋内に貼るための物と、
屋外に貼るための物とがあります。

これを間違えますと吸水率が違いますのでタイルは冬期などに割れてしまいます。

ここでは屋外の外壁用のタイルのことをお話しします。
 

 



タイル
その長所は、

何と言っても耐久性・耐候性が高いこと。
汚れにくいだけでなく防火性なんかも抜群です。
サイディングや塗り壁なんか目じゃありません一度貼ったらもうメンテナンスフリーに近いのです。

そして様々な柄や色に焼いて作ることが出来るので様々なデザインや色彩の物があり意匠性は抜群です。



が、もちろん短所もあるのです。

何と言っても重い、何しろ焼き物ですから。
タイル自体は半永久的にもつのですが、何しろ重いので長年たつとその接着が駄目になったり間に水が入ってそれが凍ったりして落下の危険性があります。

それから焼き物の性質上あまり大きな物は出来なくて1つ1つが小さいので、貼るのに非常に手間がかかります

手間がかかると言うことは、
出来映えが貼る人の腕に寄るところが大きいということにもなります。



そんな皆さん憧れのタイル
材質としてはその焼成方法と吸水率によって、

磁器質タイル、
陶器質タイル、
せっき質タイル、
レンガタイル、

などにわかれます。

これは陶磁器とまったく同じでその元の土や焼き方の違いで、
磁器質は小さなタイルや薄いタイル、
陶器質は意匠性が高いのですが吸水性が高いため屋内用に多いタイルでセラミックタイルなどもこの一種です。、
せっき質は厚くて重厚な意匠性の高いタイル、
などの特徴を持っています。



磁器質のタイルでは、

 

50二丁掛けタイル(50角タイル):
45二丁とか45角などとも言います。
少々小ぶりな100mm×50mmや50mm×50mmのタイルで厚さが薄いので高いところなどにも貼ることが出来ます。
ビルに多く昨今はその施工性の良さから住宅でも多用されるタイルです。
ただタイル自体が薄いので目地が薄くなり意匠性にはやや劣ります。

 

 

 


モザイクタイル:
小さな細かいタイルで、
大小様々なサイズがあります。
デザイン性には優れますが細かいので貼るのは大変!
です。

 

 


せっ器質では、

小口タイル:
レンガのサイズに合わせ108mm×60mmのタイルで厚みのある目地がくっきり出る意匠性の高いタイルです。
昔はこのタイルが主流でしたがユニット化が進む今ではどんどん減ってきています。
職人さんが手で貼るため、その腕によって出来映えに差が出るタイルでもあります。

 

 


二丁掛けタイル:
小口タイルの倍の長さ227mm×60mmのタイル。
小口タイルを倍にしたタイルで大きな面に貼るのに適したタイルです。

 

 


ボーダータイル:
小口タイルなどを細く108mm×30mmや25mmなどにしたタイル。
細いラインが美しく出るこれも意匠性に優れたタイルです。

 

 


そしてレンガタイル

ようするにレンガ・煉瓦です。
レンガですから耐久性などは劣りますが独特の風合いを出します。

 




まあ、
大きくはそんな風に分けられるタイルなのですが、
今では様々な色柄があり、
様々な形や大きさのタイルがあります。

変わったタイルなんてのもいっくらでもあります。
選ぶのに困っちゃうくらいなんです。

 


 

 

 


は~
説明書いてたらまたまた疲れてきました。
お次は次回と言うことで。

 

 


 

 

 

 

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