石の文化。 | よもやま建築日記~家づくりの現場から~
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よもやま建築日記~家づくりの現場から~

愛知で家づくりをする建築士が日頃、思ったことや考えたことなどを徒然に、さらにはちょっとした家づくりのヒントや知識などを気の向くままに書いております。建築にはいろいろな考え方がありますが私達の考え方や取り組み方などをお伝えできればば幸いに思います。

石の文化。


ヨーロッパに建築探訪に行ったときの続き・・・。



出発の日、成田からの飛行機の出発が故障か何かで3時間も遅れました。
ゲートの中に入ってしまっていたので、なーんにもやることがない・・


後で聞くと、見送りに来ていた女房はデッキで3時間、なんで飛ばないの?、とボーっと待っていてくれたらしく、後日散々嫌みを言われましたが、私のせいじゃない・・・


やっと飛んで、さっきまで故障していた恐ろしい飛行機が無事アムステルダムに着いても、当然3時間遅れ・・。トランジットですぐに次のローマ行きに乗るのですが、当然2時間ほど我々を待っています。





しかし、オランダ人はでかい!




遠目で見ると、すっごくきれいなお姉さんも近くで見ると私より頭一つでかいんですよ。ちなみに私は身長174cmです。


にもかかわらず、なぜかオランダの飛行機会社のKLMなのに、座席の大きさは日本の飛行機と同じです。





狭っまそう!なんか可哀想!


そんなに小さくなって私達を待っててくれてありがとう!




そんなこんなでローマに到着したのは向こうの深夜、遅れたおかげで走ったり狭かったり飯食いっぱぐれたり・・もうボロボロで時差もくそもなく、あっという間に寝てしまいました。


朝起きて、昨日はなんのこともなく泊まったホテルの窓を開けると、


そこはローマだったんです。


                   ローマ1


                   ローマ2


まったくアジアやアメリカとは違う町や建物がそこにありました。





ローマには数日滞在したのですが、イタリアという国の町は古い建物をとても大事にしているのがよくわかります。新しい建物というのがあまり見あたりません。自分の物であっても勝手に古い建物をつぶすことは出来ないんだそうです。ですから外観は昔のままで、中身だけ綺麗なんてゆう建物ばかりです。


考えてみれば、ヨーロッパは石の文化、石の建物、ですから、木みたいに腐りませんし、燃えません。建物が無くなるためには、解体するか地震に遭うしかないんですね。地震さえなければ永遠に近い時間その場所に建ち続けているわけで、これは日本とは全く違う文化です。


ただ、石の建物というのは石を積んであるだけで、くっついてはいませんから地震には超弱い・・。日本で建物を造ったりしている私たちが見ると、なにか恐怖感のようなものを感じます。


ヨーロッパでは地震はそんなには多くはないのですが、日本ほどではありませんが地中海周辺は地震の多い所です。シチリア島地震やアルジェリア地震など、M5~6クラスで 死傷者が何千何万となるのはこんな所に理由があるのでしょう。



とにかくイタリアの建物の中にいる時に地震があったら、机の下に入るよりもまず外に飛び出すことにしました





それにしても町中が石まるけです。建物もみんな石ですが、道路までみんな石です。石畳というやつですが、まあ歩きにくいったらありゃしない。



それにしても石がたくさん産出され、身近な物だったことがよくわかります。




アトリエ繁建築設計事務所HP
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