アトリエから徒歩40秒の海岸の先に見えるみささぎ島
みささぎ島のはるか彼方には富士山が見えて
勝山海岸から見ると、春から4月下旬ごろに
夕日がかかりダイヤモンド富士が見られます。
人影まばらで静かな海岸なのですが 写真好きな人達には
人気のエリアの一つなのではないのかな?と思います。

このみささぎ島には伝説があります。
紀元111年に景行天皇より東国平定の命を受けた
皇子日本武尊(やまとたけるのみこと)が船で相模の国から上総の国へと渡る途中、
突然海が荒れて船が沈没寸前となり
妃の弟橘姫(おとたちばなひめ)は「海神の心をお鎮めしましょう」と言い残して
海に身を投げたそうです。
すると、それまでの嵐がうそのように止んで妃のなきがらは浜辺に近い
「みささぎ島」へ漂着した。「古事記」より
日本武尊が妃を偲んで詠んだ歌の
「君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影を見るぞ悲しき」
の「君さらず」のことばが「木更津」「君津」の地名になり、
「袖しが浦」が「袖ケ浦」という地名となったらしいです。
毎年8月16日には「みささぎ島」に松明が灯り「灯篭流し」が行われるのですが
この3年?くらいお天気の状況で開催されていませんが
来年こそは参加したいものです。
自分の命と引き換えになんて
海岸から見えるみささぎ島を見るたびに
おとたちばなひめのことをふと考えるのでした。
アトリエにお立ち寄りの際には
海岸をお散歩されるのも おすすめです♪