【始動】1年後も作家としていられる社団法人創造計画 | 札幌 現代つまみ細工 漣-Ren-公式ブログ

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皆様こんにちは。

 

現代つまみ細工 漣-Ren-の平野です。

 

今日はとても大切なお知らせです。

 

 

おかみさんと一緒に、今作家として活動している人が

 

1年後も作家としていられるための社団法人を作ります。

 

 

え、いきなり『社団法人創造計画』が出てきたけど何?

 

うさんくさ・・・!

 

 

そう思われた皆様、ごもっともです!

 

このご時勢、「うさんくさ!」と疑う気持ちはとても大切です!!

 

でも普段からハンドメイド商品を愛用している方や

 

推しの作家さんがいる方は特に、

 

いつもイベントに行けば会えるニコニコ笑顔の作家たちが、

 

ほんの1週間後にはいなくなっているかもしれない危機的状況を知ってください。

 

今日のブログは長いです。

 

長いですが作家を本業、または副業にしている同志の方や

 

ハンドメイドが好きで、推しの作家さんがいる皆様にはどうか読んでいただきたいです。

 

 

僕が開業してから早5年、ご購入下さるお客様に支えられてなんとかここまで続けて来れていますが

 

この5年で目の当たりにして来たのは、作家が自分自身をブラック企業化する現実です。

 

作家さんのSNS等で、「〇日徹夜しないと間に合わない」 

 

「今日も〇時間しか寝てない」というのを見たことがないですか?

 

ハンドメイド作家は、デザイン→資材調達→製造→イベント情報の収集、申込→営業、電話応対→接客販売→経理を

 

全て1人、もしくは2人で行っている人がほとんどです。

 

税理士さんや社労士さん、事務員さん等の助けを借りている人ももちろんいますが本当に少数で

 

通常の会社で単純に考えると実に7部所分を、1~2人でこなすわけです。

 

これだけしているのに販売単価が恐ろしく低い。

 

単価が低いとどうなるかを簡単に書きますと

 

頑張って作っても単価低い

→売っても資材にほぼ消える資材貧乏

→自分の人件費?何それおいしいの状態で常に未払い

→生活費が賄えない

→バイトする

→在庫作る時間ないから生活時間から捻出

→寝不足からの体調不良

→でも自分しかいないからイベント情報を検索して申込、無理してでも販売会場へ行く

→売れても単価低い

→最初へ戻る

 

・・・なんという不毛な悪循環でしょう。

 

ただ、悪循環でも循環している間は作家を続けている証なので、世の中にその作家さんの商品は出ます。

 

その作家さんが出てるイベントに行けば会えます。

 

でも、この悪循環に耐えられなくなる日が突然やってくるんです。

 

僕の周囲でもこの5年の間に、素敵な商品を作っていた人達が突然イベントに来なくなったりして

 

気がついたら辞めていた、ということが何度もありました。

 

でも、そういう作家さんたちは事前に「辞める」という空気が全くなく、

 

「ついこの間も一緒にイベントに出たのに・・・!?」と驚くばかりでした。

 

 

たとえ悩んでいても、「あの作家さんも忙しいだろうから・・・」と遠慮して相談が出来なかったり

 

「生活が苦しいなんてほかの作家さんに知られたくない」というプライドが邪魔をして人知れず泣いていたり

 

売れている誰かを見ては、「自分だってこんなに頑張っているのに何故」と思う自分に自己嫌悪したりして

 

誰にも「辛い」と言えないままブラック企業化してしまって

 

心身の健康バランスを崩してどうしようもなくなっているのに

 

イベント時にはたとえ売れなくても笑顔でそこに1日立っている、というのが続くと

 

ふとした時に『もう辞める』、という選択肢しか選べなくなってしまうんです。

 

 

ここまで何故言い切れるのか、不思議に思われたでしょう。

 

 

上に書いたのは、全部僕がやっていたことだからです。

 

でも、現代つまみ細工 漣-Ren-はまだ続いています。

 

何故だと思いますか?

 

 

そうです。僕にはおかみさんがいたんです。

 

 

彼女は獣医師でした。

 

小学校1年生のときから獣医師になることが夢で卒業文集にも書くほどで

 

中学で不登校を経験したにも関わらず、

 

たくさんの人達に支えられて「自分のやりたい事」に向き合うことでそれを克服し

 

高校では推薦を獲得して無事に大学へ進み、難しい国家試験を突破して、

 

長く荒い道のりの果てに、晴れて獣医師になった人です。

 

その過程で涙を何度ものみ込み、自殺まで考えていたという彼女がやっとなれた獣医師を

 

突然原因不明になくした声のせいで、辞めなくてはならなくなった時のおかみさんは

 

本当に、僕が1日中側で見張っていないと本当に死んでしまうんじゃないかと思うほどの鬱状態でした。

 

 

でも、彼女は獣医師を辞めてしばらくした後、僕に言いました。

 

自分の分のお金はやっぱり自分で稼ぎたい。

 

またいつ声が出なくなるかわからないなら、動物病院や普通の会社に勤めて迷惑をかける事はできない。

 

そうなると自営で何かをするしかないけど

 

私は獣医しか目指してこなかったから、出来ることと言ったら獣医師の時に使っていた道具を使うことだけ。

 

だからピンセットで作れるつまみ細工を生業にしようと思う。

 

これならきっと、私が今までに培った技術を応用すればできるから。

 

 

そう言う彼女と一緒に頑張りたくて2人で始めたつまみ細工のお店を、

 

僕が「もう辞める」、という選択しか出来なくなった時に

 

おかみさんはあっさりと、「じゃぁあなたは辞めればいい」と言ったんです。

 

「漣は、私がいる限り終わらないから」と。

 

そう言われて初めて、ショックだった自分に気付きました。

 

多分心のどこかで、止めてくれると思ってたんです。

 

僕はおかみさんを支えているつもりでいたのに、依存していたのは僕の方でした。

 

でもショックだったのと同時に、自分が思っていたことを誰かに全部話せた事で

 

自分の気持ちを整理して、1から経営を見直しました。

 

それが開業後3年目のことです。

 

 

個人事業主でいる作家は、自分自身が一企業の社長と同じような立場にいます。

 

資本主義社会の中にいる社長と同じ立場と言うことは

 

何もせずただ待っているだけでは商品は売れない

 

どこかからお金が降ってくるわけでもありません。

 

一人で意固地になって「これが自分のやり方だから」と頑張っていても、

 

よっ・・・ぽどの事がない限り売上は上がりませんし

 

投資もせずにおいしい話が舞い込むことなど皆無です。

 

じゃぁ、どうするか。

 

競合するのではなく、共闘できる仲間を作ればいいんです。

 

それができるのが僕達個人作家の特権だと思います。

 

 

僕の経験上、北海道の作家さんや主催者さんたちは、ジャンルを越えて驚くほど団結力が強いです。

 

その証拠がこの写真です。

 

 

素敵でしょう?^^

 

これはこれから社団法人を立ち上げるためのクラウドファンディングで

 

プロジェクトページの表紙になる大切な写真です。

 

写真の著作権は各作家さんに帰属していますので、無断転載や商用利用はもちろん禁止させていただきます。

 

ここにある写真たちは北海道の作家さんに、

 

「クラウドファンディングの大切なトップページ用に、あなたの推し作品の写真を1枚提供して欲しい」

 

おかみさんがツイッターで呼びかけ、急なお願いにも関わらず、ほんの1日半で集まりました。

 

これまでも共闘してくれていた作家さんたちはもちろん、

 

初めましての作家さんたちも本当に初動が早く、あっという間に50枚ほどが集まったんですが

 

それをうまくまとめて加工することができなくて、デザインを仕事にしている作家さんにヘルプ要請したところ

 

快く編集を手伝ってくれて完成しました。

 

北海道の作家さんや主催者さんたちは、「頑張っている」もしくは「これから努力しようとしている」作家さんを見抜く、

 

鋭い観察眼を持っていると僕は感じています。

 

そしてそういう作家さんたちに、「自分がした苦い経験や失敗をして泣いて欲しくないから」と、

 

その一心だけで「そこまで教えてくれるの!?」というような情報を下さる事もしばしばです。

 

でも、今はその仲間たちと集まる場所がありません。

 

 

「ないなら作ってしまえばいい」

 

 

おかみさんの思考回路はいつも単純明快です。

 

できないかも、とか、失敗したらどうしよう、とか、

 

物事を実行する上で僕が自分で作ってしまう壁を彼女は一切作りません。

 

「人生はいつもトライ&エラー」が口癖の彼女は、

 

いつでも「できる方法を考えてやってみて、ダメだったら軌道修正する」の一択です。

 

でもそれはおかみさん自身が、本気で死にたいと思うほどの経験と合わせて、

 

「挑戦すれば何かしら結果が出る」という経験を、今までにしてきたからだと僕は思います。

 

 

今作家として活動している作家さんたちが、

 

『1年後も作家として成功している未来を創る』

 

これが僕とおかみさんの作る社団法人の基本理念です。

 

でも、まず僕たちが創るのは社団法人という名の『箱』です。

 

入れ物がなければどんなに高尚な理念があっても遂行することはできません。

 

ハンドメイドの作品を愛用してくださっている皆様、

 

推しの作家さんがいる!というお客様、

 

そして漣を開業当初からこれまで、ご贔屓にして支えてくださっているお客様に、改めてお願いします。

 

諸々の審査とプロジェクトページの編集がスムーズに行けば5/29に公開されるクラウドファンディングページ

 

どうか僕達に投資と言う名の課金をしてください。

 

投資金額は3,000円~100,000円の幅までありますが、

 

どの額でも構いません。北海道の作家たちのためのパトロンになってください。

 

目標金額は60万の予定です。

 

社団法人は株式会社と違い、そこで出た利益を社員に分配してはいけないという厳しい規約がありますので

 

課金してくださるお金はすべて、作家さんたちの活動を物理的・精神的に支えるために使います。

 

ここから具体的に社団法人ができた後はどんなことをするのかを書くと

 

また長-----くなってしまうので後日にしますが、

 

プロジェクトページについての進捗はこちらのブログでも随時お知らせしていきますので

 

皆さんで作家の未来を一緒に創ってください。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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