太陽劇団テアトル・デュ・ソレイユでの今年度能楽スタージュが始まりました。ソレイユは1964年創設以来、ヨーロッパの新しい演劇の旗手として常に大きな注目を集めている「伝説の劇団」です。

 

劇団を率いるアリアーヌ・ムヌーシュキンはアジアの伝統芸能に強い関心を寄せ「西洋のドラマトゥルギーを東洋の演劇手法で表現する」作品を作り続けています。 フランス革命に材を採った「1789」やギリシャ劇、シェイクスピア、モリエール作品などは大きな演劇的事件として世界中に衝撃を与え、また演劇の枠を越えて絶大な支持を得ています。

 

昨年度より小笠原匡・弘晃親子で世界中から集まっている劇団員約40名に能楽指導を担当させて頂いております。

 

2019年度初となる今回は、本日より29日まで毎日8時間の濃厚な稽古を致します。

 

日本の伝統文化をより深くヨーロッパの方々に理解して頂く絶好の機会であり、親子共々にこの重責を果たすべく、心して取り組んでおります。

 

お役目に感謝致します。   彌榮‼︎