君を忘れない

国家資格を持つプロのフローリストが教えるお花の教室高田芽衣子です。

先日、大事な友が亡くなりました。

短大の専攻科時代、同じ部屋で、泣いて笑って、作品を作った仲間。

遠い昔…

私は臈纈染め、彼女は織でしたが、作品はなぜか編んでることが多かった(^^)

カセットテープを編んだり、繊維としての造形のイメージが強い。

自分で織ったストールを巻いて、シンプルな服装がより作品を引き立てていた。

事情は忘れたが、ひとつ歳上だった彼女が、入学当初はとっても落ち着いて見えたものだった。

いっつも何かを作っていて、彼女の手はまるで、魔法使いの手。

専攻科を卒業した後もずっと、何かしら作品を作りつづけていたみたい。

偉いなぁ！

私は卒業後、働きながらグループ展に一度出したきりで、染めからは離れてしまった。

？年ぶりの同窓会で再集合した、元専攻科生。

それからは、彼女は私のレッスンに来てくれたこともありました。

私も彼女のイベントに行ったり、ストール、イヤリング、ネックレスなどを購入♡

今年の母の日は、お母様へのプレゼントも購入してくれました。

お母様、ゼラニウムをとっても喜んでくださったとお礼のメールをもらって^ ^

そんなやりとりが続くはずだった。

病気と闘いながら、頑張って、頑張って。

体調の良い時に作品を作り続けて。

お客様との交流が楽しかったんじゃないのかな。

作品を作り続ける芸術家にとって、一番恐るのは、忘れられること。

この世に生きた行跡を残したい…。

そんな願いを込めたブログ名『備忘録』。

今年も彼女の作ってくれたストールを巻こうかな。君を忘れないために。

p-chip（ピーチップ）のサクサッカーさら

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